※第一部終了後、第二部、第三部と順に再放送をしていきます。受講中の皆様には、次のステップをお知らせします。
☞ノエルティル心理占星術についてよくわかる記事
>コンセプトは専用サイトで。
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
毎月第四月曜に開催している[職業プロファイリング研究会]、略して【職プロ】
長きにわたって大谷翔平さんの通訳として活躍されてきた
水原一平さんのドジャース解雇は多くの人に衝撃を与えています。
とは言え、水原さんの大谷さんへのサポートは
大谷さんの活躍の大きな支えとなってきたことは間違いありませんね。
何とか関係者の皆さんがベストの結末にたどり着いて欲しいですね。
水原さんの仕事は、一般的な通訳の仕事の範疇を超えているように思えますが
テレビやメディアで目にする彼の仕事ぶりから、通訳に必要な資質は伝わってきました。
通訳にとって語学力は大前提となりますが、それにプラスして
細やかなコミュニケーション能力(ニュアンスが伝わる言葉づかい)や
他者を助ける気持ちが強い方が向いていそうです。
それらの資質をベースに
どんな分野で通訳を行うのかによって適性は変わってくるでしょう。
かかわる分野への関心が薄ければ、適切な通訳は難しいでしょうから。
例えば、水原一平さんは、スポーツへの関心が高かったからこそ
メジャーリーガーの通訳に向いていたのでしょう。
水原さんは、その存在を広く知られ脚光を浴びた通訳でしたが
一般的に通訳の仕事は、裏方の仕事であり、縁の下の力持ち的な位置づけにあります。
そんな通訳の適性はホロスコープにどのようにあらわれているのでしょうか?
個別のケースを見ながら、通訳という仕事とホロスコープとの関係
彼らが通訳の仕事を選んだ動機、について理解を深めていきましょう!
★初参加の方はレポートの必要はありませんが、チャートの予習(7チャート)は必要なので、お早めにお申込みくださいね。
2024年4月のテーマは『通訳』4月は第5月曜(4月29日)開催
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2024/3/27 感想追記
こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
毎月第四月曜に開催している[職業プロファイリング研究会]、略して【職プロ】。
現在のNHKの朝ドラ[ブギウギ]は 歌手の笠置シヅ子さんがモデルのドラマです。
このドラマで気になるのは、ヒロイン、スズ子の大ヒット曲をことごとく作曲している作曲家、羽鳥善一さんです。
羽鳥善一のモデルは[服部良一]さんだそうです。
草?剛さんがとっても魅力的に演じておられますよね。
ドラマからは作曲家の仕事ぶりやメンタリティ、歌手や依頼者との関係性が、よく伝わってきて勉強になります。
ただし、作曲家にも色々なタイプがいらっしゃいます。
1)シンガーソングライターやバンドの一員として、自らが歌い演奏するための曲をつくる人。
このタイプは作曲家というよりミュージシャンと呼んだ方がいいかもしれません。
2)依頼を受けて曲をつくり提供する[作曲家]。今回はこのタイプの作曲家をとりあげます。
また作曲家にも、クラシック、映画音楽、CM音楽、ゲーム音楽など、様々な専門分野があります。
今回は、服部良一さんと同様[ポップミュージックの作曲家]に絞り込みます。
楽曲が大ヒットすれば作曲家も有名になりますが、ご自身が前面に出てくるケースは少ないかもしれません。
ステージに上がり、スポットライトを浴びるのは[歌手]。作曲家は裏方的な位置づけです。
このあたりのニュアンスがホロスコープにどう出ているでしょうか?
メディアに露出しておられる作曲家から、姿を公衆にさらさない作曲家まで。
ホロスコープから多くを学びとっていきましょう。
★初参加の方はレポートの必要はありませんが、チャートの予習(7チャート)は必要なので、お早めにお申込みくださいね。
メンバーは音楽好きばかりなので、このテーマはいつも以上に楽しみました。
ポップとはどういうことか?
卓越のポイントはどこにあるのか?
ミュージシャンと職業作曲家のニュアンスの違い。
才能を開花させ、長く活躍していく音楽家に必要な資質など。
ディスカッションをしながら[ポップミュージックの作曲家]への理解を深めていきました。
音楽が好きな人は沢山います。
けれども、音楽の分野で頭角をあらわし、長く活躍できる人は、ほんの一握り。
それで食べていくのは非常に難しい分野なのです。
さらには時代を超えて残っていく作品を作りえた人はもっと少ない。
人々に愛され、何十年経ってもスタンダードとして歌い継がれる歌は
ポップミュージックの枠組みを超えた芸術作品と言えるかもしれません。
そのような楽曲をつくりえた人々のチャートを私たちは見てきました。
彼らは、あらたな分野をつくりあげたパイオニアでもありました。
興味深かったチャートを2例、シェアいたします。
バート・バカラック(1928年生まれ)と、ジョルジオ・モロダー(1940年生まれ)です。
この二人は、共通点が非常に多いのです。
アセンダントが水瓶座で魚座がインターセプトになっていること。
MCが射手座で、そのルーラー木星が2ハウスに入り、いずれも牡羊座26度(数え)であること。
牡羊座26度のサビアン「持ちきれないほどの贈り物を所有する男」
彼らの生来の才能を暗示しているかもしれません。
12歳差なので、木星が一周まわって、戻ってきているのです。
また、いずれも太陽が牡牛座であること。
バカラックは太陽が牡牛座22度、モロダーは天王星が牡牛座22度であること。
いずれも2ハウスにステリウムがあり、海王星が7ハウスにあること、などが共通点。
実に興味深かった...。
バート・バカラックが好きな人は、ジョルジオ・モロダーも聞いてみてください!
逆も同じくです。気に入る方が多いのではないでしょうか!
私も、いずれの作曲家も大好きで
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ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム
新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラムの 第一部「出生図の分析」では
自分自身の基本的な欲求(ニーズ)や反応パターン、両親との関係など、自分自身の心のありようを見つめてきました。
そして、そんな自分が、社会に飛び出して社会と向き合い【サバイバル】していこうとするとき、誰しも体験するであろうことは…
「人間関係」の悩み「適性・職業・キャリア」の迷い。
ストレスが蓄積して生まれてくる「健康面」の問題
いずれも「自分らしさ」を表現していこうとするがゆえに必ず起こってくる「葛藤」「課題」ですよね。だからこそ、お客様からのご相談の内容は、ほぼ、これらのテーマに集約されていきます。これらのご相談に対応できるよう備えておかなくてはなりません。
もちろん、それらの悩みの根源をつきつめていけば、第一部「出生図の分析」で学ぶことに行き着くのですが、それだけでは抽象的なんですね。つまり、第一部の学び、第三部の学びの両輪によって、深い分析やコンサルテーションが可能になっていくのです。
そして、その両輪を、第二部で学んだ過去・現在・未来の「時期読み」ツールをつかって繋ぐ。
過去の出来事の中に今のテーマとのつながりを「実感」していただき、具体的な未来の計画の話し合いへとつなげていけます。
『第三部』の学びは、まず、自分自身が自己実現していくために役立てていただいています。まずは、自分の健康(病気の予防)・仕事(適職を見極める)・人間関係の改善からですね。
そして『第四部』でカウンセリング技術を学んでから、他者のコンサルテーションへと進んでいく。ティル式では、第一部から第三部までの学びを統合して他者のカウンセリングを行う技術が学べるのが特徴です。『健康』『仕事』『人間関係』にかかわるコンサルテーションの現場では、チャートの分析技術だけでは、クライアントとの対話が成り立ちにくいです。人生経験を積み重ね、世の中の現実を知ることの大切さ、対話の技術を磨くことの大切さを、学び進めれば進めるほど実感するようになります。
第三部で学ぶ「レクティファイ」も、まずは自分自身の生まれ時間の正確度の検証からスタートされる方が多いです。
「第二部」で学んだ時期読みの習熟度や、象徴理解の深みが問われるのが「レクチフィケーション」です。すべてが第一部・第二部の学びを基盤として展開されていくのですね。
新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラム
『第三部:レクティファイ・健康・人間関係・適職』【3/29~】の申込はこちら(スクールサイト)↓
第二部が難しかったので、第三部に学び進めるのは不安、という方は、第0部の位置づけにある『新里ひろきのホロスコープの基礎〜成長と変容の象徴学』を受講して基礎を固めてから、第三部に進まれると、第三部の高度な技術を理解しやすくなります。
►新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラム(全6部)のコンセプト
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
皆様、レクティフィケーションをやってみたことありますか? レクティフィケーションは、出生時刻が分からない場合や不確かなチャートの出生時刻を割り出したり、修正したりする技術です。
確かな出生時刻は、母子手帳、へその緒の箱、出生証明書で確認できますが
それを記録する現場で「切りのいい数字で記録する」ことが習慣になっているケースがあります。
10時6分生まれを、10時とか、10時10分とか。
医療の現場では、母子の健康と安全が最優先で出生時刻は二の次という現実もありえるでしょう。
もし、このようなアバウトな記録方法であった場合、アセンダントやMCが、1度、2度とズレていきます。
この1度の違いが、あなどれない!
時期読み技術を学んで、過去のイベントで検証してみたけれども、しっくりこない、ということになりますね。
1度ずれれば1年ずれ、2度ずれれば2年ずれ、ということになるからです。
つまりは、出生時刻が不明な方も、分かっているけれども、不安要素がある方も
レクティフィケーションが視野に入ってくるのではないでしょうか。
レクティフィケーションは
新里ひろきの『ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』
[第三部:レクティファイ・人間関係・健康・適職]で理論を学ぶことができ
[第五部]で、新里先生の個人指導を受けつつ、実践力を高めていけます。
まずは[第三部]で学んだ技術で
自分で自分の出生時刻のレクティフィケーションを試してみた方も多いはず。
そして『難しいな』と感じておられる方も多いのではないでしょうか。
さもありなん。レクティフィケーションは非常に難易度の高い技術です。
実際.....[第五部]のレクティフィケーションの課題に一発で合格できた人は
ほとんどいない、と新里先生はおっしゃられています。
第一部と第二部での学びの総決算となるのが[レクティフィケーション]。
ただ[理論を学んだだけ]で[象徴読解力]が育っていないと時期表示とイベントを照合させるのが難しいのです。様々な時期表示とイベントの関係を沢山見てきた経験もモノをいうでしょう。
つまりは、一朝一夕にはマスターできないことを前提に
レクティフィケーションに取り組んでいく必要があります。
とは言え、曖昧な出生時間を使っておられる方の中には
早急に自分の出生時刻をレクティファイしたいと思われている方もいらっしゃるでしょう。
そういう方におすすめなのが夕雅さんの『レクティフィケーション個人レッスン』です。
自分自身の出生時刻を題材にレクティフィケーションのレッスンを受けることができます。
多くの占星家がレクティフィケーションに挫折する原因は理論ではなく
時期表示とイベントの照合力=象徴読解力なのです。
そこをマスタープログラム卒業生の夕雅さんにサポートいただけるので
レクティフィケーションをコンプリートすることができるのですね。
夕雅さんは「分析好きの人ならハマります!」
とレクティフィケーションを楽しんでおられる様子。
レクティファイする作業を苦行のように感じておられる方は
夕雅さんの個人レッスンを受けることで、その面白さに目覚めるかもしれませんよ!
まずは、自分の出生時刻を何とかしたいと思われている方に、フィットするレッスンだと思います。
今なら、ものすごくリーズナブルに受講することができますよ!
夕雅さんは、オンライン&対面(北海道の函館市)でセッションされています。
個人レッスンだけでなく、レクティフィケーション鑑定も行われています。
まだ、自分でレクティフィケーションするだけの占星術の基礎力に自信がない、という方は
レクティフィケーション鑑定を受けるとよいと思います。
個人レッスンと鑑定の違いは
ということになります。
☞ レクティフィケーションの学び方:講座と個人レッスンまどめ
[Blog:ホロスコープの読み方]出生時間が分からない場合、どうリーディングする?
以上、心理占星術研究会のニュースレターより抜粋編集
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
こちらのブログで....
心理占星術と銘打っていても、講師や占星家によって、その中身は色々であることを、お伝えしました。
►現代の心理占星術は心理学やセラピーと占星術との『掛け合わせ』
じゃあ、どの心理占星術が自分に合ってるの? 判断のための情報が欲しい方も多いですよね。今回のブログでは、ユキコ・ハーウッドさんの英国式心理占星学コースが合ってる人、おすすめの人はどんな人か、書いていきます。
ユキコ・ハーウッドさんは、リズ・グリーンが校長をつとめるCPA(The Centre For Psychological Astrology)という占星術スクールのディプロマを取得した唯一の日本人。リズ・グリーンは心理占星術のパイオニアですので、彼女から直接教えを受けたユキコさんの心理占星学は『まさに王道の心理占星学』。ユキコさんの講義では「リズ・グリーンはこう言ってましたね」というお話も沢山出てきます。ユキコさんの心理占星学は、ユキコさん独自の感性が隅々まで満ちあふれたものですが、CPAのスピリットや基本的な方向性は、しっかり引き継がれています。リズ・グリーンの著書が好きな方は、ユキコさんの講座との相性はよいでしょう。
たとえば、新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラムは、西洋占星術の習熟度が、中級以上が対象ですので、初心者の方は、ここから学びはじめるのは難しいでしょう。
一方、ユキコ・ハーウッドの心理占星学コースは、西洋占星術の基礎を、心理占星学の立場で学ぶコースです。ホロスコープの成り立ちからはじまり、ホロスコープを構成するひとつひとつの要素を、じっくりと掘り下げながら学んでいきます。これから占星術を学びはじめたい方にも、ぴったりの講座です。やさしい占星術書を読んだことがあると、よりスムーズに学び進められるでしょう。
ホロスコープを異なる哲学で見れば、異なるものを引き出せます。運命決定論ではない、英国式心理占星学哲学で占星術を学びなおせば、ホロスコープとの付き合い方も変わってくるでしょう。
占星術を学べば学ぶほど、象徴読解力の幅広さ、深さの必要性を実感していくものです。ユング心理学者であるリズ・グリーンから学んだユキコさんの講座は、象徴の元型イメージを広げる術に優れます。教科書の受け売りではなく、自分で象徴解釈力を養うコツも身に着けていただけるでしょう。
以上のような特徴から、ユキコ・ハーウッドさんの心理占星学コースは、占星術の初心者からプロまで、幅広い占星家に学んでいただいている講座です。
興味のある部のみ学んでいただくことも可能ですが、第一部から順に学んでいただくと、ユキコ式心理占星学を哲学も含めて吸収いただけるのでおすすめです。解釈の背景にある哲学への理解が深まるほど、その解釈への理解も深まっていくからです。
講義の随所に英国での留学生活や、CPAの講師陣の人柄やエピソードが混じるユキコさんの講座。何気ない逸話の断片から、英国心理占星学のスピリットが伝わってくること、そこからの気づきが多いことも、この講座の魅力です。心理占星学の源流がどんなものかを実感していただけるでしょう。
現在、第一部は、秋の集中受講でお申込み受付中。
第一部終了後、第二部の再放送も決定しています。
► 第一部:12星座の光と影(年末年始の集中受講)
視聴期間:お申込〜2024年2月14日まで
惑星を神々になぞらえ、徹底的に象徴理解を深めるシリーズです。
ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームから
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
みなさま、ノエル・ティル心理占星術においても
『コンサルテーションチャート』を使うこと、ご存じでしたか?
意外に知られていないのではないでしょうか?
新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラムでは
第六部で学ぶので、ご存じない方が多いのも無理ないかもしれませんね。
『122のケース例』で学んだティル先生のプライベートケースでは
ティル先生が『コンサルテーションチャート』を活用していましたので
その手法を一部シェアさせていただきますね。
また、コンサルテーションチャートを主役にするのか、脇役にするのか
シチュエーションによる使い分け方もお伝えします。
ノエル・ティル先生は
いずれもチェックします。
どちらも『コンサルテーションチャート』です。
ノエル・ティル先生は『コンサルテーションチャート』と出生図を重ね合わせ
顧客が『コンサルを依頼』した、その背景と心理を読み取り
何が話題の焦点になりそうかを予測するのに利用しています。
そして、その予測をもとに、ネイタルチャートを分析し、対話の構成を組み立てます。
つまり、ティル先生はコンサルテーションチャートを補助的に使うタイプです。
ディグニティーやレセプションなど古典の技法は使いません。
ティル式は、あくまで出生図が主役なんです。
ティル先生は、クライアントがカウンセリングを依頼した動機や背景を把握するために
コンサルテーションチャートを参考にされているんですね。
実際のコンサルテーションでは
クライアントの今ココのニーズを切り口に
さらに深いところ、出生図のキモへと話の水を向けていきます。
一方、石塚隆一の『コンサルテーションチャート』では
コンサルテーションチャート・オンリーでカウンセリングを完結させる手法をメインに学びます。
ディグニティーはドミサイルとエグザルテーションのみ用います。
コンサルテーションチャートの活用法は人それぞれで『唯一の正解』はありません。
によって
柔軟にコンサルテーションチャートの活用法を変えていけるといいですね。
お客様の生年月日や出生時間をお伺いしにくい場面や、わからない場面です。
一般的な対人援助の場面でお客様が望んでいるのは
人生相談ではなく、その瞬間の困りごとに対するサポートだけ。
ニーズ外のプライバシーには立ち入ってもらいたくないはず。
コンサルテーションチャートは
お客様の生年月日や出生時間などの個人情報をお伺いせずともホロスコープを作れます。
今ココで発生しているテーマだけにフォーカスすることができます。
今、現在のお困りごとのサポートをするなら
むしろ、出生図よりも的確に問題やその背景を把握できると思います。
ノエル・ティル式では、出生図との併用法しか学びません。
コンサルテーションチャート単体でのリーディング法を学びたい方は
石塚隆一の『コンサルテーションチャート』で学んでみてください。
『コンサルテーションチャートのみで相談に乗り、解決に導く』
驚きの実例が多数紹介されますので、ご興味のある方は受講してみてくださいね↓
一方、出生図とコンサルテーションチャートを併用する
ノエル・ティル式コンサルテーションチャート活用法は
新里ひろきの『ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』第六部で学びます。
これは、出生図の分析技術の熟達の後に、補助的に利用することが前提だからですね。
ネイタルチャートの分析技術が未熟なのに
追加情報をたくさん集めても、使いこなせませんから。
長年の懸案や心理的な傷を抱え、人生を俯瞰して考えたいお客様には
出生図の分析をメインにしたティル式心理占星術コンサルテーションが
最もお役に立てるスタイルのはずです。
併用式でコンサルテーションチャートを用いたい方。
まずは、新里ひろきのノエル・ティル心理占星術『第一部』で出生図の分析技術を学び、磨き上げることからスタートしましょう!
ティル式のコンサルテーションチャートの技術は、以下の講座で学べます
ティル式で読む、生きた実例に沢山ふれたい方は、第1月曜の『122のケース例(ライブ)』にご参加くださいね。
なお、コンサルテーションチャート単体でリーディングする技術があれば
単体であれ、併用であれ、自由自在に応用が効きますので
単体・併用、いずれもできるようになりたい方は、 石塚隆一の『コンサルテーションチャート』で学んでみてください。
いずれにせよ、出生図との併用型は、出生図のリーディング力が一番モノを言うことは間違いありません。
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
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こんにちは。心理占星術研究会のkyokoです。本日は西洋占星術と適職について考えます。
「天職や適職をズバリ占います」という宣伝を見かけることがあります。
「ホロスコープから天職や適職がわかるといいな」と思う人もいれば、逆に「ホロスコープから天職や適職がわかるわけない」と思う人もいると思います。
私自身は、占星家の端くれとして、ホロスコープから天職や適職を読み取りたいと願い、様々な占星術書を読み、講座を受講し、適職系の研究会を主宰してきました。
長年、そのように研究してきた上での(私の)結論として....ホロスコープには「職業名」は記されていません。
けれども、適性や活躍しやすい方向性は示されています。そして、同じ職業に就いていても、各人がその職業に就く「動機」はそれぞれ違い、「職業名」よりも、その職業を選んだ「動機」のほうが大事なのではないかと思います。そして、適職占星術では、ホロスコープからは「動機」を読み取るのです。
特定の職業名は、私達のホロスコープが示している潜在的可能性を表現する、選択肢のひとつであり、社会的認知されやすい、現代の地球上の枠組でしかないと思ってます。
例として.....
クリエイティブな仕事に向いていることが明確だったとして、それが、音楽なのか、絵画なのか、書道なのかが、ホロスコープに明確に示されていたり、決まっていたりするわけではありません。クリエイティブ衝動が、どの方面に向かうかは、生まれ育った環境や『出会い』が決めるでしょう。
もちろん、音楽家の才能を示すホロスコープの配置を、統計的に分析した占星家はいます。けれども統計は平均値であり絶対ではない。その分析にあてはまらない、天才的な音楽家が存在することも事実なのです。どれもが唯一であるホロスコープは、数値化できないからこそ面いのですしね。
さらに言えば、音楽的な才能がある人が、かならず、音楽家として成功したり、食べていけたりするわけではありません。歌はものすごくうまいのに、楽曲に恵まれず、成功に至らない歌手はたくさんいます。人一倍の音楽的な才能に恵まれていても、才能を伸ばせる環境に恵まれなければ、芽を出さぬまま、埋もれてしまうことは多いのです。
一方、歌やダンスがとびぬけて上手ではないけれども、何かしらのカリスマ的な魅力やプロモーション能力が高く、世界的に大成功を収めたポップスターも存在します。
そんなこんなで.... 適性もあり、自分では天職だと思って努力しているのに成功しないって...。それって、本当に適職なの?天職なの? という疑問が湧いてきますよね。ホロスコープには必ず成功する特定の職業名が書いてあるわけではないのです。私たちが、どんなことをしたいのかという衝動や、どんな分野が社会的な活躍につながりやすいのかが、が示されているだけです。その可能性を開花させるための本人の努力は必要不可欠で、同時に、環境の応援も必要なことが多いでしょう。
長年の学びを経た現在の私は、ノエル・ティル先生のミッドヘブン拡張法が、もっとも現実的な適職や適性を読み取る法であり、職業カウンセリングに使える技術だと考えています。天の星にも、地球の現状にも、そして、ひとりひとりの人間にも敬意を払う分析法です。
ティル先生ご本人は、チャートから職業名を言い当てたりはするのですが。それは、ホロスコープだけでなく、人間や社会を見る目が並外れて鋭いからでもあるでしょう。ティル先生は、その域に達するまでに、膨大な数のチャートを見て、また、多くの人間を見て、「適性を見極める感覚」を養ってこられたわけですし、この世の理を、よく知っておられたのです。
ミッドヘブン拡張法の技術は、ある域から先は「経験に基づく感覚」になるわけですが、その前提となるベーシックな理論は完成されています。
このティル先生が創始した技術(ミッドヘブン拡張法)を学びたい方は、以下の講座で学んでください。
私たちもティル先生に追いつけるよう、日々、研鑽を続けています。
色々やってきたからこそ、ティル先生の凄さがわかるようになった私達です。
一方、ティル先生の技術をアレンジしつつ、職業別のチャートの特徴を見出そうと努力しています。
それが『職業プロファイリング研究会』です。気になる方はお試し参加してみてくださいね。
その前に、まずは、ミッドヘブン拡張法の基礎的な技術を身に着けていただければと思います。
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こんにちは。心理占星術研究会のkyokoです。
本日は、『第9回:トート版タロット・オンライン相互リーディング練習会』の様子をレポートします。
『エネルギーが動く』から『現実が動いていく』という法則を再確認した勉強会でした。
トートタロットというカードが持つパワーというのは独特です。そのパワーと、占う人と占われる人の相互作用が働き『エネルギーが動く』。この『エネルギーが動く』ことが、松田式トート版タロットの目指すところ。『エネルギーが動く』からこそ『現実が動いていく』と考えます。
松田式トートタロットは、カードを見て、分析して、なるほどなるほど、未来はそうなるんですね。というような、当たるも八卦、当たらぬも八卦、のような占いを目指しません。占われる人を、お告げを聞き従う人ではなく、人生を創造する存在へと変貌させていくことを意図してセッションに臨みます。トート版タロットカードのテーマは『Creation』です。『新たな現実を創造していく』そのためには『エネルギーが動く必要がある』のです。
トートタロットのパワーを生かす前提として、松田先生は、占いをはじめる前の占う側の準備の重要性をいつも強調しています。安全な場をつくり、瞑想をして、自分を整える。その上でタロットのシャッフル、スプレッドへと進む。この辺は、トート版タロット講座の本編で、毎回たたきこまれることですね。
自分で占える人が、他者に占ってもらう意義もここにあります。悩み苦しんでいるときは「実は占える状態にないことが多い」。ニュートラルな集中力や客観性に欠けるわけです。悩みが深ければ深いほど、自分のことを占うのが一番難しかったりします。
タロットカード自体が持つパワー。占う人、占われる人のエネルギー交換。これらによって、エネルギーが動き、変化・クリエイションが起こっていく。
そういう場をつくっていくための自分自身の鍛錬が、トートタロットの使い手に求められているわけですし、そのことを、他者に占ってもらうことで、あらためて実感できます。
この実習会の特徴は『15分で占う』練習をすること。
これができるのは、事前に相談者からご相談内容を伺い、占う担当者は、それを基に事前に占い、スプレッド写真を準備していただいているから。当日は、スプレッド写真を見ながら対話を進めていきます。だからこそ、15分で『ケルト十字』ができてしまうというわけ。
実占の現場では、ご来店されたお客様にご相談内容を伺い、シャッフルして、スプレッドして、1枚1枚カードを開きながら進めていきますが、勉強会の場合だと、それだと時間がかかりすぎて、多くの勉強ができないからなんですね。
この『たった15分で対話と気づきが深まり心の変化や区切りがつく醍醐味』はタロットならではだと思います。占われる人は『カードの絵柄』を見ているわけですから、言葉以上のもの(描かれている象徴やカードが発するエネルギー)を受け取っていることも短時間で対話と気づきが深まる要因でしょう。特に練習会の参加者はタロットの勉強をしている方ばかりですから余計にそうですよね。
毎回、初めて参加の方から、何度も参加されている方までが集まりますが。初めて参加の方も、第4期までゴリゴリと課題を提出されてきて、卒業ほやほやの集中力があり。何度も参加されてらっしゃる方は、回を重ねる毎に、自信や落ち着きを身につけ、対話力があがっていっている。他者の読みから学べることは沢山ありますね。
そして、他の人からのフィードバックで、自分の「特徴」に気づいていける良さもあります。自分が苦もなく何気なくできることへの自己評価は低いところがあります。あらためて他者から指摘されて、自分の長所や強みに気づくことは多いと思います。
そして、やっぱり、講師の松田さんならではのコメントから学べることは大きいです。今回、参加者から様々な質問が出て、松田さんに答えていただけて、ものすごく参考になりました。でも、松田さんの多大なリソースを引き出すことができるのも、熱心な参加者。やはり勉強会は参加者全員が主役であり、全員でつくっていくものだなとあらためて思いました。
トートタロットは「答えをもらう」という受け身な占いツールではなく、ここから始まる新たな展開、あらたな私の状態をつくりだしていく。そういうセッションに向くカードなのだなぁと、勉強会に参加することであらためて思い出し肝に銘じます。そのことを可能とするためのトレーニングを『トート版タロット講座〜入門から奥義まで〜』では提供しているのです。
オンライン相互リーディング練習会は、年に1-2回、同講座の参加者が集まって行っています。
トート版タロットに興味を持たれた方、
まずは『第1期:イントロダクション』でトートタロットや松田先生との相性を確かめてみてください↓
『松田仁のトート版タロット講座〜入門から奥義まで〜 全体像』は専用サイトで↓
以上、心理占星術研究会ニュースレターを一部編集、転記
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JUGEMテーマ:タロット占い
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新里ひろきの『ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』は、ホロスコープの基礎知識をお持ちの方が対象のプログラムです。ただ、一般的な西洋占星術と、ノエル・ティル心理占星術では、かなり世界観やホロスコープの捉え方が異なるためか、このようなお問い合わせをよくいただきます。
新里ひろきのノエル・ティル心理占星術に興味があるが....
いずれを先に受講するほうがよいか、というお問い合わせです。
以下に、典型的なお問い合わせ例と、事務局の答えをシェアさせていただきます。なお、『第1部:出生図の分析』の参加資格は、占星術の基礎的な知識がある方(サイン、ハウス、アスペクト、ハウスの支配星)です。
『第1部:出生図の分析』は、西洋占星術の基礎知識をお持ちの方なら『理解できない』ということは、ないと思います。
ただ、従来の運命決定論的な西洋占星術とは、世界観が大きく異なるので、西洋占星術の基礎知識が十分にあっても、すんなり吸収できないケースもあります。
基礎知識が不足しているからではなく、世界観の違いが、理解を難しくするケースが多いのです。
もし、そういう『ひっかかり』がある場合は、『第0部:ホロスコープの基礎』を受講いただくと、その後の心理占星術の吸収がスムーズになります。
『第0部:ホロスコープの基礎』は、ホロスコープを『成長と変容のために活用する』という、新里式・心理占星術の哲学で、西洋占星術の基礎を学ぶ、学びなおすことをコンセプトにしているからです。
知識面でも、世界観でも、『第1部:出生図の分析』はリトマス紙のような役割を果たすのです。
『第0部:ホロスコープの基礎』は、第5部・第6部受講生の皆様からのリクエストを受けて、開催に至ったプログラムです。
象徴感度を高めたい、象徴を心理占星術の哲学で学びなおしたい、というニーズは、むしろ、ある程度、ノエル・ティル心理占星術の理論を学び進めた後に出てきやすいし、基礎を学ぶ、学びなおす意義も感じやすいのです。
ある程度、西洋占星術の知識がある方は、『第1部:出生図の分析』から学びはじめられ、『第0部:ホロスコープの基礎』は、むしろ、ずっと後、その必要性を深く実感されたタイミングで学ばれた方が、その意義を深く理解して吸収できると思います。
□新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラムを学び始めるならコチラ↓
□西洋占星術の基礎知識を心理占星術の哲学で学びたい方はコチラ↓
「これについて知りたい!」等のご要望があれば、お問い合わせフォームから、メッセージいただければと思います。
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こんにちは。 心理占星術研究会のKyokoです。
西洋占星術の力量の目安として
『初級、中級、上級…』なんていう表現がされますよね。
これらは、一般的には「知識量の差」を指し示しています。
などなど。。
西洋占星術の上級者になるために
もっともっと「マニアックで知られていない技術を学びたい」
そんな気持ちに、誰しも、なったことがあると思います。
けど、マニアックでマイナーな知識をたくさん学んでも
決して「上級」には、ならないのです。
実は、占星家としての力量の「真の差」は
「象徴理解度の深さ、豊かさ」から生まれている。
そう、私は思っています。
そして「ホロスコープと向き合う姿勢」
ここからも生まれていると思っています。
新里ひろきの『ホロスコープの基礎−成長と変容のための象徴学−』は
今、お伝えしたような「占星家としての真の実力の底上げ」を可能とする内容なのです。
実のところ…
新里ひろきの『ノエル・ティル心理占星術』マスタープログラム
第五部・第六部(準個人レッスン)に進んだ方ほど
西洋占星術の基礎を補強する必要性を感じる方が多いようです。
占星術師として『高い山』へと成長していこうとするとき
土台がしっかりしていなければ
いくら土を積み上げたとしても、土砂崩れを起こしてしまう。
流れ落ちてしまう。
一歩も前に進めない。
そう気づき、ハタと立ち止まってしまうようです。
そう…
新里ひろきの『ホロスコープの基礎−成長と変容のための象徴学−』は
初心者・中級者からのリクエストではなく
「第五部・第六部」の受講生からのリクエストで生まれたものなのです!
占星術の基礎体力をつけたいと思ったとき
占星術の基礎を復習しなおしたいと思ったとき
巷で手に入る占星術の教科書はクックブック形式が多く
巷の「西洋占星術の基礎講座」は
自分より力量の低い人が開催されていることが多い。
(つまりは得るものが少ない)
そうでなくても…
『星は何もしない、動くのは人間なんだ』
という、ノエル・ティル哲学のベーシックと相容れない解釈も多く
カットして、捨てなければならない部分が多すぎる。
哲学が異なりすぎていると、消化吸収が難しくなるわけです。
このように…
ノエル・ティル式心理占星術師として活躍していこうとするとき
知識を力にする自信を与える内容のものには
なかなか出会うことができないのですね。
新里ひろきの『ホロスコープの基礎−成長と変容のための象徴学−』が
巷の西洋占星術の基礎講座と違う点は…
サイン・ハウス・天体・アスペクト・トランジットなど全てを
「成長と変化の道筋」として捉えるところです。
扱う象徴は同じでも、考え方のアプローチが大きく異なっています。
ノエル・ティル心理占星術の哲学に
長年、馴染んできた人々にとっては
ノーストレスですんなりと吸収できる内容でしょうし
「古臭い占星術」を学んできた方なら
そのアプローチの違いに、最初は愕然としながらも
次第に、その前向きな哲学に馴染み
ホロスコープとの向き合い方まで、変わっていくことでしょう。
新里ひろきの『ホロスコープの基礎−成長と変容のための象徴学−』は
「占星術の象徴感度」を高めたい、深めたい方なら
占星術の初級・中級・上級を問わず、すべての方を対象とした講座です。
新里ひろきの『ノエル・ティル心理占星術』プログラム
を学んでいて、つまづく人は、第五部・第六部の人だけではありません。
第一部でつまづく人もあれば、第二部でつまづく人もある。
前に進むには、何かが不足していると感じたなら
今が、占星術の基礎体力を補強するとき。
新里ひろきの『ホロスコープの基礎−成長と変容のための象徴学−』
を受講してみてくださいね!
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2023年初頭より進めてまいりました、新里ひろきのノエルティル心理占星術マスタープログラムのリニューアルは、2023年12月17日をもって、第一部と第二部とも、刷新を完了しました!
第二部の最終回のミニセッションは圧巻でした!!!
→ レポートはこちら
リニューアル版は、新里先生の進化を盛り込んだ素晴らしいクオリティーとなっております。ノエルティル心理占星術にご興味がある方は、ぜひ、第一部から受講いただければ幸いです。また、過去に受講されたことがある方にとっては、リニューアル版の再受講は、単なる復習に終わらず、ご自身の知識や技術をバージョンアップすることになるでしょう。
以下、なぜ、2023年にリニューアルすることになったのか、その経緯をお知らせします。
『第一部:出生図の分析』『第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来』は、『ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』として、2012年に新里先生に初めて開催していただいた講座で、そのクオリティーの高さで、大人気の講座です。ノエル・ティル先生ご自身が開催されていたマスターコースに準じた内容を、日本語で、ティル先生の一番弟子から学べるとあって、多くの占星家に受講いただきました。難解で有名なノエル・ティル心理占星術の本質を非常にわかりやすく整理して教えていただける、このプログラムは、何年経とうが古びることのない普遍的な内容ですが、10年を機に、新里先生ご自身の進化を反映したバージョンアップ版をお届けさせていただくことになりました。
そう、2012年版 『第一部:出生図の分析』を開催していただいた段階で、既に新里先生のティル式への理解は完成の域に達しておられましたが、その後も、日々進化されているのです。
その源泉のひとつは、受講生とのふれあい。
日々送られてくる受講生からのご質問への真摯な解答への取り込み。
2015年よりスタートした、第五部・第六部の、様々な個性を持つ受講生たちへの個人指導。
これにより、
「受講生たちが、どんな疑問を持つのか?」
「どこにつまづいて、どこを勘違いしやすいのか?」
という、学ぶ側の事情に精通されてきておられるのです。
そして、今や、3か月待ちとなっている、多数の個人セッションから得る気づきが膨大に積み重ねられてきています。この10年の進化と深化を、新講座には盛り込まれることになります。カリキュラムは変わらないようにみえて、中身は、過去の講座と同じとは言えないのです。
その分、受講料はアップさせていただいておりますが、これまで、ありえないほどのリーズナブル料金で提供させていただいておりましたので、それでも、まだまだリーズナブルな設定です。
過去に第一部・第二部を受講された方は、さらにリーズナブルな再受講料で受講いただけます。よろしければ、あらためて、第一部から学びなおしてみてください。「ノエル・ティル心理占星術を学べば学ぶほど『第一部:出生図の分析』の重要性が身に染みる。」 というお話は、第五部・第六部・卒業生からよく伺います。 学び進めて全体を俯瞰できるようになってきたからこそ、見えてくることが沢山あるのでしょう。第一部には、ノエル・ティル心理占星術のエッセンスが詰め込まれていて、ここの深まり具合が、コンサルテーションのクオリティーを左右しているので、既に受講された方にも、バージョンアップ版の受講ををおすすめいたします。
いつものことですが、新里先生は、講座開催にあたっては、時間をかけて入念な準備をされることを望まれ、1か月に1レッスンずつ、約1年をかけて第一部と第二部をリニューアルしていきました。 だからこそ『10年残る』講座になっていくわけですね。
参加者の皆様も、ひとつひとつのレッスンを反芻しながら、1年間で大きく成長され、また、ティル心理占星術への理解を深めていただいたことと思います。
※第一部のリニューアルは完了。こちらからお申込みください。☞ 『第一部:出生図の分析★リニューアルバージョン』の詳細&お申込
※第二部のリニューアルも完了。こちらからお申込みください。
☞ 『第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来』の詳細&お申込
ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームから
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
新里ひろきのノエルティル心理占星術マスタープログラム[リニューアル版 第二部 ]第三回のライブセミナーレポートです。テーマは『トランジットの活用。人生を動かす重要な変化の周期』。
第三回に至り、旧版との大きな違いが出てきました。旧版より内容が高度になります。
この違いが生まれた理由は....
10年前は『新里ひろきのホロスコープの基礎』という講座がなかったからです。それゆえ、10年前の第二部では、トランジットやプログレスの基礎的知識までカバーしていたのですね。
現在では『新里ひろきのホロスコープの基礎』でトランジットやプログレスの基礎をみっちり学ぶことができるので、重複するような基礎的な内容は、第二部からカットされることになります。
この転換により、新里ひろきのノエルティル心理占星術マスタープログラムは、ノエルティル先生ご自身が開催されておられたノエルティルマスタープログラムのカリキュラムに、より忠実になっていくことになります。
ノエルティル先生が開催されておられたノエルティルマスタープログラムはセミプロ、プロの方が対象でした。
西洋占星術の基本的な知識はお持ちであることが前提で『その先』をいく内容を学ぶコースだったのです。
つまりは、リニューアル版の第二部は旧版よりも内容が高度になっていくことになる結果、中級以上の方にとって、より満足度の高いものになるはずです。
一方で、初心者や基礎レベルの方にとっては難易度が高くなります。
具体的には、旧版第二部の第三回のテーマは『トランジット周期の解釈、プログレス(第2、第3進行)の月』でしたが、リニューアル版第二部の第三回のテーマは 『トランジットの活用 人生を動かす重要な変化の周期』となり『プログレスの月』は第四回にスライドされ、基礎的な内容はカットされます。
第二部を受講してみて難しいなと感じた方は、ぜひ『新里ひろきのホロスコープの基礎』に立ち戻って基礎的な知識をおさえてください。
『新里ひろきのホロスコープの基礎』は一般的な西洋占星術の基礎講座と違い、心理占星術の哲学で基礎を学ぶことができ、70を超える象徴への直観的理解力を高めていきます。
ノエルティル心理占星術をマスターしたい方にとって『新里ひろきのホロスコープの基礎』に立ち戻ることは遠回りに感じられるかもしれません。が、頂上を目指す上では、遠回りなようで実は近道です。
『第一部:出生図の分析』を難しく感じた方にも『新里ひろきのホロスコープの基礎』で基礎を心理占星術哲学で学び直すことをお勧めします。
いずれにせよ、ノエルティル心理占星術マスタープログラムを受講していて躓かれた方は、どんなタイミングであれ、事務局までご相談くださいね。どのように学び進めれば壁をクリアできるか、個別の状況を踏まえて、お伝えできると思います。
☞ リニューアル版[第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来]
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]]>こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
「ミッドポイント(ハーフサム)は難しい」という印象が払拭される、クリアでわかりやすい講義でした。
90分弱の講座を受講した後は「ミッドポイントを使いたい!」という意欲が燃え盛っていましたよ。
※ミッドポイントはハーフサムとも呼ばれます。
受講前
一応理論は知ってるけど、解釈が難しいので、実践では使わない。
使うとしても、限定した組み合わせだけ(解釈例を暗記しておく)。
すべての解釈例を座右においておいて、辞書のようにひきたい。
しかし、その解釈例も、なんか、しっくりこない。
受講後
ミッドポイントは面白い! どんどん実践で使っていきたい。
象徴理解さえ深めていけば、どんな組み合わせでも、自分で解釈できる。
気づいていなかった可能性を自覚できて楽しい♪
先達の解釈例は、あくまで参考。辞書は解釈を限定してしまうので、振り回されないようにしなくては。
基準のオーブが狭まりました(1.5度)
私個人的にも、ミッドポイントは、オーブを狭めにとったほうがしっくりきます。
焦点が明確になり、しっかり調律された、きれいなハーモニーが奏でられると感じるからです。
新里先生からミッドポイントを学べば、大げさに構えず、自然にミッドポイントに親しんでいけます。
後は実践あるのみ!
自分や周囲の人々のミッドポイントをひととおり解釈してみたら、次は有名人のホロスコープで練習しましょう。
解釈と実人生をすりあわせていくことで、表現のバラエティを学んでいくことができます。
私も職業プロファイリング研究会で適職分析をする際に
これまでよりも丁寧にミッドポイントをみていくという形で、ミッドポイント解釈のトレーニングしはじめています♪
解釈練習のコツは、あらゆるレベルの表現の可能性について考えること。
望ましい表現だけでなく、望ましくない表現の可能性も考えてみること、ですね。
そのようにミッドポイント解釈の練習をしていると、象徴感度、想像力、人間理解、言語化力、など。
ミッドポイントに限らず、ホロスコープ解釈をする上で必要な力を鍛えていく必要性を感じるはずです。
同時に、ミッドポイント解釈の練習が、それらの力をつけるのに役立つのです。
新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラム
リニューアル版[第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来]
録画受講の方も、ライブで参加しているつもりで参加学習していただくと、ライブと同様の学びができます。
自分でやってみるからこそ、新里先生の表現がいかに端的で美しいかがわかると思います。
今は旧版も視聴できるのが大きなメリット。旧版の参加学習も勉強になるのでトライしてみてください。
また、旧版の質疑応答も学びの宝庫。ご参考にしてくださいね。
☞ Astro.comで無料でミッドポイントを出す方法、スターゲイザーで出す方法。
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新里ひろきの『ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』
リニューアル版[第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来]ではミッドポイントを学びます。
確かに!
自分のミッドポイントで検証しながら受講すると、飛躍的に理解が深まると思います。
新里先生の講座は『自分のチャートを分析する』参加学習があるケースが多いです。
そして『ミッドポイント』のセミナーでも参加学習を行います。
単に分析してみるだけでなく『発表する=言語化する』。
新里先生のフィードバックをもらう。
他の参加者の分析を聞く。
こういった学び方で、受け身的に受講するよりも、ずっと理解が深〜くなるんですね。
ライブセミナーに参加される方だけでなく
録画で視聴される方も、ぜひ、ライブで参加しているつもりで、参加学習してみてくださいね。
ポイントは『言語化する』です。
以下のブログ記事を参考に、無料でミッドポイントを出してみてください。
とっても簡単に精度の高いミッドポイントを算出することができます。
ケプラーをお持ちの方はこちら↓
占星術は体術です。実践することで身についていきます。
特に新里先生は『解釈を教える、暗記させる』のではなく『自分で解釈を考える方法を教える』という教え方をされます。
膨大なミッドポイントのパターンをすべて暗記するのは大変ですし、その必要もありません。誰かの解釈が、絶対というわけでもありませんから。
新里ひろき先生の講座の場合、受講すること自体がトレーニングとなりますので、そのための準備をしておきましょう。
事前にミッドポイントの90度ソート表を出しておき、講座中に自分のミッドポイントの解釈を考えれば、講義の時間90分を何倍も有意義なものにできるでしょうし「私にもできる」という自信を得ていただけるでしょう。
何より自己理解が深まり、楽しいですから。
第二部の第二回以降の受講に必要な占星術ソフトの情報、無料で算出する方法も随時お知らせしていきます。
占星術ソフトについて不安な方、占星術ソフトをお持ちでない方も、安心して受講してくださいね。
新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラム
リニューアル版[第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来]
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従来の西洋占星術に馴染んできた方は『ノエル・ティル心理占星術』独特のホロスコープとの向き合い方に、慣れたり理解するのに時間がかかるかもしれません。
また、一般的に『心理占星術』と銘打たれているもの中身は、それぞれに違っており、特に『ノエル・ティル心理占星術』の個性は独特です。
そのため、ご参考にしていただけるよう、ノエル・ティル心理占星術の特徴を語った記事をこちらのページにまとめてみました。最新の記事ほど上に記載されています。
系統立てて書いているわけではないので、まだまだ足りない部分が多いと思います。今後も充実させていきますね!
「これについて知りたい!」等のご要望があれば、お問い合わせフォームから、メッセージいただければと思います。
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古典に苦手意識を持つ心理占星家でも
受け入れやすく、取り入れやすい、石塚流ホラリー占星術。
4ステップでホラリーを学んでいきます。
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2024/3/3 感想追記
こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
職業プロファイリング研究会、略して【職プロ】。
1月のテーマは『クラブDJ』でしたが
その中でとりあげたDJの中に
シェフとしても活動してらっしゃる方がいたのです。
DJとしては、ちょっと変わり種ですよね。
クラブDJの仕事もシェフの仕事もクリエイティブですが
その違いを、もっと突き詰めたくなり、今回のテーマとなりました。
Astro.comで調べると、シェフのAAのデータは数限りなく出てきます。
だとしたら、超一流のチャートを集めてみようと思い立ち
『ミシュラン三つ星獲得のシェフ』をテーマとさせていただきました。
ミシュランには5つの選定基準があります。
レストランの雰囲気とかは関係なく
純粋に料理のクオリティーだけで評価しているのですね。
星の数は多い方がランクが高く
一つ星:近くに訪れたら行く価値のある優れた料理
二つ星:遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理
三つ星:そのために旅行する価値のある卓越した料理
三つ星を求めて世界中を旅する
グルメな人たちは沢山いらっしゃりそうですよね。
つまり、三つ星を獲得するということは、世界中のグルメがお客様になる、世界中に知れ渡るということ。
実は東京は世界で最多の星が輝く美食都市で
星付きレストランの数は183軒だそうです(ミシュランガイド東京2024)。
ただし、Astro.comには日本人シェフのホロスコープは掲載されていません。
残念ですが欧米の有名なシェフのチャートで学んでいきましょう。
トップシェフとして高く評価されている方のホロスコープから多くを学びとることができるでしょう。
★参加後、慣れるまでは、レポートの必要はありませんが、チャートの予習(7チャート)は必要なので、お早めにお申込みくださいね。
ミシュランで三ツ星をとるということは、世界に名を知られるということ。
[著名人]の特徴が、しっかり出ていたホロスコープたちでした。
もちろん[ミシュラン]以前に[シェフとしての適性]もMCルーラー周りに顕著に出ていました。
この特徴が、すべてのシェフに出ているか?といえば、そうではない。
つまり[シェフとしての基本適性]をナチュラルに持っていることは[食]へと向かうポテンシャルをチャートが明確に語っているということです。
単にシェフとして一流になるというだけでなく[ミシュランに評価される、され続ける]ために必要なこと。
それは[時代・文化]が料理に反映されていること、そして[オリジナリティ]ではないか、と取り上げたシェフたちを見て思いました。
文化を継承するだけでなく、時代性が料理に反映されているのです。
星を持つレストランで提供されるのは、食事することが上質な文化体験となるような料理なのでしょう。
[ミシュランの星]をとって著名性をゲットした後のビジネス展開は、主に2タイプに分かれました。
まず、自分の名を冠したレストランを世界展開していくタイプ。
このタイプはプロデューサー的になっていきます。
次に、これまでどおり厨房に立ち続けるタイプです。
芸術家・職人タイプです。
この違いは、やはりチャートに出ていたように思います。
いずれにせよ、料理長がリーダーシップをとるのでしょうが
三ツ星はひとりでは達成できない偉業であることを自覚しておられる。
人間力がものをいう仕事であることも伝わってきました。
2024年3月25日のテーマは『ポップミュージックの作曲家』
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
12月17日に開催された、新里ひろきのノエルティル心理占星術マスタープログラム
第二部・第五回のレポートをします。
こちらは、2023年の初頭からスタートした
マスタープログラム(第一部&第二部)のリニューアルの最終回でもありました。
第二部の最終回は[まとめと実例]として、第一部から第二部にかけて学んで来た技術をつかった
新里先生によるミニセッションが行われました。
第二部のテーマは[時期読み・未来予測]ですが、時期表示だけを対話するのではなく、出生図の分析をしっかり行うのです。
クライアント役は、第二部の受講生です。
奇しくも、人生の大きな転機にいらっしゃる方にばかり手を挙げていただいています。
第一部のミニセッションは占星術用語による注釈を入れながらすすめましたが
皆様の理解が進んできている第二部においては、占星術用語をほぼ使わないセッションが行われました。
いちいち注釈を入れずとも
ホロスコープの余白に、新里先生の手による分析が書き込まれていますので
コンサルテーションの根拠がわかります。
それでも、わかりにくい部分があれば
ミニセッション後の質疑応答の時間に質問ができますし、メールでの質問も可能です。
注釈が入らないミニセッションは、会話が中断されない分
より臨場感あふれるセッションになったと思います。
対話を通じて、クライアントの方が
ホロスコープのテーマを、過去から現在にかけて、どのように表現されてきたのか。
そして課題がどこにあるのか、そして、今後の行動へのヒントが、浮かび上がっていきます。
ほんの10-15分の会話の中で
新里先生は、クライアントの言葉遣い、声色、雰囲気などから
クライアントの今、課題、今後の可能性を感じ取られておられます。
表にあらわれていないもの、目に見えていないものへの新里先生の洞察力を感じます。
私が新里先生にミニセッションから感じた主なキーワードは以下です。
感受性、洞察力、簡潔な表現力、取捨選択力、展望力、思いやり、信頼感。
そして、何が一番重要かを見極め、迷わず切り込んでいく力。そこに圧巻の実力を感じるのです。
カウンセラーではなく、心理占星家だから力になれることを、しっかりと自覚の上、それを実行する。
ティル心理占星術において[ホロスコープの分析力]は必須ではありますが
それは必要最低限、必要とされるもの、といっても良いかもしれません。
実際のセッションにおいては、分析以上のことが行われている。
そのことが、今回のミニセッションで、伝わったのではないかと思います。
[ホロスコープの分析力]だけでは不足で[人間や人生への分析力]が必要なのです。
占い業界では、顧客へのサービスを[鑑定]と呼び
分析結果(占い結果)を一方的に伝えることがゴールだと思われがちですが
ティル心理占星術においては
『分析結果をそのまま伝える』ことはしません。
『分析』はあくまでもコンサルテーションの準備であり
セッションの現場においては、総合的なコンサルテーション力が必要とされる。
ノエルティル心理占星術が目指す
コンサルテーション像を垣間見ていただけたのでは、と思います。
今回のミニセッションでは
第一部と第二部で学んだ技術のみでセッションを行っていただきましたが
ティル心理占星術の認定者であれば
第三部で学ぶ高度な分析技術や
第四部で学ぶカウンセリング技術を統合して
コンサルテーションを行っていきます。
第一部と第二部は、ノエルティル心理占星術という山登りにおいては
一合目、二合目にあたりますが...
一合目、二合目という裾野が広くて安定していればこそ
コンサルテーションのクオリティーはあがっていきます。
だからこそ、第一部、第二部が大事、ということ。
これは、5合目以降(第五部以降)に入られたティル心理先生家が、深く実感されておられることだと思います。
第一部で学ぶことは、すべての基盤となります。
ノエルティル心理占星術に興味をお持ちの方は、まずは、第一部から学びはじめてくださいね。
☞ 『第一部:出生図の分析★リニューアルバージョン』の詳細&お申込
☞ 『第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来』の詳細&お申込
ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームから
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この記事は、占星術のエキスパート (M.S.さん) が、ノエルティル心理占星術を学んで感じたことを綴ったブログと、事務局のKyokoのリニューアル版レポートから、ノエルティル心理占星術の特性を抽出したものです。結果として、ノエルティル心理占星術が、ほかの占星術や心理占星術と、どう違うのか? ダイジェストでわかるようになっています。2人の占星家のバックグラウンドが違うので、同じ講座を受講しても感銘を受けるポイントが違う。というあたりも、ご参考にしていただければ幸いです。
伝統占星術からモダンアストロロジーまで幅広く学んでこられ、山のように洋書も読んでおられるMSさん。そんなMSさんから見たノエルティル心理占星術とは、どういうものなのでしょうか?
従来の西洋占星術では「月」は「太陽に属するもの」というイメージで捉えることが多いが、ノエルティル式では「月」に「太陽を活用するもの」に近い地位を与えている。太陽と月がホロスコープ全体を方向付けている感覚がある。驚いたのは、第1回で学ぶ基礎理論を使うだけで、下手すると1分足らずでホロスコープの特徴を把握できてしまうこと。効率重視で無駄がないシステムに感心してしまう。
⇒ 全文を読む
ノエルティル心理占星術の革新性は、ホロスコープを「その人そのものを説明するものではなく、その人の可能性と潜在的発展性、そして、それらが実現される方法を説明するものである」と考えるところにある。このスタンスがベースにあると、天体の定義もティル流になる
⇒ 全文を読む
ノエルティル先生の著書を読んだだけでは吸収できていなかった理論が、新里先生の実演を見ることで、やっと理解できた。百聞は一見に如かず。これこそが熟達者から習う最大のメリットかもしれない。各ハウスの問題への新里先生のアドバイスがとても実践的で、ホロスコープが、過去・現在・未来を雄弁に語り始める。
⇒ 全文を読む
ティル式の分析技術を使いこなすことができれば、わずか数分でホロスコープの課題を把握できてしまう。その分析の手際の良さとスピード、ピンポイントで核心に迫る的確さに感嘆させられる。従来の占星術のように細部をリストアップしての解釈を作り上げていくやり方とは、けた違いのスピードだ。それがティル式心理占星術を非常に使い勝手がよい実用的な分析システムにしていると感じた。
⇒ 全文を読む
第5回は、新里先生によるお手本セッションが行われ、セッションの流れは、以下のようなものだった。
1)セッション前:出生図分析
2)セッション時:的確な質問で対話を組み立て、信頼と分析の裏付けを得る
3)課題の改善や解消につながる洞察や提案を提供する
ノエルティル心理占星術が「鑑定」ではなく「コンサルテーション」という用語を使う意味が、深く腑に落ちた。ティル心理占星術の特性は、分析手法がシステマティックなだけでなくセッション自体が『結果を出す』ために設計されているところにあるのだ。
⇒ 全文を読む
10年ぶりにリニューアルした[第一部:出生図の分析]。このシリーズブログでは、旧版とリニューアル版の[第一部]と比較しながら、ノエルティル心理占星術の魅力や特性を浮かび上がらせていきます。
第1回の感想 (抜粋要約) [課題の発見と対処法は常にセット]
ノエルティル心理占星術の根幹をなす理論である[半球の強調とセラピーフロー]。この理論の表現からも『課題の発見』と『その対処法』がセットであることが伝わる。ノエルティル心理占星術は運命論ではない。人は変化成長していく存在であることを前提とした、よりよく生きるための具体策を提示できる占星術であることが、しょっぱなから明快だ。セラピーフローの強力な効果は、コンサルテーションの実践を重ねるにつれ、実感が深まるばかりだ。
⇒ 全文を読む
ノエルティル心理占星術が大切にしている姿勢のひとつに『ホロスコープの配置だけで、お客様の現状を決めつけない』がある。時代の変化をふまえ、お客様のお話を伺いながら、現状に即した象徴解釈をしていく。マスタープログラムが[参加学習]を重視しているのは、自らを振り返りながら、自分で考え、自らの言葉を紡ぐ練習をするため。自分の人生を振り返って検証すれば、象徴だけから決めつけてはならないことがわかる。[参加学習]は自己理解を深めるだけでなく、コンサルテーションを視野にいれた内容になっているのだ。
⇒ 全文を読む
西洋占星術の世界では、マニアックな技術を知っているほど上級者だと思われがちだ。一方で、ノエルティル心理占星術は、部分で判断せず、ホロスコープ全体を統合的に理解することを大切にしている。ハウス分析も同様で、1ハウスから順番に読んでいくやり方ではなく、ハウス間のネットワークを統合的に理解していく。12ハウスの学びでは、一般的な西洋占星術の解釈と、ノエルティル心理占星術の解釈を対比して教えていただけるので、さらにわかりやすかった。
⇒ 全文を読む
従来の西洋占星術とノエルティル心理占星術の最大の違いは? ノエルティル式では、吉と凶、良い運気&悪い運気、ラッキー&アンラッキーのような二元的な捉え方をしないことが、最大の違いのひとつだ。従来の西洋占星術における吉凶解釈の転覆をシンボライズしているのがハードアスペクトの解釈だ。ノエルティル先生は、ハードアスペクトを「凶」ではなく「成長途上の緊張」と呼んだ。この解釈は、現代占星家に多大な影響を与え現在にいたっている。
⇒ 全文を読む
ノエルティル心理占星術マスタープログラムは、コンサルテーションアストロロジャーの養成講座。すべての分析や技術の落としどころは、コンサルテーションにある。具体的なコンサルテーション技術は第四部以降で学ぶが『第一部で学んだ技術だけでも、これだけ深い対話ができる』ことが、新里先生のミニセッションの実演で示される。もちろん、第一部の学びは、自己理解を深めるため(自己カウンセリング)にも使っていただける。
⇒ 全文を読む
ノエルティル心理占星術マスタープログラム[第一部:出生図の分析]では、ティル占星術が目指す占星術コンサルティング像が既に提示されています。第一部では、ティル先生のビジョンを実現するための基盤を、新里ひろき先生がシンプルかつ明快に、最重要ポイントに絞り込んで教えてくださいます。『第一部:出生図の分析』は、占星術の基礎知識があれば、ご理解いただけますが、占星術のプロやセミプロの方にとっても刺激的なプログラムなのです。
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心理占星術研究会は、文字通り『心理占星術を研究するための組織』です。
録画講座も多数ご提供していますが、オンライン上で人が集まり、ブレインストーミングすることで、新たな気づきや発見をしていく勉強会や研究会を大切にしています。
とは言え、最も多くご参加いただいているのは、オンラインの録画講座です。
今回は、第1月曜に開催している以下の勉強会をレポートさせていただきますね。
4年目に入っている『ノエル・ティル式心理占星術理論で多数のチャートを読む』勉強会です。
4年も続いている勉強会には「途中から入りにくそう」と思う方もいるかもしれません。
けれども、そういうのは、まったく気にしなくて大丈夫です。
メンバーは、入れ替わり、立ち替わり、変化していっていますので。
もちろん、最初からずっとご参加いただいているメンバーもいらっしゃいます。
また、多忙の時期は録画受講で、そうでないときはライブ参加という方もいらっしゃいます。
それぞれのご事情に合わせて、この勉強会をご活用いただければと願っています。
また、勉強会の形式も、最初の頃と現在では、大きく異なっています。
最初の頃は『ノエル・ティル先生の著書を読む』『ティル先生の解説を聞く』ことがメインでした。
今は『匿名チャートを読む』ことが主軸になっています。
より能動的にご参加いただく形式になってきています。
勉強会の形式は、より効果的に学びを深めていただけるよう、今後も、変化していくと思います。
長く続いている勉強会の良いところは、どんどん形式をブラッシュアップしていけるところだと思ってます^^
★テーマのテキストを読む
★テーマに沿った匿名チャートを画面上に出す
★2〜5分間、各自でチャートの分析をする。
★分析結果を、ひとり1-3分程度で発表する。
★ティル先生による分析文を、石塚先生が解説を入れながら読み上げる。
★感想、気づきを話し合う。質問があれば、石塚先生が答えてくれる。
この流れを繰り返しています。
え! 分析時間は、たった2〜5分?
しかも、みんなの前で発表?
ハードル高い.....と思われますか?
いえいえ。全然。
2分で読めるところまでで良いのですから、完璧を目指さなくていいんです。
2分でどこまで読めるか、それぞれのレベルで、個人的にチャレンジされているとは思いますが、競争ではないので、自分のペースで読んでいただくほうがよいのです。
誰しも「今、取り組んでいるテーマ」があると思います。
半球の強調を深めたい。
両親問題を深めたい。
ハウスルーラーのネットワークを深めたい。
アスペクトを深めたい。
象徴の表現力を高めたい。
などなど...
それを、匿名チャートで練習していただくのにご活用ください。
同じようにティル式を学ぶ仲間や石塚先生からフィードバックいただける環境は
ティル式による分析力を高めるためには格好の場となります。
とは言え、マンスリーテーマがありますので、その部分は外さずに。
9月の勉強会は、セクシャリティがテーマですから、5ハウスや8ハウスを中心に読んでいきます。
その上で、ご自身の気になるポイントを織り込んでいく....。
どこを切り口にするかに個性が出ます。
そして、視点や切り口が異なるからこそ、互いから学べるのですね。
ティル式を学びはじめて長くない方だからこそ、基本的な部分をしっかりおさえて読まれていてびっくりすることもあります。
学びが長い方は、それ以外の部分を探そうとしたりしますからね。
この進め方にしてから、いきなりティル先生の解説を読んでいた頃よりも、各段に学びが深くなりました。
最初に答えを見ると勉強にならないのは、どんな勉強でも同じではないでしょうか。
『まず、自分で解いてみた』からこそ『まず、自分で考えてみた』からこそ、答え合わせが深く染みた。皆さん、そんな経験、あると思います。占星術も同じなんですね。
『まず、自分で考えてみる』ことは、土壌を耕すことに似ています。
耕して土がやわらかくなるからこそ、養分や水分をよく吸収し、また保持するわけですね。
かちかちの地面に水をやると、吸収できず、流れ去っていってしまいます。
特に、ティル先生の解釈は高度で、初歩的な説明は端折られていて、プロやセミプロを読者として想定したものだと思います。だからこそ、事前に自分でチャートを分析してみて、基本的なポイントはおさえておきたいのですね。その上で、わかりにくいところは、石塚先生が説明してくださるので安心です。
この勉強会に長年、参加されてらっしゃるTさん(第六部受講中)は、『受講料が安すぎ』とおっしゃっています。Tさんは、『個人の生きる物語を導く占星術』のグループワークにも何度も参加してくださっていますが、第六部での学びに加え『122のケース例』で培った知識が、ものすごく効いているなといつも感じています。読みが早くて焦点がしっかりしていて鋭いからです。
この勉強会の真の価値がわかるのは、あるいは、ティル先生のおっしゃることがすべて理解できるのは、第六部に行ってから、あるいは、卒業して実践を積んでから、なのかもしれません。それくらい深い話をティル先生はしてくれています。石塚先生も、ご自身がまず学びたい、読み込みたいという動機で、この勉強会の開催を提案してくださいました。私自身も、3年前のテキストを読んでみて「今だからわかる」「あのときは、ちょっとカン違いしていた」と感じることがよくあります。それでも、3年前の、あの学びがあったからこそ、ティル先生の「よくわからない言葉」がひっかかり続けたからこそ、今があるといえるでしょう。
この勉強会は、ほとんどの場合、新里ひろきのノエル・ティル心理占星術『第一部:出生図の分析』を学んだことがある方なら、ついていけると思います。『122のケース例』は、『第一部:出生図の分析』で学ぶことの奥深さを多数の実例をとおして学びとる勉強会といえるかもしれません。『第一部:出生図の分析』で学ぶ理論は、ノエル・ティル式心理占星術の基盤なのです。私達が上へ上へと成長していくために必要なのは、土壌を耕し、根を伸ばし、根を分岐させ、さらに毛細根を伸ばし、基盤を大きくすることなのでしょう。それができるだけの材料と環境が『ノエル・ティル式で122のケース例を読む』にはあるのです。
第一月曜の夜に都合がつく方は、ぜひ、参加してみていただけると嬉しいです!
お試し参加も歓迎です。
第1月曜 19:30-22:30
講師:石塚隆一
【過去の勉強会の再放送】vol.1 〜 vol.7 まで。各6回。
必ずしもvol.1から学ばなくてかまいません。最近のものほど、進め方が充実しています。
いずれにせよ、興味のあるテーマの回を選んでいただくのがベストかと思います。
新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラム
► 『第一部:出生図の分析』 90分×5回
毎月、隔週クラスか速習クラス、いずれかを開講しています。
ご参考にしていただけましたら幸いです。
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vol.3は、冥王星のトランジットやソーラーアークがテーマになります。ドナカニンガムさんのテキストを参考にしつつ、石塚先生による追加講義をも踏まえながら、各人が過去に体験した冥王星のトランジットやソーラーアーク体験を振り返る。
これによって、以下のようなことが見えてくることが期待されます。
*冥王星のトランジットやソーラーアーク体験の特徴
*冥王星のトランジットやソーラーアークの乗り越え方
*冥王星のトランジットやソーラーアークの活用法
vol.2からご参加いただいている方には
vol.2で学んだ[占星術の癒し]を踏まえ[体験のリフレーミング]をすることもテーマです。
vol.3からご参加の方は、リフレーミングまで行わなくてもいい。
あるいは、vol.2を受講していない方は、vol.2の【占星術による癒し】の部分のみ録画受講が可能です。
以下のリンクからお申込みください。
冥王星体験の中には、思い出すのも辛い、他者に言うのもはばかられる、壮絶なものも含まれます。
そんな過去の出来事を[占星術による癒し]の技術で[リフレーミング]できれば
出来事の捉え方を書き換えていくことも可能であり、そこを目指したいところですが....
なかなかそれが難しい体験もある、ということは、ファシリテーター自身が自覚していることです。
冥王星はホロスコープで用いる太陽系の10天体のうち
最もゆっくりと動く天体ですから、その体験を消化するのにも時間がかかって当たり前です。。
私自身の体験からも、冥王星体験の客観化には、それなりの時間がかかっているし
渦中での体験の見え方、1年後の見え方、3年後の見え方、10年後の見え方は変わってきています。
きっと、冥王星のソーラーアークやトランジット時に体験した出来事は
はじまりでしかなく、そこから熟成がはじまっていくということなのでしょう。
冥王星体験は[ひとつの出来事]だけに集約されるわけではなく、多層的です。
その中の[この部分]はシェアできるけど[あの部分]は難しい、ということもあるでしょう。
現時点で、他者へのシェアが難しいと感じることは、無理してシェアしなくてもいいですし
まだ[客観化]も[リフレーミング]もできていないけれども、みんなに聞いて欲しい、という形でのシェアでもいい。
みなさまの[現時点]での思いを、シェアできる範囲でシェアしていただければ大丈夫です。
グループワークとして、みんなで考える材料を出してあっていければ、と思っています。
過去の冥王星体験の個別性を理解するために
私たちは、単に冥王星のトランジットやソーラーアークが起こった時期をピックアップするだけでなく
同時期に形成されている、その他のトランジットやソーラーアーク、プログレスの月などにも着目します。
それらの影響が複合的に見えてくれば「なるほど!」という気付きを沢山得られるでしょう。
ご自身で分析しきれなかった部分は、他のメンバーの意見も参考にしていただけるでしょう。
時期表を出すソフトをお持ちでない方には
有料にはなりますが事務局で時期表を代理で算出させていただくことも可能です。
冥王星を癒す研究会vol.3を機に
私自身も、重要なソーラーアークやトランジットをピックアップしましたが結構なページ数になりました。
それらをひとつひとつ振り返りながら、もっとも強烈な変容が起こった時期をピックアップし
サンプルレポートとしてシェアさせていただきました。
参加者の皆さんがレポートを書く際の、ご参考していただければと思っています。
私がとりあげた時期は、ソーラーアーク、トランジット、いずれもにおいて
冥王星のハードアスペクトが形成されていた時期でした。
自分で言うのもなんですが、冥王星の特徴が鮮やかに出ていたのではないかと思います。
私の今があるのは、あの頃の[破壊&再生体験]があればこそだということは
前から自覚していたことですが
さらに[リフレーミング]の意識をもって振り返ることで
あの頃の経験への、あらたな意味づけがうまれてきています。
また、皆さんからフィードバックを受けることで
ひとりで振り返っているだけでは気づけなかった気づきもいただきました。
みんなにシェアする前提で振り返るからこそ、丁寧かつ詳細に過去振り返ることができたのだと思いますし
自分の人生を、より高い視点から、鳥が空から見下ろすように、俯瞰することができたのです。
占星家同志だからこそのリフレーミングと通じ合う言葉があります。
ここで学びあったことをベースに、未来の冥王星を、よりよく活用していくヒント
冥王星の影響下にあるクライアントを、より上手にサポートできるヒントを沢山得ていければと思います。
みんなで学びあっていきましょう。
リクエストいただいた方の間で日程を調整して開催します。
ご質問、不明点のお問い合わせ、以下のフォームから
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2024年2月現在、卒業生は全10名。卒業生の皆様からマスタープログラムを受講してのご感想をいただいています。
卒業を目指す皆様のヒントにしていただけるお話ばかりですので、ぜひ、ご参考にしていただければと思います。
新里先生のサインが入った合格認定証書が手元に届き、今とても嬉しいです!
私がティル式を学び始めたきっかけは「新里先生の個人セッション」を受け、
この先生から学んで見たいと思ったことからです。
マスターコース5部が始まり同時に専門用語や専門書を読み始め、
沢山の時間を費やしました。
それまで占星術の本もほとんど読んだ事がなく、
専門用語も知らない初心者でした。
そして始まってすぐに気づきました。
とてもレベルの高いコースに入ってしまったと、、(笑)
知らないって怖いですね。
新里先生は添削を含めご苦労だったと思います。
私自身知らない事があまりにたくさんあり、
その都度、覚えていくという感じでした。
その中で新里先生は優しく親切丁寧に指導してくださり、
本当に少しずつですが、理解していけるようになりました。
卒業まで3年5ヵ月かかりましたが、
私にはこれだけの時間が必要だったと思うし、
じっくり取り組めて良かったと思います。
また50代初心者の私に落ち込んでいる暇などありません。
自分が落ち込んでどうするんだ!って発破をかけてました。(笑)
そしてこの学びはずっと向き合わなかった「本当の自分探しの旅」でもありました。
課題提出12回。
毎回「自分は今までどうだっただろう?」
「あの時なぜそうしてしまったのか?」など、
生まれてから生きてきた道をもう1度辿る旅になりました。
このコースは心理学にも深い学びがあり、私は大変楽しかったです。
「人はなぜそうしてしまうのか?」子供の頃から知りたかった事だったので、
自分を含め人間の複雑さを知るきっかけともなりました。
また毎回の添削で新里先生がコメントしてくれる言葉に
救われたり気づかされたり、
机上の学びだけでなく実生活にもたくさんの気づきを頂きました。
最終的にマスターコースを最後までやりきる事は、
「自分の人生を大事に考えること」と繋がりました。
自分のやりたい仕事をやる、その為の努力を惜しまないという事でした。
課題は楽しくもあり苦しくもあり、辛くもあり喜びもあると言う
充実した時間を送る事ができました。
「ここからがスタート」という事なので、英気を養い(笑)
「心理学」と「占星術」を生涯の学びとしていきたいと思います。
ノエルティル式心理占星術の第六部を2023年12月に終了し、新里先生のサイン入りの修了書を年明けにいただきました。
やっと卒業までこぎつけたと感無量です。
はじめに2年間新里先生、事務局の皆様に大変お世話になりました。
10人目の認定でスピードも早かったとお伺いし、自分ではとても時間がかかり
劣等生だと思っていたので正直びっくりしています。
私の本講座との出会いは、占星術を学ぶ中で、心理占星術という分野があると知り、第一部から受講したのが2018年1月。
第四部までは動画を見るだけで進めたのでトントンと進み、ティル式のテクニックに魅了されていきました。
(特に半球の強調とセラピーフロー、両親問題やMH拡張法がすごい!と感じています)
そのころは実際に駆け出しの占い師として活動をしていたため
学んだことも少しずつ鑑定に取り入れるとお客様からの反応が「まさにそうです!」とのお声をいただき
手ごたえも感じていました。
その後いろいろな事情があり2年ほどお休みをしていましたが、2021年より復学させていただき、非常に濃い2年間でした。
第五部の最初のほうで先生から厳しいコメントや再提出があり、これではいけないと実感し
それ以降はできる限り1回で合格できるようにと細かな部分までチェックするように心がけました。
そして無事に2年間で卒業できたことはとてもうれしく思います。
新里先生の丁寧な添削や事務局様のサポートなど、大変感謝しています。
世界最高峰のテクニックを学んだという手ごたえがあります。
この技術を今後どのように実鑑定に生かし
クリエイティブ・アストロロジャーとしてどのように成長していけるか、まだまだ模索していこうと思います。
私はノエル・ティル式心理占星術を新里ひろき先生に教えていただき
このクライアントに素晴らしい気づきをもたらすコンサルテーションを行い始めて、
占い師から心理占星術師への一歩を歩き出したと感じています。
Tyl先生は「心理占星術の勉強はピアノのレッスンと同じで毎日行うことが大事」とおっしゃっています。
課題提出に大事なことはどれだけモチベーションをキープできるかもありますね。
私の場合は提出期限を設定してその日まで毎日頑張る事が自分を鼓舞してくれました。
頑張ると言っても努力とは違う。
わたしにとって心理占星術の勉強はいつも喜びを伴うものです。
セミナーを受け、更に勉強しながら課題を仕上げ、これで充分とは思えませんが
今のわたしの精一杯ですと震える指で送信ボタンを押すと
その私の想いをはるかに超えた添削を新里先生は下さいます。
受け取った新たな内容を自分にひとつひとつしみこませることがまた楽しいのです。
どうぞあなたの愛のお時間を心理占星術に分けて下さい。
情熱を持って学んで下さい。
火星Eのわたしからのお願いです。
マスターコース全過程を振り返って見えたもの、それは、セッションへの街道(王道)です。
毎回の課題は、まるで関所のように必ずクリアすべき関門であり、
でも、一つずつ順番に積み重ねることで、いつの間にかゴールにたどり着きます。
そして、その時には、セッションに必要な、選りすぐりの効果的な技術をすべて身につけているのです。
ただし、その途中はとてもしんどくて、常に左上から?重石がのっているような感覚でした。
私は人物像を統合するのが苦手で、
よく「簡潔に、要点を統合しましょう」とのコメントをいただき落ち込んだものです。
でも、課題は毎回興味深く、ワクワクしながら取り組む中で色んな発見もあり、
ますます占星術の魅力にはまっていきました。
心から楽しく 、心から苦しい、そんな期間でした(笑)
今は、セッションのための最重要の情報を手元に、
さあ、どんな言葉で、どんな方法で、縁ある人々と関わり合っていくのか、
ここがティル先生の仰るクリエイティブ・アストロロジャーへの入り口なのだな、と思います。
最後に、マスターコースを修了して良かったこと、
それは、つい自信が無くなりそうになる時、自分は確かに努力をして基準に達したのだ、と思い直せることです。
それは紛れもない事実ですから。そして、その信頼感は即ち師匠の変わらない姿勢にあるのだと思います。
私はノエル・ティル式心理占星術を新里ひろき先生に教えていただき
このクライアントに素晴らしい気づきをもたらすコンサルテーションを行い始めて、
占い師から心理占星術師への一歩を歩き出したと感じています。
Tyl先生は「心理占星術の勉強はピアノのレッスンと同じで毎日行うことが大事」とおっしゃっています。
課題提出に大事なことはどれだけモチベーションをキープできるかもありますね。
私の場合は提出期限を設定してその日まで毎日頑張る事が自分を鼓舞してくれました。
頑張ると言っても努力とは違う。
わたしにとって心理占星術の勉強はいつも喜びを伴うものです。
セミナーを受け、更に勉強しながら課題を仕上げ、これで充分とは思えませんが
今のわたしの精一杯ですと震える指で送信ボタンを押すと
その私の想いをはるかに超えた添削を新里先生は下さいます。
受け取った新たな内容を自分にひとつひとつしみこませることがまた楽しいのです。
どうぞあなたの愛のお時間を心理占星術に分けて下さい。
情熱を持って学んで下さい。
火星Eのわたしからのお願いです。
2017年秋頃に「第五部募集のお知らせ」のメールが届いてから申し込みに至るまでの約二日間は、かなり思い悩みました。二日は短いと思われるかもしれませんが、第五部は募集後すぐに定員に達するため、この辺りまでが悩める限界なのです。
(☞続きはこちら:卒業生【夕雅】さんからのメッセージ)
西洋占星術のイロハも知らない私が、2重円とか3重円のホロスコープを読むなんて考えられないことでした。
ましてノエル・ティル心理占星術マスターコースを修了することは、奇跡としかいいようがありません。
ではなぜこの講座を受講することになったのか、それは運命的出会いでした。
私のホロスコープでトランジット土星が軸に接触し、ネイタルの土星とスクエアになった時、
2011年3月11日に東日本大震災が起き、福島県に住む私の人生が一変しました。
先が見えず、どうしたらよいのか、誰に相談したらよいものかと途方に暮れていたところ、
アメリカから有名な占星家が初来日 するということを知り、ノエル・ティル先生のコンサルテーションを受けました。
その日9月16日は天王星が9ハウス支配星の水星へソーラーアーク、SP月が3ハウス支配星の木星とスクエアでした。
コンサルテーションにより、小さな希望の光を見出し、心理占星術を勉強することになったのです。
これが運命的出会いです。
その後、病気になるなど大変なことが起きたのですが、それでも心理占星術の勉強は暗闇の中の希望の光でした。
それから新里先生のティル式心理占星術講座を受け、その後マスターコースを受講し始めました。
何しろ西洋占星術の基礎知識を知らないので、わからないことばかりで、来日講座を受講するたびに劣等感を感じたものです。
それでもめげずに受講し続け、課題を提出 して、2017年5月15日に認定証書を受領しました。
10ハウス支配星の月が9ハウス支配星の水星にソーラーアーク、トランジット木星がMCとスクエア、
SP月が9ハウスの太陽とオポジッションでした。
占星術家という新たな可能性、方向性が見えてきました。
マスターコースを修了するための秘訣について考えてみました。
月並みですが、「継続は力なり」です。課題を完璧にやってから出そうと思わずに、精一杯やったら取りあえず提出してみました。
そして分らないところを質問しました。新里先生はどんな質問にも丁寧にお答えくださいました。
再提出も何度もありました。「バカ!バカ!」と何度自分に言ったことでしょうか。
そんな気持ちが伝わったのか、「楽しんでやってください。」と書かれてあったこともありました。
新里先生は本当に素晴らしい先生です。新里先生は私たちの添削に貴重な時間を費やしておられると思います。
添削していただいたものは、今では私の素晴らしい宝物です。
こんな私でも卒業できたので、大丈夫です。皆さんも卒業できます。
マスターコース受講者の皆さんに、心からエールを贈りたいと思います。
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JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
2024年1月21日、冥王星が水瓶座に入りましたね!
【vol.2】では、私たちが普段、目を背けがちな冥王星がもたらすダーク面
罪悪感や憤り、ドメスティックバイオレンスや性暴力、死と悲しみの変容に向き合ってきました。
ドナカニンガムさんの著書には
冥王星に関わる物語とその裏にある深層心理、
冥王星を表現するありったけのボキャブラリーが詰め込まれています。
特に冥王星のネガティブ面が強調されているように感じ
私たちは、冥王星が生み出す悲しみや苦しみを嫌というほど目の当たりにし
読み進めることが辛いこともありました。
そこまでやるか、というほどの徹底ぶりなわけですが
その背景には、この本が書かれた時代の【ポジティブ心理学】の流行があるかもしれません。
この時代【ポジティブ心理学】は占星家にも影響を与え
冥王星に限らず象徴の【ネガティブな側面】をイメージさせる言葉遣いが排除されていったようで
そんな趨勢に対する反動的なベクトルをドナカニンガムさんはお持ちです。
出生図に埋め込まれている冥王星のハードアスペクト
トランジットやソーラーアークで体験する冥王星のアスペクト。
これらを、ポジティブな側面だけに言及して終わらせてしまうと
その【変容】のきっかけとなる事件がもたらす大きな痛みや喪失
【変容】の過程にある一進一退の、時に長く続く苦しみや
サナギのまま変容に至らず朽ち果ててしまう可能性などが無視されてしまいます。
物事のポジティブ面だけに光を当てて、ネガティブ面に目をつぶると
悲しみや憤りといった感情を自分にも他者にも許せなくなってしまう。
それでは【変容】の過程の一部を葬り去ろうとしているのにも等しく
かえって【変容】から【成長】へ至るステップを踏むことが難しくなってしまうでしょう。
冥王星のネガティブ面に目を瞑っていたとしたら
家族として、友人として、占星家としても
他者の自然な悲しみや憤りといった感情に寄り添えないかもしれません。
冥王星の光と影のうち、特に【影の側面】に徹底的に向き合うドナカニンガムさんの著書は
冥王星がその本拠地である蠍座に滞在する頃に書かれた書物です。
ドナさんご自身は、ASC上に獅子座の冥王星をお持ちです。
獅子座の冥王星と蠍座の冥王星のスクエア(中年の危機)を体験。
ご自身の冥王星との向き合い方の変容の過程が反映されており
それこそが、この著書のパワーとなっているのかもしれません。
私達は、この書籍を読むことを通じて
冥王星がもたらす辛い側面に向き合ってきました。
だからこそ、クライアントや周囲の人から
冥王星的なストーリーを聞いたとしても動じずにいられる。
向き合える、受けとめる器が作られた、これは大きいのではないでしょうか。
vol.2では、ドナさんのテキストとは別に、冥王星的体験を【リフレーミング】していくこと。
さらには【リフレーミング】と【癒し】を行っていくためには
単純に冥王星だけにフォーカスするのではなく
チャート全体を統合的に理解していく必要性があることや、その手法までを学びました。
そして、その学びをもって、あらためて自身のホロスコープに向き合うことは
ともすれば、冥王星のネガティブストーリーに飲み込まれて沈んでしまいそうな私たちの心を前向きにさせてくれたのです。
このようにvol.2は、非常に盛り沢山であったにもかかわらず
皆さん、その意義をしっかり理解し、ついてきてくださったと思います。
そのような基盤をもとに『冥王星を癒す研究会vol.3』では
冥王星のトランジットやソーラーアークについて学び、グループワークで深めていきます。
ドナカニンガムさんの著書にはトランジットだけに触れられていますが
それを応用して、私たちはソーラーアークも考えます。
グループワークでは
各メンバーがご自身の冥王星のトランジットやソーラーアーク体験を語ります。
各人の物語から、私たちは今回も沢山のことを学ぶことでしょう。
また、単純に冥王星のトランジットやソーラーアークだけにフォーカスせず
その裏にある、その他のトランジットやソーラーアーク、セカンダリープログレスについても
考慮に含めながら、考察を行っていきます。
時期表を出せるソフトをお持ちでない方には、事務局で時期表の作成をさせていただきます(有料)。
グループワークでは非常に個人的なお話が交わされますので互いの信頼関係を重視します。
お申込みは本名でお願いしますが、グループワークにはハンドルネームで参加されることを推奨します。
本名でワーク参加されると、かえって自分自身を開示しにくい可能性を感じます。
またZoomによるライブセミナーは、顔出しを行いません。
グループワークの録画は、その時に参加しているメンバーだけが見ることができ
今後開催される、新たなグループワークのメンバーは見ることができません。
最後に、冥王星のテーマをコンサルテーションで扱う際の注意事項についても
ドナカニンガムさんの著書から学び、レポートやディスカッションによって深めていきます。
プロとして『冥王星を癒す研究会』の学びを実践に活かしていきたい方にとって大いに参考にしていただける内容です。
『冥王星を癒す研究会vol.3』には
【vol.1 や vol.2】に参加されていなくても、参加が可能です。
【vol.1 や vol.2】は再開催を予定していますので.
【vol.3】に参加されて、ご興味が深まりましたら、
【vol.1 や vol.2】への参加をご検討ください。
あくまで【再開催】であり【再放送】ではないことにも、ご安心いただけると思います。
そのときに集ったメンバーと一期一会でのご縁で、ワークを行ってまいります。
リクエストいただいた方の間で日程を調整して開催します。
ご質問、不明点のお問い合わせ、以下のフォームから
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第1月曜研究会『122のケース例を読む』では
2月から新テーマ『クライアントとの対話』が本格的にスタートしました。
なぜ『本格的』なのかと申しますと
1月の研究会の終盤に『クライアントとの対話』の導入部分のテキストを読んだからです。
この『導入部分』のテキストを
3月スタートの方、および、3月にお試し参加される方にプレゼントします!
事前にお読みいただくと、3月からの研究会に入っていきやすいと思います。
『導入部分』はA4サイズで全5ページですが
ティル先生の占星術哲学が語られていて読みごたえがある内容です。
ティル先生は、この占星術哲学をもとに『コンサルテーション』を行っていくということですね。
さらに、2月の研究会の模様の録画[クライアントとの対話(1)]も視聴されたい方は、有料にはなりますが、☞こちらからお申込みください。
ティル先生は『クライアントとの対話』の冒頭部で
ユダヤ教やキリスト教の宗教的伝統の遺産について語られます。
世界には意味があり、起こること全てに理由や原因があり
その理由や原因は人間にあると私たちが考えてしまうという遺産です。
クライアントはこの遺産を占星家に持ち込むが
占星家も同じ遺産を生きているのだ、というお話からスタートされています。
日本に生きる私たちには、西洋とは異なる宗教や哲学の影響もありますが
西洋の強い影響下に現代を生きていることは確かなので、思い当たる人が多いでしょう。
まだまだ展開されていくティル先生の考察に刺激を受けつつ
研究会では、西洋と東洋が抱える遺産の違いも含め、メンバーと様々話し合っていくことになるでしょう。
............................
基本的には[第三部]までのティル心理占星術理論をご存じの方なら理解できる内容です。第四部まで受講されていると、さらにベターですね。この章のテーマに、ご興味がある方は、ぜひ、お試し参加していただき、続けてご参加いただけそうか、確認してみてくださいね!
占星家として占星術をどのように捉え、どのようにコンサルテーションを行っていくのか。
深く考えるきっかけになる内容であることは、間違いありません。
もちろん、第六部以上の方、卒業生の方には、全力でおすすめいたします。
導入部分のテキストは事前に読んでおいていただければと思います。
3月からは、ティル先生のテキストをもとに、様々なチャートを分析していきます。
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
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こんにちは。 心理占星術研究会のKyokoです。
『122のケース例』を学びはじめてから、ノエル・ティル心理占星術への理解が日々深まっています。
その「言葉」は高尚で含蓄が深い。
ノエル・ティル理論の前知識がなく、いきなりこの言葉にふれても、よくわからなかったことでしょう。
ティル占星術が「難解」といわれるのは、その表現が含蓄に富んで高尚であることが理由の一つでしょう。
含蓄が深いので日本語に訳すと、より、わかりにくくなるのです。
だからこそ、その弟子たち。
石塚や新里先生は、わかりやすく整理したり、簡易的に言い換えたりして、教えてくださってきたわけです。
しかし、一度、わかりやすい形で学んだ今だからこそ「源の言葉」にふれてみたくなる。
「その理論が生まれてきた背景」「思考過程」。
ティル先生の言葉の裏にあるものに、少しずつ肉薄していきたくなるのです。
もちろん、理論にのみ執着し、言葉尻を追いかけることには意味がありません。
その理論をもって、どのように、チャートを読み解いているか。
実際に、そのチャートの持ち主は、どのような人生を送っているのか。
「122のケース例」では、「理論」と「多数の実例」と「解釈文」がセットになっていますので「統合的に」学んでいけるのですね。
この勉強会は、これからティル心理占星術を学びはじめる人ではなく、『何らかの形でノエル・ティル心理占星術を学ばれたことがある人』に、おすすめいたします。完全にティル理論を理解している必要はありません。
現実問題として、そんな人はティル先生以外にはおらず、ティル先生自身も、進化し続けており、この講座のタネ本もその途上のものです。
ティル式を学んだけど、うろ覚え、という方は、この勉強会で復習しながら深めていけるでしょう。
ティル式卒業生だけれども、まだまだ深めたいという方も、必ずやそうなることでしょう。
第一月曜(19:30〜22:30)に開催されているこの勉強会は、ノエル・ティル先生の著書を、石塚先生が、かいつまんで訳してくださったものを(といっても、ほぼ、全訳?)
「この頃は、アスペクトのオーブが、だいぶ広いですね」
「この頃は、まだ、クインデチレが発見されてなかったのですね」
「この理論は、実は、こういうことを言いたいのでは?」
などと、石塚さんやメンバーが対話しながら理解を深めています。
一人で読み下すだけでは、真意を誤解したり、混乱したり、してしまいかねない。
皆で意見交換することで、補完しあえます。
この「学びあい」の場(第一月曜研究会)には、いつでも、合流していただけます。
ご都合が合わない方や、最初から積み上げるように学びたい、という方には、再放送で受講いただけます。
現在、vol.1〜vol.7まであり、各ボリューム毎に6レッスンが収録されています。
例としてvol.1では以下のテーマをとりあげました。
半球の強調
ステリウム
シングルトン
土星関連(土星の逆行)
ノード
太陽と月のブレンド
ノエル・ティル心理占星術の基盤となる理論ばかりです。だから簡単? とんでもない。
占星術は象徴を扱います。もともと象徴を完全に言語化することはできません。
それを何とか言葉に変換する試みの中で零れ落ちるものがある。
だからティル先生は「単純化」しようと試みるけれども「完全に枠にはめてしまわない」。
海王星と土星のせめぎあいのようです(ティル先生はこのアスペクトをお持ちです)。
ティル先生が混沌の中から法則を見出す現場、時代に居合わせるような感覚。
ティル先生の講義を直接、受けているような臨場感を持っていただけると思います。
そして、回を重ねる毎にティル理論への理解の深まりを実感していただけるでしょう。
以上、心理占星術研究会のニュースレター(2019年9月17日発行)より抜粋編集
ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム全体像はこちら↓
ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームから
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2024年2月1日感想追記
こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
職業プロファイリング研究会、略して【職プロ】。
1月の職プロでは『クラブDJ』のホロスコープの特徴を研究していきます。
12月のテーマは『美術キュレーター』でしたが
その中でとりあげたキュレーターさんの中に
過去にDJを行っていた人が含まれていたのです。
そこで感じたのは『美術キュレーター』と『クラブDJ』の仕事には、何か共通性があるということ。
美術キュレーターは『おすすめのアートを集めてきて、魅力的に展示する』。
クラブDJは『おすすめの曲を集めてきて、魅力的な順番で聞かせる』。
似てますよね?
DJはディスクジョッキーの略です。
昔はDJといえばラジオのDJで
テーマに沿って曲を流したり、トークの上手さで楽しませたり。
リスナーのリクエストを受けて曲を流したり、ゲストを招いてインタビューなども行う。
どちらかといえば『番組の進行役』といった風情で
最も必要とされるのは言葉によるコミュニケーション力です。
一方、クラブDJは創造性や音楽センスを中心とする様々なセンスが問われ
また、機材を使いこなす技術力が必須です。
ラジオDJもクラブDJも音楽好きであることが必須である点で共通しているものの
クラブDJの方がよりアーティスティックであるのは間違いないでしょう。
DJからミュージシャンや音楽プロデューサーに転向する方が
結構多いことからも、そのことが伺い知れます。
必要とされるのは、会場を盛り上げる選曲センス。曲のつなぎ方のセンス。
音響や照明等のイベントの演出センス。
独自の世界観を作り出すセンスがある人が人気になりそうです。
人前に出る仕事なので、本人のカリスマ性もあったほうがよさそうです。
クラブDJには様々なタイプの人々がいらっしゃり
活躍のフィールドや規模の大きさも異なります。
それぞれの個性的な活動とホロスコープの関係を見ていきましょう!
クラブDJの仕事内容は、人によって様々なようです。
クラブで、独自のセンスでセレクトした曲を
かっこよくつなぎながら流し続けて、会場を盛り上げていくだけでなく
サンプリング、リミックス、アレンジ、プロデュースなど
時に作曲まで、活動の幅を広げていくDJもいらっしゃいます。
クラブDJは、現在、若者に人気の職業だそうです。
クラブDJはAI時代的な職業のようにも感じます。
AIは、既存の情報をアレンジして、何かを作り出します。
DJも他者がつくった曲をベースにクリエイションをしていく
そういう創造スタイルが、AIとの共通要素として感じられるのです。
占星術的にいえば8ハウス(他者の資産の活用)的な要素があります。
実際にクラブDJは、8ハウスに特徴があるホロスコープの持ち主が多いのです。
では、AIが発達すれば、AIがクラブDJさえできる時代になっていくのでしょうか?
いえいえ、AIには、その場のノリや客層にあわせて、曲を変えたり
盛り上がるタイミングをはかることはできません。
そういった目には見えない気分、ムードをとらえて
臨機応変に対応できるのが、才能あるDJであり
AIに任せきれない部分こそが、今も今後も、クラブDJに求められている能力なのでしょう。
2024年2月26日のテーマは『ミシュラン三ツ星シェフ』
ご質問、不明点のお問い合わせ、以下のフォームから
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ユキコ・ハーウッドの『心理占星学シリーズ』を受講中の生徒さんから、ご質問をいただきました。
多くの方が、同様の疑問をお持ちだと思いますので、ユキコさんの答えをシェアさせていただきます。
グーグルで検索してみると、ソーラーサイン?、プラシーダス?、あるいは、無視するとか色々出てきました。
正直なところ、どのように考えればよいのかわかりません。
ユキコ・ハーウッド先生は、出生時間不明の場合、どのようにホロスコープを読み取っているのか教えてください。
出生時刻がわからない場合、生まれた瞬間、東の地平線上に位置するサインが不明ですので、アセンダント、デイセンダント、MC、ICを算出できません。ですから残念ながらハウス区分ができません。
そのため、天体が入っているサインとアスペクトだけで私は見ています。
データはかなり少なくなりますが。乱暴に言うと「ハウス区分を無視する」ことになります。
ホロスコープは「フラット・チャート」というものを作っています。時間は最も誤差の少ない正午で作成します。
●出生時刻は正午で入力する。
●ソフトによってフラットチャートの呼び名が異なります。そのソフトのフラットチャートに当たるハウスシステムを選びます。
► ご参考記事:占星術ソフト『ケプラー kepler 』の基本的な設定方法
360度の円を12等分し、牡羊座を左端に持ってきて、時計と逆回りに魚座までの12サインを記入する。
天文暦の正午の各惑星の位置を記入して、アスペクトも手描きで仕上げる。
おすすめの天文暦は、以下のページに掲載しています。
以下のような方法で出生時刻が不明の方のチャートを作ることもできますが、私(ユキコさん)は、フラットチャートを使っています。
● ヌーン・チャート Noon chart
出生時刻を正午と仮定して、それでハウス区分をしてしまう。
●レクティフィケーション・チャート Rectification chart
過去の出来事から出生時間を割り出して作るチャート。あくまでも推測。
1)石塚隆一先生の『出生時間がわからない方のコンサルテーション技法 〜ミニティル分析法とソーラーアーク〜』 という講座では、 出生時間不明のホロスコープの効果的な分析法を学べます。この講座でもハウス区分はせず、サインとアスペクトだけで分析しますが、ソーラーアークという進行法も活用するところがポイントです。
2)新里ひろき先生の『ノエル・ティル心理占星術・第三部』では、レクティフィケーションの技術(出生時間の割り出し法)を学ぶことができます。ただし、レクティフィケーションは非常に高度な技術なので、占星術の基礎体力が必要です。そのため、受講資格は、第一部で出生図の分析技術を学び、第二部で時期読みの技術を学んだ方となっています。新里先生の『ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』の開催予定は、スクールサイトで確認してください。
3)マスタープログラムの卒業生の夕雅さんがレクティフィケーション鑑定を提供されています。また、レクティファイ理論を学びながら自分で出生時刻を割り出すサポートをする個人レッスンも提供されています。
► 夕雅のレクティフィケーション占星術(鑑定&個人レッスン)
4)レクティフィケーションの効果的な学び方や実際については、以下の記事をご参考にしてください。
► レクティフィケーション(出生時間の割り出し・修正)の学び方
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
本日はホラリー研究会のレポートです。
ホラリー占星術に対して
理論に則って読んでいけば答えが出る[左脳的な占星術]
というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
でも、実際にホラリーを実践していくと
『過去の占星家が提唱したルールはガイドラインでしかない』
ということがわかってきます。
そして意外にも、ホラリーは『右脳的な感性』が要される占星術
であるということも実感されていくでしょう。
『象徴』と、ホロスコープ上のつながりを見て、何を思い浮かべるか?
そこから、どんな物語を紡いでいくか?
現場では『霊感』『イマジネーション』を働かせる必要があります。
人間の出生図と異なり
ホラリーチャートが示しているのは[質問]と、その前後の経緯です。
つまり、ホラリーチャートの守備範囲は人間の出生図よりも、ずっとずっと広い。
各象徴を何に対応させるのか、その可能性は、無限大であり、森羅万象です。
象徴読解力、象徴と現象との対応力は、出生図分析以上に必要となるのです。
3月の研究会では[死期]についても読みました。
占い鑑定の現場では[死]を読むことはタブーとされていますが
[死]は私たちの人生の、非常に重要な一部です。
そこに真摯に向き合うことができる[研究会]はとても貴重な場だと思います。
実際、私たちはホラリーチャートやメンバーとの対話から
[死]自体についても学びを深めることができました。
その際、海王星や冥王星の象徴を無視するのなら、ここまで豊かな読みは、不可能だったことでしょう。
※伝統占星術ではトランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)は考慮しない。
3月のホラリー研究会で参加歴が1年未満のメンバーが
「皆さん、チャートにしがみつくように読んでますね」
と発言されてましたが....
私だって個人的にホラリーを立てるときには、何かの合間にサラっと読んで終わりのことは多いのですよ。
すべてのチャートに、そこまで時間をかけられるわけではありません。
ただ、サラっと読むとは、別の言葉でいえば、深みには入れていないのです。
チャートの表層部分をなぞるだけでも
既存のルール(月や土星)に従うだけでも、見えてくるものはあります。
質問の内容によっては、それでもいいのでしょう。
一方で、深い質問であればあるほど
既存のルールが通用しないケースであればあるほど
太陽の創造性を発揮し、深い洞察や展望(冥王星)がうごめきはじめる必要があります。
[ゾーンに入る]ことで、それらが活性化しはじめます。
ひとりでは深みに入れなかったとしても
[研究会]においては自然に[チャートに深入り]していくことができます。
それが集団がもたらすパワーです。
新たな法則を見つけ出す、あるいは、そのチャートならではのメッセージを解読しようとする。
ひとりでは深みに分け入ることは難しかったのに
自分とは異なる多数の[深い視点]から刺激を受けると、どんどん深堀していける。
自分ひとりでは開けられなかった
[チャートの深層におりていける扉]を開くことができたとき
とても達成感があります。
ホラリーで現実を再解釈し、世界の見え方が変われば、現状を変えていくヒントも得ることができます。
皆様も[チャートの深層に降りていける環境]=[ホラリー研究会]に参加してみませんか?
研究はとても創造的な活動だと思います。
ホラリー研究会は、とても、リラックスした雰囲気ですよ。
かしこまっていては、ゾーンに入ることは、できないですから。
共有する題材も多岐に富んでいます。
石塚流ホラリーにご興味がある方は、専用サイトをチェックしてみてください。
石塚隆一流[ホラリー占星術]の学び方:太陽の創造力を重視する
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
いよいよ来週から[冥王星を癒す研究会vol.3]の[水曜昼組]がスタートします。
[冥王星を癒す研究会vol.3]では
冥王星に特化してトランジットやソーラーアークを深めていきます。
サンプルレポートを書くために、私自身も冥王星のトランジットやソーラーアークにかかわる過去の出来事や心理を振り返りましたが、これまで何度も振り返ってきたはずなのに、いくつも新しい発見がありました。
新たな発見ができた理由としては、vol.1からvol.2で、冥王星自体への理解を深めてきたこと、去年の[新里ひろきのノエルティル心理占星術・第二部]のリニューアルに伴い、時期読み力をバージョンアップしてきたこと。そして[冥王星を癒す研究会vol.2]で、石塚先生による[占星術による癒し~リフレーミング占星術]の講義を受けたからが大きいです。
つまりは、過去の出来事への[リフレーミング力][評価力][意味を見出す力]が上がってきたのです。
リフレーミングに似た言葉に[過去を書き換える]という表現があり、私も使ってきましたが
それよりも[リフレーミングする]という表現のほうがいいと今は思っています。
辛かった経験を、自分の都合がよいように表面的な言葉で解釈しなおしたとしても
浮かばれないものがあり、本当のパワーにはならない。というか、本当には書き換えられていないことに気付いたのです。
そうではなく[過去も含めありのままの自分とその思い]をまずは受け入れてあげることの重要性を知ったのです。
[理屈だけでどうにもならない]理不尽さや矛盾は冥王星体験、および、私たちの人生には含まれています。
そのようなありのままの現実に目をそむけず、向き合い、理解を深めていく力を私たちはつけてきました。
その上で、ホロスコープ全体を統合的にとらえながら行うリフレーミングは
深いところからの癒しにつながり、本質的なパワーになるように思います。
この[統合的に捉えながら]ということろが重要です。かつては[冥王星のトランジット]や[ソーラーアーク]を受けているホロスコープのパーツのみに意識が向いていたように思います。そうではなくホロスコープ全体を統合的に見て、ホロスコープ全体を活かしていくのです。
2月28日(水)13時からは[水曜昼組]がスタートします。
夜より昼間の方がご都合が良い方は、まだ間に合います。水曜組にご参加くださいね!
vol.2に参加していない方も、vol.3に参加できます。vol.3にお申込み済の方で、ご希望の方は[占星術による癒し~リフレーミング占星術]の講義部分のみを録画受講できます。この講義を受講することで、過去の振り返り時の気付きは大きいものになるでしょう。
月曜組、水曜組、いずれに参加されても、どちらのグループワークの模様も視聴できます。
参加者全員が互いから学びあい協力して学びをすすめていきます。
vol.3参加者向けの講座です
リクエストいただいた方の間で日程を調整して開催します。
ご質問、不明点のお問い合わせ、以下のフォームから
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現在、録画で受講いただける状態です。
ご興味ある方は、ぜひ、受講してみてください。
ただ、このセクシャリティのシリーズは
122のケース例の終盤に位置しておりますので非常に高度な内容となっております。
私達が、2019年から5年ほど取り組んできている『ノエルティル心理占星術で122のケース例を読む』。
終わりが近づいてきた、ここ最近になって、本当の意味で
【ティル先生のコンサルテーションの凄み】
が理解できるようになってきたかな、という感じがしています。
ご存じのとおり
ティル先生の著書は【コンサルテーションの書き起こしがある】
点が、他の占星術書と大きく異なる特徴となっています。
ただし、コンサルテーションの書き起こしはあっても
その根拠になっている理論が
基礎レベルから詳細に説明されているわけではありません。
ノエルティル理論の基礎的な部分はマスターしていること
象徴読解力が、かなり育ってきていることを前提に、話は進んでいきます。
もっと言えば、人間理解が深まっていること
つまりは、人生経験を積んでいることを前提に話は進んでいきます。
なので、その前提を満たしていないと
「書いてあることが、よくわからない」ということになります。
そういう意味では、『セクシャリティ』を最もおすすめできるのは
新里ひろきのノエルティル心理占星術マスタープログラムでいえば
第六部を受講中の方、もしくは、卒業生です。
そのレベルまでティル式への理解が深まっている方だと
Sexualityをテーマにとりあげたノエルティル先生の意図が理解できると思います。
ノエルティル先生の著書は
私たちのレベルまで降りてきてくれるタイプの本ではなく
「ここを目指してくださいよ。」
「私はもっと先を目指して常に前進していますからね」
と、ティル先生が、どんどん高い山を登って行っているのを後ろから追いかける。
ときどき振り返って、ティル先生が手を振っているのが見える、という雰囲気です。
そのティル先生の後ろ姿が遠くに小さく見える方もいれば
結構、近い、と感じる方もいるでしょう。(ほとんどが前者でしょうが....)
ティル先生のコメントを読んでもわからない部分は
石塚先生に解説していただいたり、みんなでディスカッションして
協力して咀嚼しながら、読み進めていっているわけです。
ここでは.....
皆様が想像しているだろう【Sexuality】とは全く異なる世界が展開されています。
Sexualityは、どの人間にとっても大切なテーマであり
人間に生まれながらに備わっている根源的な生命力の源なのだ。
私たちの人間関係、健康、仕事、自尊心。
すべての質に影響を与えているのがSexualityであり
無視することはできない、とても大切なテーマなのだ。
Sexualityと人間の創造性は密接に繋がっているのだ
ということを、毎回、思い知らされていきました。
昨今、男女問わずの性的虐待や搾取の問題が公になってきていることや
【冥王星を癒す研究会】における冥王星研究(人間の深層心理への理解)も後押しして
Sexualityへの理解が深まる助けになっているとも思います。
昨日の最後の研究会では...
ティル先生のホロスコープ理解の方法は
音楽家が交響曲を理解するかのようなスタイルだね、という話になりました。
ティル先生は、占星家に転身する前は、プロのオペラ歌手でした。
なので、クラシックの交響曲を理解するかのようにホロスコープを捉えておられるのだ。
そんな話です。
ティル先生の著書を読んでいると、主旋律、対旋律など、音楽用語が飛びかいます。
音楽の素人であれば、オーケストラを前にしても、主旋律しか聞きとれないかもしれません。
占星術の初心者には、ホロスコープの主要なメロディしか聞きとれないように。
だからこそ、対旋律が重要な役割を果たしていることに気付いてください。
と、繰り返し、繰り返し、ティル先生が注意を促されているのです。
耳を澄ましてください、と。
音楽のプロであれば、主旋律以外の対旋律を聞き分けることができ
それが、主旋律にどのような効果を与えているのかを
理解した上で、全体のハーモニー、各パートの効果を高めていくことができる。
そのような視点でホロスコープを分析し
コンサルテーションを行うことができるなら
クライアントはより素晴らしい自分ならではの楽曲を奏でることができる。
【オーケストラが演奏する曲全体が奏でるもの】を感じ取る感性。
これは、なかなか言語化できないものでもあります。
その言語化できない部分を感じ取る感性を高めていくことが求められている。
ということが、伝わってくる、そんな内容の著書なのです。
交響曲の意図について
様々な言葉を尽くして【批評】したり【素人にもわかるように説明】することが得意な人
というものは存在するものです。
けれども、その言語化力の裏にあるのは
分析力というよりも【感性】であり【人間理解力】なのですよね。
分析だけでは感動にはつながりませんしね。
ノエルティル先生、もっとわかりやすく説明してださいよ。
と、言いたくもなるのですが、それは、野暮というものです。
【この曲全体を感じ取ることができますか?】
【対旋律が聞こえていますか?】
どのように演奏したら、より効果的ですか?というレベルの話であり
ドレミファソラシドや基本的な和音を教える本ではないのですね。
そういう訳で、Sexualityをおすすめするとしたら
第六部受講中の皆様や卒業生ということになります。
第六部以降の方、卒業生の皆様、是非、体験してみてください。
この本はUSA版のマスタープログラムのテキストでもあるのです。
ノエルティル心理占星術をイチから学びたい方はこちら↓
新里ひろきのノエル・ティル心理占星術 『第一部:出生図の分析』
ご質問、不明点のお問い合わせ、以下のフォームから
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
最終回のテーマとしては【意外に簡単かも】と事前に予想しておられた方もいらっしゃったかもしれません。
けれども、取り組んでみると、実はとても奥深い永遠のテーマであることに気づかされましたよね。
なかなか自分独自の表現が難しい。
どこかで聞いたようなフレーズになってしまう。
まだ占星術の経験が浅い状態では【独自表現】は非常に難しいのです。
どうしても【暗記した解釈】【書籍や先生の表現】の借りものとなってしまうのは致し方ありません。
一方で、自身の人生経験やセッションをとおして
多くのトランジットやソーラーアークを通過したり感じとったりしてきた方なら
自らの経験を【自分の言葉で抽象化】できるようになってきます。
経験や実践をとおして、自分なりの表現をつくっていくことができるのだな。
第6回のグループワークで気づかされました。
経験を抽象化し、自分の言葉に変換していくこと。
その繰り返しによって、占星家の個性は育っていくし
相手の心に響く、相手の心に長く残る、その人ならではの言葉を贈ることができるようになっていくのですね。
第5回で行ったセッション練習で感じたかもしれない自分の【今の限界】
理想に届かない何か。
その根源をたどっていくと【自分の言葉で語る力】とその裏にある【象徴読解力】がある。
人の心に響く表現力やコミュニケーション力には、まだまだ伸びしろがある。
そのことを全6回のグループワークで実感していくことになります。
この講座、および、グループワークは非常に考え抜かれた構成になっているのですね。
簡単に思えていたことが、実は最も難しいのです。
皆さんそれぞれに人生を振り返っていただいて
土星以降のトランジットの、どれが、最も印象深いものになったかを尋ねてみると
すべての方が土星か冥王星でした。
そのどちらかが優勢かは、ご本人のチャートの特徴や
そのアスペクトが形成されたタイミングの複合的な要因があるのでしょうが。
天王星や海王星と答えた方は誰もいない。
土星や冥王星にこそ、人生を大きく変えていくきっかけを作る力がある。
という事実に、なるほど、と頷かされました。
他人眼からは、天王星が大きな影響を与えたように見えていても
本人の実感としては、人生の最も大きな転機は土星であり冥王星である。
みんなが恐れ忌み嫌う天体のトランジットこそが、人間を大きく成長させてくれるのですね。
自分の中にある相反する要素を統合していくタイミングは本当にひとそれぞれです。
また、統合のレベルという点で、何歳になっても、そのバージョンアップが行われ続けている。
半球の強調の悩みは50歳を過ぎても消えることはなく
ひとつクリアしても、次の次元で課題を抱え続けている。
ただし「自分のセラピーフローを知っている」ことが非常な強みとなり
「知らなかった時」と比べて、ずいぶんと、問題の本質が見えやすくなっている。
だからこそ、この人間の悩みの本質にアプローチする理論について
どのようにクライアントに伝えていくか。その表現力が問われていくのですね。
ただし、自分とは異なる半球の強調については、理解が深まりにくいことは明らかです。
『個人の生きる物語を導く占星術』では
全6回のグループワークをとおして自分とは異なる半球強調の人の肌触りを感じていくことができる。
そして、彼らの言葉をとおして、半球の強調がもたらす課題をどう乗り越えてきたのか
今も課題として、どのように作用し続けているのかを感じとることができる。
半球の強調が多くの人にもたらしている課題のパターンや独自性について熟知していきます。
占星術、および、象徴理解が深まれば深まるほど
ノエルティル心理占星術の基本と思えてきた理論、知っていると思い込んでいた理論への、理解の本質的な深まりが進んでいくわけですね。
ワークの種類は盛沢山で、どれも重要で。
2時間半のグループワークでも、半分ぐらいしかコンプリートできませんでしたが。
カバーできなかった部分は【紙面によるシェアワーク】で
他の皆さんとシェアしあうことができますので、ぜひ、取り組んでいただけたらと思います^^
そして、この【個人の生きる物語を導く占星術】のグループワークに真剣に取り組んだ方は
その後の占星家としての成長の道筋が見えてきますし、【第五部・第六部】の課題が、随分、楽になることは間違いないと思います。
【個人の生きる物語】は【誰とも違う私だけの物語】です。
【個人の生きる物語を導く占星術】は、年に2回、開催しています。
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
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2月3日&4日に開催する 【2024年イヤーリーディング大会】 。
なぜ、タロティストと占星家がイヤーリーディングを行い合うのか?
前回は、心理占星家がタロットのホロスコープスプレッドから学べることについて書きました。
まず、タロットカードの苦手分野として【時期読み】があります。
正確な時期読みに関しては【占星術】のほうに軍配が上がります。
そのため【過去・現在・未来】のテーマを
ピンポイントでしっかりおさえてくる心理占星術セッションから
【タロットの弱み】を実感することでしょう。
一方で【時期のテーマ】をホロスコープはしっかり読み取ることができますが
【実際に、クライアントがそのテーマをどのように体験しているか、体験しそうか】については分かりません。
【心理的な個別の現状】関しては、タロットのほうが雄弁に物語ります。
もっといえば【ホロスコープだけ】からは個別の現状に関しては何も読み取れません。
だからこそ【心理占星家】は【クライアントに過去や現状を聞く】ということをします。
【クライアントから聞き取る話】をベースにコンサルテーションを組み立てていきます。
【心理占星家】は相手の話を聞くことや
クライアントの話とホロスコープの象徴を関連づけて、洞察を引き出すテクニックに長けています。
タロティストが心理占星家から観察できることは
クライアントから話を違和感なく聞き出し対話を組み立てていく技術です。
けれども、タロティストは、心理占星家の対話の技術をそのまま真似する必要はありません。
トートタロティストには【話を聞く前から】カードからクライアントの現状を推し測ることができる強みがあるからです。
弱みにフォーカスするよりも、タロットカードならではの強みにフォーカスしていただければと思います。
比較によって自覚した【タロットならではの強み】を意識的に活用していくことができるのなら
タロティストとして、もっともっと魅力的になっていけるはずです。
タロットだからこそ、クライアント現状や心理を、素早く推測して急所に突き進んでいけるのに
その長所を活用しきれずに、もたもた【相手の話ばかり聞いてしまう】ことに時間を使いすぎているなら
タロットセッションならではの魅力が薄れてしまいます。
そんなタロットのセッションはつまらないし時間の無駄であることに気付かされるでしょう。
なぜ、クライアントは占星術ではなくタロットのセッションを受けたいのか。
なぜ、クライアントはタロットではなく占星術のセッションを受けたいのか。
心理占星術のセッションを受けることで、実感として気付いていくことができるなら、
もっと魅力的なタロティストになっていけるはずです。
心理占星術セッションを受けることを通して
【精度の高い時期読み】はホロスコープに軍配があがることは深く実感していただけるでしょう。
けれども、そこは【張り合う】ところではなく
逆にタロットだからこそできることにフォーカスしていけるようになること。
それが、タロティストとして輝く秘訣であることを実感していただけるのではないでしょうか。
相手の深層心理に深く働きかける絵柄の力
カード自体がもっているパワーを活用していけるという強み。
比較することで深く実感できる
トート版タロットの強みに気付いていただけたなら
より多くのクライアントに求められるタロティストになっていけるはずです。
もうひとつ、タロットには【テーマを自由に設定してスプレッドできる】という強みがあります。
JUGEMテーマ:タロット占い
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2月3日&4日に開催する【2024年イヤーリーディング大会】について。
なぜ、タロティストと占星家がイヤーリーディングを行い合うのか?
互いから学べるものが大きいのです。
松田仁のトート版タロット講座〜入門から奥義まで〜で学ぶホロスコープスプレッドは
一般的なタロットのホロスコープスプレッドとは異なるということをお伝えしておきます。
一般的なホロスコープスプレッドで用いるカードは13枚です。
1ハウスから12ハウスにあたる12枚の後、13枚目を中央に配し
13枚目を最終予想やアドバイスとするケースが多いはず。
一方で、トート版タロット講座〜入門から奥義まで〜で学ぶ
ホロスコープスプレッドでは、12枚しか使いません。
1ハウスから12ハウスまでに当たる位置に12枚のカード配していくだけで
最終予想やアドバイスを13枚目に求めないのです。
あくまでも、12ハウスに配されているタロットカード。
これが、すべてを物語っていると考えるのですね。
これは、一般的な占星術によるホロスコープリーディングと同じ発想ですよね。
12ハウスに入っているカードの種類
その関係性によって、すべてが物語られていると考えて読んでいきます。
中でも1ハウス(1枚目)のカードを重視します。
これは、ホロスコープスプレッドに限らないのですが
最初に出たカードが、すべてを支配すると考えるのが
松田式トート版タロット講座の特徴です。
これは、占星術の発想からも理にかなっています。
あれもこれも、プラスしていくのではなく引き算の発想がそこにあります。
また1枚だけで判断するのではなく、統合的に理解する。
何が最も重要なのかを見極める(心理占星術とも共通する意識です)。
この統合的理解も、松田式トート版タロット講座では重視しています。
その統合的理解のコツは、カードの組み合わせにあります。
大アルカナが何枚出ているのか。
同じ意味合いを持つカードが何枚出ているのか。
など、統合的理解のコツは、全4期を通じて学んできています。
また、ホロスコープ型にスプレッドする順番も
松田式トート版タロット講座には、独特のものがあります。
一般的には、1ハウスから反時計まわりに12枚をおいていきますが
松田式トート版タロット講座では、そのような順番をとりません。
4つのエレメントに対応するハウス毎に、時計まわりに配していきます。
これは、カードを読む際も同様に、エレメント毎に統合して解釈することを重視することに繋がります。
松田式トート版タロット講座では
ホロスコープスプレッドに限らず、エレメントで理解することを重視します。
四大エレメントを重視することは、魔術的発想の基本ですからね。
また、これは松田式に限らずですが
トート版タロットでは、逆位置をネガティブに読むことはありません。
逆位置は【強調されている】と捉えて重視します。
心理占星術が【ハードアスペクト】をネガティブに読まないのと似ていますね。
心理占星家には、あまりないことですが
占星術師の中には、ホロスコープを1ハウスから順番に読んでいく人もいます。
1ハウスはこういう意味、2ハウスはこういう意味、と分断して読んでいくのです。
心理占星家は、そのような読み方はせずに【ハウス支配星のネットワーク】を重視していますね。
こういった発想と、松田式トート版タロット講座の発想は似ています。
と同時に、心理占星術的読み方とは、また違う。
そこらあたりのさじ加減から、学ぶことが沢山あるのです。
占星術師は、どちらかというと左脳に重心がかかりがちです。
【ホロスコープを分析する】という言葉自体、【分析】は左脳的なキーワードです。
だからこそ、トートタロティストが、自由にカードのイメージをふくらませていくやり方から
象徴解釈を豊かに広げる発想力・イマジネーション力、そして、言語表現力から、学ぶことが多いと思います。
また、クライアントが発する【言葉・問い】から
【その質問の本質】【クライアントの課題の本質】を読み取る。
その姿勢からも学ぶことは多いでしょう。
占う前から洞察力を働かせる。
クライアントが発する【言葉・問い】から多くを感じ取る【洞察力】。
そこには【人間への理解】が必要です。
ノエルティル先生の【ホロスコープ以前に、人間・人生への理解を深めよう】
【まず、人間を見よう】という教えと共通するものがあります。
これは忘れさられがちですが、とても重要なポイントです。
松田仁先生の長年のスピリチュアルカウンセラーとしての経験が
この【洞察力】を働かせるコツを伝えてくれるでしょう。
最後にトート版タロットの哲学
【現実を動かすためにはエネルギーを動かす】という発想からも
心理占星家は学ぶところが大きいでしょう。
トート版タロット自体が持つ魔術的な力。
瞑想やパスワーキングでエネルギーを研ぎ澄ませてきたタロティスト。
セッションを行う者は、単なる第三者ではなく
エネルギーを動かす触媒者としての役割がある。
自分のエネルギーを高めるという発想からも、学ぶことが大きいはずです。
ぜひ、トート版タロティストのセッションから多くを学びとり
また、心理占星家のセッションとの共通性も感じとってくださいね!
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次の記事☞ トートタロティストが心理占星術による時期読みから学べること
JUGEMテーマ:タロット占い
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
昨日(2024/1/11)は、2024年最初の新月でした。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様は、年始に1年の目標を立てますか?
占星家にとっては『元旦が1年の始まり』という感覚は、あまりないかもしれません。
春分(おひつじざに太陽が入る時)を1年の始まりとする人もいれば
冬至(やぎざに太陽が入る時)を重視する人もいれば
旧暦のお正月(2024年は2月10日)を重視する人もいるでしょう。
また節分(2月3日)を大晦日、立春(2月4日)を1年のはじまり
とする方もいらっしゃるのではないかと思います。
太陽が水瓶座(固定宮)15度近辺にある時期ですね。
★心理占星家が、ソーラーアークやトランジットを使ったイヤーリーディングを、タロティストに対して。
★タロティストが、ホロスコープスプレッドを使ったイヤーリーディングを、心理占星家に対して。
行うというイベントです^^
始まりの日には、その後1年の【種】が宿り
1年を充実させるためのインスピレーションが湧きやすいのです。
2月3日&4日は、思ってもいないビジョンが【降りてくる】ことが期待できます!
参加資格は
★心理占星家は『個人の生きる物語を導く占星術』を受講中or受講済の方。
★タロティストは『トート版タロット講座〜第3期〜』を受講中or受講済の方。
となります。
他者をセッションするための準備が整っている方たちということになります。
参加資格をお持ちの方は、ぜひ、気負わずにご参加くださいね!
ノエルティル心理占星術を確実にマスターしていただくために
第五部・第六部という【準個人レッスン】があり
実践課題と新里先生による個人指導により、着実に実力を身に着けていただきます。
ただ、文書による個人指導で、練習できないのが【実践練習】です。
そこを補うために【来日セミナー】が行われてきました。
現在では【個人を生きる物語を導く占星術】で
全6回のグループワークをとおして、参加者は実践力を磨き上げています。
【個人を生きる物語を導く占星術】参加者は
【第四部】で実践とカウンセリング技術の理論を学んだ方。
つまり、やみくもに実践してもマスターはできず
しっかりと、ステップを踏みつつ、実践に進んでいくことが必要と考えるのです。
【個人を生きる物語を導く占星術】で学べることは、ダラダラ話したり、自分の分析結果を一方的に話すことではありません。
何が重要なのかを見極め、最重要ポイントに絞り込んで話をすること。
そして必ず【出生図】の綿密な分析を前提とした【時期表示分析】を行い、話をすることです。
一方的に話をするのではなく【相手の話をしっかり伺い、それをベースにセッションを行うこと】です。
このバランスを実現することは難しいけれども、やりがいがあります。
特にタロットは【知識】それ以上に【直観力】がモノをいいますから
スピリチュアルなトレーニングは必須となります。
講師の松田仁先生は、本来、スピリチュアルカウンセラーなので
どのようにトレーニングすれば、その力を養っていけるのかをよくご存じです。
それは、まったくもって地道なことです。
セッション前の瞑想。
場をしっかりホールドすること。
つまりは自分と場を整えることですね。
その上で、パスワーキング(自己を知るワーク)→言語化→個人指導。
占い実習→言語化→個人指導。
これを1年半繰り返し、卒業となります。
実力がつかないはずがありません。
このように、みっちりトレーニングをしてきた者同志の練習会ですので
そのクオリティーが一定以上であることは保証されています。
まさに学びの宝庫であり、何より【楽しめる】のが実践練習会です。
この練習会の【タロットリーディングの部=2月4日】は
松田仁先生もご参加いただけるので、その講評からも、多くを学びとっていただけるでしょう♪
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
ノエル・ティル心理占星術の大きな特徴として
『セッション時、占星術用語を一切使わない』というのがあります。
私は2011年にノエル・ティル先生の個人セッションを受けたのですが
(その際、新里先生が通訳してくださいました)
本当に一切、占星術用語を使わないのです。
だからこそ『自分の人生そのもの』と向き合う時間となったのです。
「星の配置が○○だから、このタイミングでこれをしよう」とか…。
占星家は、そういう発想をしがちです。
私もノエル・ティル式を学ぶ前は、そうでした。
けれども、そんな小手先のテクニックでは、人生が大きく変わりませんでした。
それまで受けたことのある占星術用語を使うセッションも
「この配置だから、こういう私なんだ」
と占星術のお勉強になってしまいがちでした。
自分自身のリアルな人生ではなく、ホロスコープばかりが気になっていました。
けれども、ティル式を学ぶことで...
「星ではなく、自分自身に向かい合う必要がある」と気づいたのです。
今でもティル先生のコンサルテーションを思い返して
「あのとき、ノエル・ティル先生は、なぜ、ああ、おっしゃったのかな?」
と、ふと、考えていることがあります。
そのときに反発を覚えたことも
時を経て、その意味が腑に落ちたことも沢山あります。
それほど、伝えられた言葉が記憶に残る…。
インパクトを与える…。
ティル先生の、たった40分弱のセッション。
占星術用語を含めたセッションであれば
40分でおさまりきらなかったでしょうし
講座の延長のようなセッションになっていたでしょう。
あの時から今までの道程を振り返ってみて
私の人生にジワジワと大きな影響を与えてきたなと思います。
そんなセッションを
通訳として新里先生は間近で沢山見てこられて
その極意を吸収されてこられたのだと思います。
そして新里先生の個性で変換されて
ご自身のコンサルテーションを行われているし
もちろん講座でも
『占星術用語を一切使わないセッション』
を行うことを前提としたカリキュラムが組まれています。
新里ひろきの『ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』では
第四部以降、コンサルテーション(カウンセリング)技術を学んでいきますが
その前提としての分析技術を第三部までに学びます。
受講生が気づいておられるかは分かりませんが
第二部、第三部で行われるミニセッションにおいても
新里先生は、占星術用語を使われません。
新里先生の発する言葉の影響力も
オンラインセミナーを受講していて感じるところです。
多くを語らなくても、ふともらされる言葉のニュアンスから
気付きやインスピレーションのヒラメキが訪れる。
講座のスタイルは、セッションのスタイルとも繋がっているのです。
コンサルテーションは
コミュニケーションの技術がモノをいうのだと、つくづく思います。
ノエル・ティル心理占星術の神髄を知りたい方は
ぜひ、第四部以降まで学び進めていただきたいです。
また、実際にセッション練習を行うことができる
『個人の生きる物語を導く占星術』は非常におすすめです。
この講座のグループワークを経て
ティル式への理解を深め、
セッション技術を大きく伸ばしていかれる方は多いです。
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□年に2回募集。
※この記事は過去の『心理占星術研究会ニュースレター』を抜粋編集したものです。
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『新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』は、第三部から第四部に移るときに、大きなシフトが起こります。第一部から第三部までと、第四部との違いは以下のとおりです。
第一部から第三部までの【チャートの分析技術】は、私たちが頭の中で考えていることです。
一方、第四部【カウンセリング&コンサルテーション技術】では、その考えたことを、相手にどう伝えるか、
どうコンサルテーションを進めていくか、というコミュニケーション技術にテーマが移ります。
ノエル・ティル心理占星術では、分析結果を【そのまま】お客様に伝えることはしません。
ある意味【分析結果】は【コンサルテーションのツール】でしかない。
それらを統合して、相手の現状やニーズに合わせて、どのように話を進めていくか。
占星術用語を一切使わずに、いかに効果的な対話ができるか。
戦略的に進めなくては、相手に伝わらないし、響かない。
新里先生の来日セミナーや『個人の生きる物語を導く占星術』で【ワーク】が重視されているのは、占星家にとって【コミュニケーション能力】が生命線になるからです。
たとえ【自分の出生図】を分析したとしても、その分析結果を【言語化】して【他者】とシェアするという形で、【コミュニケーション】の練習をします。
このワークを通じて【言語化】の洗練の必要性を痛感する人が多く、結果として、来日セミナーや『個人の生きる物語を導く占星術』への参加後、大きく成長していく人が多いです。
他者とコミュニケーションする中で
「こういう言われ方はしたくないな」とか
「今の言い方は効果的ではなかったな」とか
他者の反応、自分の反応を確かめながら、実体験として、その重要性を学んでいきます。
来日セミナーや個人の生きる物語を導く占星術の参加資格が、第四部受講済の方になっているのは、ティル式のコンサルテーションの基本的な考え方を学んでいない人は、どうしても【決め付けたり】【お告げ的な物言いになったり】してしまいがちだからです。
「星は何もしない、動くのは人間なんだ」
というティル式哲学を、本当の意味で理解していくための、最初の第一歩が【第四部】です。
ここからが、ノエル・ティル心理占星術の真のはじまりなんですね。
はじめて出会う未知の人。
この世にたったひとつのホロスコープを生きる人。
オンリーワンの人生を生きる相手に対する畏敬をもって対峙していくための第一歩が始まります。
第三部までが事前の準備、第四部からが本番。
第三部までが、個人的な作業、第四部からは他者との共同作業。
第三部から第四部へのシフトは、内から外へと出ていくことです。
そして、他者や世の中と出会っていきます。
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□年に2回募集。
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
昨晩は(2022年11月8日)は、皆既月食、かつ、天王星食でしたが、皆さんは観測されましたか?
珍しい天文ショーとして楽しんだ方もいれば、不吉な現象として見るのを避けた方もいらっしゃることでしょう。
占星術的には、皆既月食は『月のノード軸』が太陽と月のオポジション(=満月)とほぼ重なることで起こる現象ですが
タイムリーなことに、昨日は『月のノード』をテーマにしたグループワークがありました。
新里ひろきの『個人の生きる物語を導く占星術』の第4回目です。
テーマは『ノード軸と因果的思考』。
ノエル・ティル心理占星術では月のノード軸を『母親からの影響』として解釈しますが
このノード軸の捉え方は、実は占星術界では独特なものなのです。
一般的には、以下のようなスピリチュアル系の解釈法が知られているのではないでしょうか。
サウスノードをドラゴンテイル、ノースノードをドラゴンヘッドと呼ばれる方も多く
サウスノードとノースノードを対比させて考える人も多いですね。
一方、ノエル・ティル先生は、サウスノードとノースノードを区別せず『ノード軸』として捉えており、前世や輪廻転生といった概念は関連づけていません。
『個人の生きる物語を導く占星術』はノエル・ティル心理占星術に基盤においた講座ですが
あえて、スピリチュアル系の解釈について考えてみる機会を設けているのです。
ただ、多くの占星術講座との大きな違いは『クックブック形式で学ばないこと』です。
「この配置は、こんな前世でした」というような学び方はしません。
『前世』や『輪廻転生』について、自分はどう考えるのか?
まずは、ひとりひとり自分の考えを述べることからスタートします。
そうすると、人によって前世の捉え方が異なることがわかってきます。
『前世』や『輪廻転生』があると信じる人もいれば、信じない人もいる。
前世的なビジョンは、集合無意識で共有する記憶だと捉える人もいる。
宗教的な背景や読書傾向、周囲の人々のタイプやご本人の年齢によって、捉え方は様々です。
前世を信じていない人に前世の話をしたら反発されることは必至であることもわかってきます。
このように、人によって捉え方が異なるということを目の当たりにすることで
前世や因果と関連づけた解釈を、セッションに取り入れるのか、取り入れないのか。
取り入れるとしたら、クライアントに、どのように伝えていくのかが見えてくるのです。
その上で、各自のチャートのノースノードとサウスノードを分析し、もし、あるとしたら、前世で発達させた資質はどういうものだとイメージできるか、それに対して現世の成長の方向性はどういうものかを語っていただきます。同時に出生図との関連性も見出していきます。それに対して、メンバーからフィードバックや質問を受けるという形でグループ全員で考えを深めていきました。
文書でのシェアワークでは、例として「私の場合、8ハウスに天秤座のサウスノード、2ハウスに牡羊座のノースノードなので、このように分析します」。というような端的だけれども一方向的な情報が文面にてシェアされることになりますが、Zoomで行うグループワークでは、互いの出生図を拝見しながら進めますので、非常に深い分析ワークになっていきます。
毎回、『ノード軸の因果的思考』のテーマは盛り上がり、様々な気づきがあり、それぞれの考えが深まっていきます。
ひとことで言えば「面白い」のです。
結果として、ありきたりな「前世論」とは一線を画した解釈や表現が生まれてくるのですね。
昨日は、4名のメンバーで3時間のグループワークでしたが、あっという間でした。
ノードへの理解だけでなく、それぞれの自己理解が格段に深まったようです。グループワークも4回目になると、互いのことをかなり深く知り合うようになっていますので余計ですね。
このグループワークをとおして
ノードの解釈が占星家によって異なることと、月食の捉え方が人によって様々であることはリンクしていると実感しました。
そして、サウスノード(ドラゴンテイル)をネガティブに解釈しすぎることは
実情に合わないのではないかという感覚が生まれてきたように思います。
『個人の生きる物語を導く占星術』のグループワークは非常に有意義で
深い学びと発見の連続なので、ぜひ、多くの方にご参加いただければと思います。
□年に2回募集。次回は2024年1月スタートです↓
□ノードを様々な角度から学びたい方はこちら↓
以上、心理占星術研究会のニュースレターより抜粋・編集
World Astrology ... 占星術の世界 ...
新講座のお知らせを確実に受け取られたい方はニュースレターにご登録お願いします
心理占星術研究会が開催する講座やイベント情報を発信するニュースレター
国内外の講師の対面&オンラインセミナーの情報をいちはやくお届け
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
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2024/1/6 感想追記
こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
職業プロファイリング研究会、略して【職プロ】。
12月の職プロでは『美術キュレーター』のホロスコープの特徴を研究していきます。
皆様は美術館や展覧会に行くのは好きですか?
私は、結構、好きです。
旅行で立ち寄る先には、ほとんどの場合、美術館が含まれています。
とは言え、美術館や展覧会も、すべてに感銘を受けるわけではなく
「この美術館の企画や展示が好き!」という、私自身の好みがあります。
様々な美術館に足を運ぶうちに、自然に足を向ける美術館は限られていきます。
いつしか「ここなら、だいたいハズレがない」という特定の美術館への信頼ができあがっていきます。
おそらく、私は、その美術館のキュレーターや、美術館自体のコンセプトと相性がいいのかもしれません。
同じ美術品を展示していても、あの美術館で見たときと、この美術館で見たときでは、感じ方が違う。
そこにキュレーターの力量やセンス、切り口が関与しているはずです。
日本においては、キュレーター(curator)は、学芸員のことを指していますが
欧米では、博物館や美術館などの文化施設(ミュージアム)の企画監督、展示企画者を指します。
今回の職業プロファイリング研究会では、欧米定義のキュレーター、中でも美術キュレーターを取り上げます。
というのも、Astro.comは海外のサイトのため、欧米定義のキュレーターでしか検索できないからですね。
欧米定義のキュレーターは、展覧会を企画・運営・管理する仕事。
欧米では、キュレーター職は、かなりの狭き門で、博士号レベルの専門知識があることが前提です。
それに加え、企画力(創造性)、管理力、交渉力、文章力を中心とする高度なコミュニケーション力が必要と、幅広い能力が要求されそうですね。
美術品を魅力的に展示するセンス、世の中にプロモーションする力も必要でしょう。
このように高い専門性だけでなく、多彩な能力が要求される職種の人は、どのようなホロスコープをお持ちなのでしょうか。
どのように仕事を進めていくのでしょうか。
キュレーターは、私達に芸術やアーティストの魅力を、様々な方法で伝えてくれる仲介者。
私達の世界観を拡げ、心に響く仕掛けをつくり、私たちの精神生活を豊かにしてくれる人たちです。
著名なアーティストの紹介だけでなく、まだ日の目を見ていないキラリと光る才能を発掘することも仕事です。
興味津々です!
キュレーターの適性とホロスコープの関係を徹底追及していきます。
キュレーターに興味がある人、美術やキュレーションに詳しい方、ぜひ、一緒に研究しましょう!
インディペンデントキュレーターなのか
美術館という拠点を持ちながら活動するキュレーターなのか
基本は大学教授で時々キュレーターになるのか
キュレーターとして、どんどん活動の軸足を変えていくのか。
それぞれのキュレーターの活動の特徴が
きちんとチャートにあらわれていて楽しかった。
美術館の基本的な機能としては
お宝を未来永劫保存していこうとする『蔵』のようなものであり
一般大衆にもわかりやすくアートの価値を伝える教育機関であり
華やかなイベント会場であり、展示しているアートの関連グッズの販売店舗でもある。
ただただお宝を溜め込むのではなく展示し、それにより利益を生み出し
地域の人々の精神生活のクオリティーをも底上げしていく文化施設。
もちろん、そこまで魅力的な美術館はそうそう多くない。
能力あるキュレーターにかかれば
美術館の総合的な価値を1000倍にすることも可能であり。
インスタレーション等を体験するために世界中から訪問客を呼び込むことも可能となる。
非常にやりがいのある仕事がキュレーターなのだろうと思う。
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1月テーマは『クラブDJ』
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職業プロファイリングの基礎 【2月16日〜】
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新里ひろきのノエルティル心理占星術マスタープログラム
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2023/12/1 研究会を終えての感想を追記しました
こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
11月の職業プロファイリング研究会では『経営コンサルタント』のホロスコープの特徴を研究していきます。
経営コンサルタントは、企業経営者の経営に関するあらゆる相談に乗る仕事です。
私が、日本の有名コンサルタントとして名前を存じ上げているのは、大前研一さん、船井幸雄さん、神田昌典さん。
どの方たちも、キャラが濃いなぁとおもいます。
キャラが濃いからこそ、私でも名前を知っているのでしょう。
ノエル・ティル先生は、8ハウスや12ハウスの月を『コンサルタントの配置』と言います。
大多数の経営コンサルタントは、名は知られていなくとも、裏方に徹して企業や個人をサポートしているのだと思います。
基本は裏方として、人を助け応援したい、という動機が強い人達のはずです。
面白いのは、船井幸雄さんはスピリチュアル界では有名な人物であり、神田昌典さんも、占星術を活用されておられるところ。
経営とは、経営学や経済学など、シビアな現実感覚だけでは、どうにかなるものでもない。
そんな局面もあるのかもしれませんし
顧客とは、いつしか深い信頼関係を結んでいくことになり、経営の範疇を超えた、人生相談もカバーしていくのかもしれません。
とは言え、基本は経営に関する相談に乗るのが経営コンサルタントです。
経営コンサルタントには、経営・会計・財務などの知識が必要です。
私の経営コンサルタントのイメージは【MBAを持っている人】でしたが、調べてみると、必ずしも持っていなくても大丈夫なようです。
経営コンサルタントを名乗る上で、必須の資格はないのです。
上記の3名様の中で、MBAをお持ちの方は、神田昌典さんだけみたいですよ。
経営コンサルタントには、それぞれ得意分野、専門分野が存在し、それはホロスコープにあらわれているでしょう。
すべての経営コンサルタントに共通する特徴だけでなく、個別の特徴を見ていくことからも、多くの学びを得ます。
そして、その個別性の特徴の中に、その人が成功した理由があり、
この個別性をひろえるようになることが、適職関係のご相談に乗るときの力になっていきます。
ぜひ、ご一緒に研究しましょう!
『経営コンサルタント』の研究、実に楽しかったです。
経営コンサルタントは、経営という枠組みで、自分の専門分野・得意分野を活かして、経営の相談に乗る仕事。
世の中の経営者の困り事には、様々な分野や内容があり、その困りごとの解決が得意な経営コンサルタントが存在する。
万能なコンサルタントは存在しません。
なので、コンサルティングファームには、様々な人材が所属しており、力をあわせて、コンサルティングをします。
もちろん、一人でコンサルティングを行っている方も沢山いらっしゃり
自分が対応できる範囲のコンサルティングを行うのです。
個人事業主レベルのコンサルティングをするのか。
中小企業なのか、大企業なのか。
クライアントの企業レベルに合った経営コンサルタント、コンサルティング会社が存在します。
そこで担っている役割により、ホロスコープの特徴も変わってくることになります。
経営コンサルタントへの道も、様々です。
私達が調べたコンサルタントには、新卒からコンサルティングファームに入った人は一人もいませんでした。
むしろ、コンサルタントになる前の経験が、その人の強みや専門性につながっているようです。
などなど。
経営コンサルタントは、心理占星家にとっても、非常に参考になる仕事でした。
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12月テーマは『美術キュレーター』
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ノエルティル式適職判定技術【ミッドヘブン拡張法】を基礎から学びたい方は、以下のいずれかの講座で学べます
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職業プロファイリングの基礎 【12月17日〜】
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新里ひろきのノエルティル心理占星術マスタープログラム
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9月の職業プロファイリング研究会の様子はコチラ
【感想】9月の職プロ『ヨガ・インストラクター』。『ヨーガ・スートラの世界』も再放送
10月の職業プロファイリング研究会の様子はコチラ
【感想】10月の職業プロファイリング研究会『スパイ・諜報員』
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2023/11/13 研究会を終えての感想を追記しました
こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
7月スタートのTBSドラマ『VIVANT』が評判になっていたのをきっかけに『別班』という職業を知りました。別班とは自衛隊の秘密部隊ですが、公には実在を否定されています。が、ドラマのような組織かどうかは別として似たような組織は「実在している」という人もいます。
スパイや諜報員に向いている人は、どんな人で、どのようなホロスコープを持っているのでしょうか? 実際の別班員さんとは接触できませんので、似たような職業である『スパイ・諜報員』の適性を調べてみることにしました。
Astro.comにいくと『スパイ・諜報員』という肩書のついた信憑性ランクの高いホロスコープが沢山見つかります! よりどりみどりです。すごいですね!
そこで、スパイの中でも、国に雇われたスパイ・諜報員に絞り込んで適性を見ていきたいと思います。スパイや諜報員を目指す方は、どのような必要性(ニーズ)を満たそうとしているのでしょうか。また、スパイや諜報員として高い能力を発揮するために、何が鍵になるのでしょうか。
スパイや諜報員として国に雇われるためには、雇う側から能力を認められ信頼されなくてはなりません。VIVANTでは『絶対的な愛国心』がキーになっていましたよね。別班に選ばれるためには、そこが重視されるのではと思います。
しかし、スパイというのは、ややこしくて、二重スパイとか、裏切ったり寝返ったりということは、よくあることみたいです。愛国心を貫くスパイ、裏切るスパイ、その違いは、スパイになる動機にありそうですね。そこらへんの心理も分析していければと思います。
ご興味ある方、ぜひ、ご参加ください。はじめての方は、レポートは必要なく、聞いているだけで大丈夫です。ただし「予習」だけはお願いできればと思います。
参加資格は、石塚隆一の職業プロファイリングの基礎を学んだ方、あるいは、新里ひろきのノエルティル心理占星術マスタープログラム【第三部】を受講済の方です。
スパイは特殊な仕事だと考えていましたが、
この仕事に従事している人は思いの他、多いのかもしれません。
スパイは世間を騙す表向きの職業を持っているのです。
その裏の仕事は世間には見えていない。
私たちが知らないだけで
すぐそばにスパイは存在しているのかもしれません。
表と裏を使いわけてこそスパイですね。
スパイが有名になるケースは
★失策したり裏切ったりして捕まった場合
★スパイを引退したり転職したりして回顧録などを書いた場合
★内部告発を行った場合
★戦時中にスパイとして活躍し戦勝国の英雄となった場合
★既に亡くなっていて、米国の内部文書として公表されている
などですね。
家族にも本当のことを言えないなど
相当の使命感がなければ、従事できない仕事だと思います。
犠牲的精神に近い奉仕性をお持ちかもしれません。
使命感ではなく、金銭目的で従事する場合
失策を行ったり用が済むと消されてしまうかもしれないので
末端の仕事に従事する場合は、割に合わない仕事かもしれません。
自らは手を下さず、計画を立てて命令を下す側は
法律の知識や科学的技術、権謀術数力を持つかなりのエリートといえますね。
次回のテーマはこちら↓
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11月テーマは『経営コンサルタント』
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職業プロファイリングの基礎 【11月16日〜】
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新里ひろきのノエルティル心理占星術マスタープログラム
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9月の職業プロファイリング研究会の様子はコチラ
【感想】9月の職プロ『ヨガ・インストラクター』。『ヨーガ・スートラの世界』も再放送
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なぜ、ノエル・ティル心理占星術では、ホロスコープの軸を立てるのがお約束なのでしょうか?
軸を立てないほうが、アスペクトを目視で見つけやすいのに.....
そう感じている心理占星家は多いと思います。
それでも軸を立てる(アングルを垂直にする)理由は.....
ASC軸とMC軸が実際には60度であったとしても
象徴的な意味合いとしては常に90度関係にあるからだ、と聞いたことがあります。
そのことを常に意識づけるために軸を垂直に立てるのだ、と。
ASC(自分自身)とMC軸(両親)は常にスクエア関係にある。
子供と親とは常に『成長への緊張をもたらしあう関係』である。
誰にとってもです。
たとえ、ASC軸とMC軸が60度(ソフトアスペクト)であったとしても....
これがノエル・ティル先生の親子関係への洞察であり
その洞察を視覚的に明確にあらわしているのが
ASC軸とMC軸が垂直なホロスコープというわけです。
私自身も、長年スターゲイザーを使ってきたので
なかなか、この軸が垂直なホロスコープに慣れることができませんでした。
(スターゲイザーは軸を垂直に立てることができません)
でも、上記の理論を知り、深く納得したことで、高機能占星術ソフトへと移行する踏ん切りがついたのです。
今となっては、軸が垂直でないチャートは読みにくい(読めない)状態になってます。
自分の体をホロスコープの軸に合わせて斜めにしなきゃいけないような(笑)。
慣れってすごいですね。
そして、軸を立てるほうが、半球の強調が直観的(絵画的)に把握しやすいですよね。
第一部の最初で学ぶ、ティル式の基本中の基本。
軸を立てると、ティル式理論の核となるものが、視覚的に瞬時に入ってくる。
非常に理にかなってます。
そうです、ティル式は、すべてが理にかなっていて、その哲学が細部にいたり貫かれているのです。
そして、これは私の感覚ですが...
軸を立てるほうが、天に向かって上へ上へと素直に伸びていく感覚を持てる。
ひいては、大地をしっかり踏みしめる感覚が持てます。
日本ではミッドヘブンを天頂と呼びますよね。
やはり、象徴的に天は真上にあってほしい。
この感覚は、カバラ生命の樹を学んだ経験ともつながっているはずです。
ホロスコープを木になぞらえ、自分という木を育てていく。
いずれにせよツールの選択は重要です。
優れたツールは仕事の質やスピードをあげてくれますよ。
ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームから
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9月末から10月半ばにかけてノエルティル心理占星術によるセッション練習会がありました。
新里ひろきの『個人の生きる物語を導く占星術』第3回のグループワークにおいてです。
第3回のセッション練習のメインテーマは『話を聞く力を養う』セッション練習です。
カウンセリングの世界では『傾聴』と、よくいわれますが、この練習では、それだけには終わりません。
この講座では『聞き方』を3種類にわけ、そのいずれもを練習していきます。
話を聞く。簡単そうで、実は簡単ではない。ということは、やってみたら分かります!
まずは、聞くことの難しさに気付く。
気付くことで、やっと、意識的に練習しはじめられます。
話を聞くことは難しいと知っている人も、その奥深さに触れ、さらにブラッシュアップしていけます。
一般のカウンセリング練習と違うのは、ホロスコープ分析を事前に行っているからこその聞き方があるところ。
さらには、ノエル・ティル心理占星術の哲学が反映された聞き方があります。
セッション練習することで「なぜ、その言葉遣いをするのか」に自覚的になっていけるのですね。
セッション練習では、他者のフィードバックから、自分の良いところに気付いていけます。
一方、うまくできていることだけでなく、まだまだ、できていないことも確認できます。
クライアント役の想定外の反応にあわてたり。
たくさん質問するのだけれども、落としどころが見つからずに、堂々巡りになったり。
そういうことから、たくさん、学んでいく。
実践をとおして事前に「何を準備すべきなのか」が見えてきます。
失敗したくないから、セッション練習を避ける人もいらっしゃいますが
むしろ、うまくいっていないことを、自覚できるかどうかが、鍵になると思います。
その気づきこそが、その後の伸びしろなんですね。
最初からうまくできるほど、セッションは簡単ではないですしね。
グループワークのなんといっても素晴らしいところは
他者のセッションを横で観ることができるところです。これは参加者の多くが口を揃えて仰ってたことです。
他者のセッションを見ること、そして、事後のフィードバックから、学べることは多大です!
他の人から学ぶことも多いし、人と同じでなくていい、自分らしさにも気づいていけます。
もちろん、セッションを受けること自体の楽しみも大きいですよ。自己理解の深まりはグループワーク毎度のことですが。
『個人の生きる物語を導く占星術』は、第3回と第5回にセッション練習があります。
とは言え、その他の回のグループワークも全て、セッションに繋がるグループワークです。
すべてがつながっていくように、新里先生がカリキュラムしてくださっています。
セッション練習を含む全6回のグループワークは本当に有意義なので
ぜひ、第四部を受講済の方は、『個人の生きる物語を導く占星術』を受講してみてくださいね! 再受講される方も多いプログラムです。年に2回開催し、次のスタートは2024年1月です。
グループワークの日程は、講座スタート後、参加者の皆様にアンケートをとって調整していきます。
□年に2回募集。次回は2024年1月スタートです↓
★新里ひろきの『個人の生きる物語を導く占星術』 【2024/1/22〜】
□ノエルティル心理占星術をイチから学びたい方はコチラ↓
第一部:出生図の分析(2023リニューアル版) 【11/2〜】
※スタートは11月2日ですが、旧版の第一部は、お申込み後、すぐに視聴いただけます。
第一部や第二部は、自己理解を深めたい方にも、とてもおすすめの内容です。
第三部では、アドバンス技術を学び
第四部以降は、コンサルテーションアストロロジャーを養成するプログラムになっていきます。
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
昨晩(10月9日)は冥王星を癒す研究会vol.2(月曜組)の第1回でした。
明日(2023年10月11日)から冥王星が順行になります! つまり、冥王星を癒す研究会vol.2は、冥王星が逆行から順行へと方向転換するタイミングでスタートしたことになります。
おもえば、冥王星を癒す研究会vol.1は、冥王星が水瓶座で逆行をはじめた日(2023年5月1日)から1週間後(5月8日)にスタートしました。つまりは...
vol.1は、冥王星が逆行期間中
vol.2は、冥王星が山羊座で順行期間中
に開催されることになります。
逆行期間中のvol.1で『自らの冥王星を振り返り』、順行期間中のvol.2では『冥王星問題の癒し』について考える。vol.1中に冥王星が逆行して行った度数を、vol.2では冥王星の順行という形で上書していく。
同じ道を行きつ戻りつする中で、冥王星体験の記憶が交錯していく。
さらに面白いのが...vol.2が終了するのが、冥王星が山羊座から水瓶座にサイン移動する(2024年1月21日)直前(1月17日)であること。つまりは...
vol.3は、冥王星が水瓶座で順行中に開催されることになる。内容は確定ではありませんが【未来】がテーマになることは想像に難くありません。
計画したわけでもないのに[星の計画通り]に物事が進んでいる感じがします。この調子で冥王星に導かれながら研究をすすめていければと思います。
最初の2時間は、ヒーリングツール体験のシェアとディスカッション。
後の1時間は『占星術による癒し』を学びました。
『事前に文書でアンケートに答える』
ここから『ヒーリングとは何ぞや?』への考察が各自はじまっていきます。沢山のヒーリングツールを使ったり、他者からヒーリングを受けてきた経験をお持ちの方も多いと思います。その中でも...
皆さんのシェア、そして、ディスカッションから、多くのことが見えてきました。知らなかったヒーリングツールについて詳細に教えていただくこともできました。単なる『情報』としてではなく、[その人ならでは]の癒しのストーリーとして吸収するからこそ、わかることが沢山あります。
これから水曜組の皆様とのワークをとおして、さらに視野が広がっていくことでしょう。結果として、それぞれの『ヒーリングとは?』を言語化していけるといいなと思います。
占星家だからこそ提供できるヒーリングがあります。それが、占星術による癒し。
この学びには、ホロスコープ・セッションを、心理療法的なものにしていくヒントが詰まっています。また、占星術を活用すれば、あらゆるヒーリングツールを『より効果的に』活用できるはずです。それを可能にする考え方、ホロスコープとの向き合い方、その最初の第一歩を昨晩は学びました。
ノエル・ティル心理占星術でも『セラピーフロー』や『カウンセリング技術』を学びますが、ここでは、より長期的なセッションも視野に入れた上での、具体的なテクニックを学んでいきます。
全4回かけて、占星術による癒しへの理解を深め、最後には実践していく予定です。
何か新しいヒーリングツールを探しまわらなくても、実は私達の手元にある『ホロスコープ』というツールこそ可能性に満ちたマジカルなツールなんですね。「ここ掘れ、ワンワン!!!」
石塚隆一の『冥王星を癒す研究会 vol.2』【夜部:10月9日〜、昼部:10月25日〜】
【オンライン心理占星術研究会】vol.2から学んでいただくことも可能です
vol.1に参加したい方は、再開催リクエストをお願いします。
※過去の録画は見れません。同じテキストを使い、新たなグループで研究を進めていきます。 ある程度の人数が集まりましたら、日程を調整して決定します。☞ 5月スタートのvol.1詳細はこちら。
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
『冥王星を癒す研究会』vol.2が近づいてきました。
石塚隆一の『冥王星を癒す研究会 vol.2』【夜部:10月9日〜、昼部:10月25日〜】
『冥王星を癒す研究会 vol.1』では
冥王星が入っているハウスや冥王星のアスペクトから
自己理解、他者理解、そして、冥王星自体への理解を深めてきました。
特に冥王星がネガティブに表現されるケース。
その裏に働いている心理や状況を推し測る力が養われてきたのではないかと思います。
ただ、冥王星の働きや、自身の冥王星の表現についての理解が深まっても
それを『変えていく』ことができなければ、癒しには繋がりません。
恨めしく腹立たしい気持ちが蘇ってきたなら
それと、どう向き合うか、どう乗り越えていくのか。
どう、癒していくのか。
それゆえ、だからこそ、vol.2は『ヒーリング』がテーマになります。
自己変革のツールや、ヒーリング技術への研究を進めていきます。
ドナ・カニンガムさんはフラワーエッセンス、
色彩による癒し、アフォーメーション、瞑想 etc..
様々なヒーリングツールを具体的に紹介してくださり非常に参考になります。
ただし、当研究会では、ドナ・カニンガムさんがお勧めしてくださるツールを学ぶだけでなく
互いの経験から学びあうことを重視します。
具体的に、自身の問題に、どう向き合い、どう乗り越え、どう癒してきたのか。
それぞれ、失敗や成功を繰り返しながら、冥王星問題の癒しに取り組んできたはず。
失敗例・成功例をも含む経験のシェア
タイミングや癒しの過程のお話は、大きな気づきとなっていくでしょう。
そして何より、私たちはホロスコープを単なる分析ツールに終わらせず
『ホロスコープをヒーリングツール』として使っていきたいのです。
『ホロスコープをヒーリングツールにする』方法については
ドナさんのテキストには書かれていませんが、石塚隆一先生から、ご提案があります。
これを学び取り組んでいきましょう。
また、『ヒーリング・クライシス(癒しの危機)』についての理解も深めていきます。
ヒーリング・クライシスとは、問題の癒しに取り組んでいるときに、かえって問題が再燃したり、より激化したりすることです。
癒しを阻もうとする抵抗勢力が、私たちを屈服させるために威嚇してくる現象です。
実際にvol.1に取り組んでいる最中に、複数のメンバーに起こったことでもあります。
これは『取り組んだから悪化した』のではなく『意識が高まったから見えてきた』。
あるいは『取り組む準備が整ったからこそ、潜在している課題が浮かび上がってきた』とも捉えられます。
冥王星問題は『強度の抑圧』と関係しています。
冥王星を癒すためには、抑圧していたものと対峙しなければなりません。
そのために、抑圧していたものが浮かび上がってくる...。
ヒーリングクライシスは、ほとんどのヒーリングの過程で大なり小なり起こると想定しましょう。
この『ヒーリングクライシス』についても、ドナさんのテキストを参考にしつつ
実体験をシェアしディスカッションしながら、対処法を学んでいきます。
石塚隆一の『冥王星を癒す研究会 vol.2』【夜部:10月9日〜、昼部:10月25日〜】
【オンライン心理占星術研究会】vol.2から学んでいただくことも可能です
vol.1に参加したい方は、再開催リクエストをお願いします。
※過去の録画は見れません。同じテキストを使い、新たなグループで研究を進めていきます。 ある程度の人数が集まりましたら、日程を調整して決定します。☞ 5月スタートのvol.1詳細はこちら。
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
先日、『冥王星を癒す研究会』vol.1が終了しました。『冥王星を癒す研究会』は全4回なのですが、月曜組と水曜組、二つのグループが動いていたので、約3時間×全8回のグループワークを行ったことになります。
グループワークでは、各ハウスに入る冥王星の特徴への理解を、メンバーの実体験のシェアを通して深めていきました。ほぼ、公にはしていないであろう、それぞれの傷をシェアしていただくことになりました。こういった機会がなければ、他者に話すことさえなかった。あるいは自分自身にさえ記憶を封印しているような体験をシェアしていただくことになりました。
あるいは、シェアしきれなかった方もいらっしゃると思います。ほぼ全員が傷を抱えている。そして、多くの場合、占星術セッション、占いセッションでは、あらわにすることはない話なのでしょう。
そういう意味では、決して楽なワークではなかったと思います。が、自分の冥王星について話をすること自体が癒しになっている、と感じておられた方も多かったように思います。北園イオさんが「語ることのパワー」と仰ってましたが、自分で語ったことを自分の耳で聞くことが右脳的な理解を促進していきましたね。
また、かつては、冥王星のエネルギーに、ただただ翻弄されていたけれども、この研究会に参加するようになってからは、冥王星と距離をとれるようになった。冥王星に翻弄されそうになる自分を俯瞰して見れるようになった。以前のように「嵐に巻き込まれる」ことを回避できるようになってきている、という声もいただきました。
冥王星について「知る」「理解が深まる」だけでも、私達は随分、生きやすくなるのですね。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。私たちは、互いのストーリーから、多くを感じ取り、学ぶことになりました。
冥王星問題を引き起こす原体験は、幼少時の家族関係をとおして体験することが多いのです。それは自分の傷でもあり、家族の傷でもあります。私はあまり好まない言葉なのですが、そこで向き合った幼い頃の自分は『インナーチャイルド』なのかもしれません。
『インナーチャイルド』を癒す専門家は存在し、癒しにはそれなりに時間がかかると思います。このような専門家のサポートを受けながら癒しに取り組んできた方もいらっしゃるでしょうし、自分自身で試行錯誤しながら癒しに取り組んできた方もいらっしゃるでしょう。
特にそのようなヒーリングは体験していないが、人生を精いっぱい生きる中で、次第に癒されていった方もいるでしょう。いずれにせよ、完全にその傷が癒えている、という方は、誰もいないのかもしれません。
このグループワークに参加した人だけでなく、人類すべてが、そうなのかもしれません。私にとっては、そのことに気づけたことが、『冥王星を癒す研究会vol.1』の大きな収穫の一つでした。
今回の心理占星術の学びの場としてのグループワークは、『インナーチャイルドワーク』の場ではなく、ホロスコープをとおして心理占星術的に冥王星を理解する場ですが、話すことで癒しの始まりの端緒をつかんだ方もいらっしゃったかもしれません。
その端緒をベースにして、vol.2では、『冥王星を癒す、癒される』とは、どういうことなのかについて、メンバー各自の癒しの体験のシェアを通じて、考えていきます。また、vol.1で端緒をつかんだ、まだ続いている各自の冥王星問題の癒しに取り組んでいくことになると思います。
引き続き、ドナ・カニンガムさんのテキストを参考図書にしながらも、あくまで参考図書であり、互いから学ぶ部分が大きい研究会になると思います。互いから得る気づきから「書かれていること(ネガティブな状態)だけでは終わらない」という意志も湧いてきているのではないでしょうか。
探求の結果として、『冥王星を癒す、癒される』とはどういうことか? その答えは、それぞれが異なるかもしれませんが、それでよいのだと思います。それぞれが、自分自身の答えをつかむために、冥王星界を、引き続き、ご一緒に泳ぎ続けることができれば幸いです。
この研究会に取り組む中で、ある程度、冥王星について、わかったような気になっていたけれど、「全然、まだまだだったね」、と気づかされました。そういうわけで、私自身、冥王星界で、まだまだアップアップしながら、ときどき射してくる光のほうへと、進んでいる最中です。
石塚さん、北園イオさん、そして、ご参加者の皆様がいらっしゃるからこそ、冥王星という難題にも向き合う力、そして、創造的に冥王星問題を解決したいという意欲が湧いてくるというものです。少しずつ、協力し、助け合いながら、探検していければと思います。
石塚隆一の『冥王星を癒す研究会 vol.2』【夜部:10月9日〜、昼部:10月25日〜】
【オンライン心理占星術研究会】
vol.1に参加したい方は、再開催リクエストをお願いします。
※過去の録画は見れません。同じテキストを使い、新たなグループで研究を進めていきます。 ある程度の人数が集まりましたら、日程を調整して決定します。☞ 5月スタートのvol.1詳細はこちら。
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
ノエルティル心理占星術マスタープログラム『第一部:出生図の分析』の受講生さんから
『誰しもが魂の目的に沿うホロスコープを選んで生まれて来る』
という考え方について、どう思われますか? という趣旨のご質問がありました。
ホロスコープをこのように捉えておられる方は多いですね!
このご質問に対する新里先生の詳しい答えは
リニューアル版第一部の質疑応答にてシェアされましたが.....
端的に言えば、ノエルティル先生は
クライアントとの対話においてスピリチュアルな視点を持ち込まれません。
ノエルティル先生は、ホロスコープから得た洞察を
あくまでも現実に役立てていくというスタンスでコンサルテーションをされておられます。
ただ、コンサルテーションにスピリチュアルな視点を持ち込まないからといって
「ティル先生ご自身がスピリチュアルでない」という意味ではないですし
「スピリチュアルを否定している」わけでもありません。
そうではなく
どのようなスピリチュアルな背景をもった占星家であっても
活用できる汎用性の高いカリキュラムにするために
あえて、そういった要素を排除されているのだと思います。
これは同時に
「どのようなスピリチュアルな背景をもつクライアントにも対応できるように」
ということにもなるでしょう。
特にアメリカは人種のるつぼであり、様々な宗教的背景をもった人が住んでいます。
宗教的信念、スピリチュアル的信念がどうであれ
違和感なくコンサルテーションを受けていただけるように
と、ティル先生は考えておられたと思います。
重ね重ね、ノエルティル心理占星術は、ホロスコープ分析を
いかにクライアントの現実に役立てるかに強くフォーカスした体系だと感じます。
太陽が山羊座のノエルティル先生らしいスタンスだと思います。
一方で、ティル先生の著書を読んでみれば
ティル先生が、様々なスピリチュアルな思想に興味を持っておられたこと
スピリチュアルな占星家との親交があったことがわかります。
例として122のケース例の勉強会で読んだテキストには
サビアン占星術の始祖マーク・エドモンド・ジョーンズとティル先生との対話の場面があり
ティル先生はジョーンズの業績を高く評価されている様子でした。
実際、ティル先生はサビアンシンボルも活用されておられましたが
ご存じのとおり、サビアンシンボルは、非常にスピリチュアルな出自を持つ占星術ですよね。
ほかにも、エルシー・ウィーラーやアレイスター・クローリーのチャート分析して
オカルト的感性とホロスコープの関係を考察したり、歴代の法王のチャートを徹底的に分析していたり....
関心がなければ取り上げない対象ですよね。
また、石塚先生によると、ノエルティル先生は
セミナーの懇親会などリラックスされた席において
スピリチュアルな話をすることもあったそうですよ。
そういえば、ティル先生の月は獅子座28度、いわゆる占星術師度数のあたりにあります。
サビアンシンボルは
『Many little birds on a limb of a large tree.』
大きな木の枝に留まる沢山の小鳥
松村潔先生は獅子座26−30度の度数域について
「昔からの有名な精神的な指導者は、この度数域に天体を持つことが多い」
と書かれていますが(「愛蔵版サビアン占星術」)、まさに、ティル先生もその一人ではないでしょうか。
ノエルティル先生は、沢山の様々な個性をもった小鳥たちを受け入れる大きな木としての体系をつくりたい、という統括的欲求(月)を満たすために、山羊座の太陽の戦略的かつ現実的なエネルギーを使われた、なんて解釈も可能かもしれません。
ティル先生がスピリチュアルに関心がないわけではなく
コンサルテーションやカリキュラムに持ち込んでいないだけ、ということが伝わったでしょうか。
結論としては、ノエルティル心理占星術は、汎用性の高い理論だからこそ
どんなスピリチュアルな背景を持つ占星家も活用していけるものになっているのです。
☞ 参考記事:山羊座11度に太陽を持つノエルティル先生
JUGEMテーマ:星占い・星読み・占星術
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再放送が決定した『ヨーガ・スートラの世界』↓
これで大体解る! 〜道を歩む人のための最良ガイドブックを解説する講座〜
過去に受講していただいた皆様のご感想をシェアさせていただきます。
ヨガって私の中のイメージでは、インドのヨガ行者なのですが、 あれだけ修行するので、やはりさとり系の何かだろうと 漠然と思っていましたが、今まで接触の機会がありませんでした。
今回、触りの部分だけとは言え、ある程度系統立てて勉強できたのは良かったです。
松田先生と、私の仏道修行の師匠は、三昧(サマーディ)に関して、同じようなことを言われていて(中略)松田先生の言葉はとても印象深かったです。とても心に沁みました。
やはりそうなのだな、と妙な確信を持ってしまいました(笑)
私は、道を歩む(さとりを目指す)ことに関しては非常に世界が狭く、ヨーガはおろか、他の方法についても殆ど知ることがありません。
自分自身、今行っている冥想法に、けっこう必死なのでヨーガを実践するかどうかはわかりませんが、他の方法を勉強することも また必要なことなのではと感じました。
私の師匠も世界各地の聖地を宗教の別なく巡礼を繰り返していて、他宗教の知識を取り入れておられるので、ヨーガと師匠の教えに共通点が多いのも道理かもしれません。道を歩むのに、これだけあればいいということはない、ということでもあると思います。
今回の受講を機に、ヨーガから、私も様々勉強してみたいと思います。
松田先生のお勧め頂いた、註解書を購入して自分なりに学習してみますね(^^)
また続編の受講など企画して頂ければありがたいです。
松田先生は、語り口が丁寧でわかりやすかったです。
よい先生だと思います。
私にとって、目から鱗のアプローチでしたし、修行、ワークをすることの意味を再認識することが出来て、いいタイミングで救いの手が差し伸べられたという感じです。
私たちは決して自由ではない。プログラムの奴隷である。
グルジェフ「僕たちは監獄の中にいる」
この仕組みについて、教えてくれるインド哲学、実践ガイドとしてのヨーガスートラは有効ですね。
今月から、自分の時間、仕事の方向性を、徐々に変えていっています。
新しいステージにシフトしようとしている感じです。
そんな中、「ワーク」がテーマとして大きくなるだろうことも実感できた次第です。
どうも、ありがとうございました。
それくらいの認識しかない状態で参加してしまいましたが、そんな私でもとてもわかりやくすく楽しく受講させていただきました。
ただの解説ではなく、物の見方や考え方、目的など本質的なことから、体系立ててお話いただけたので、とても納得のいく内容でした。
ワークをして、サマーディというプレゼントが受け取れるかどうか。
楽しみながらワークをしてみたいと思います。
オススメの本を教えていただけたのも嬉しかったです。 ありがとうございました。
「ヨーガ・スートラの世界」の深掘りバージョンも聞いてみたいです。
講座を受けて、ヨーガの目ざすものについて、
前回のグルジェフ講座でもそうでしたが「
そういうまなざしで人間関係を見てみると、
ヨーガで説明されている意識の状態、
ここまで、精神世界の勉強を、好奇心と
今回の講座で「悟り」を求める人間の歴史というか、
松田さんの語りは丁寧で分かりやすく、
ありがとうございました。
これで大体解る! 〜道を歩む人のための最良ガイドブックを解説する講座〜
ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームから
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第1月曜研究会『122のケース例を読む』では、3回前から『セクシャリティ』のテーマがはじまっていますが
その導入部はチャート読みはなく、ひたすらテキストを読むだけでした。
それくらい力を入れて、ノエル・ティル先生が、セクシャリティに対する、ご自身の考え方を述べておられるのです。
いかにセクシャリティというテーマが、人間にとって重要なテーマであるかを認識させられます。
性的な相性とか、そんな皮相的なテーマでは全くなく
セクシャリティを抑圧せずに生きることは、自分らしく生きることにつながるというお話なのです。
この人間の本質的テーマに真正面から取り組むティル先生に触発され
真剣に考えてみることは
テクニック云々ではなく、人間について、人生について、深く考えることにつながり
人間理解の基盤を豊かにしてくれることでしょう。
ただ、深いテーマだけに、途中参加だと、よくわからなくなってしまうので
このテーマが始まったタイミングでご参加いただくのがベストです。
そこで、11月6日開催の『ノエル・ティル心理占星術で122のケース例を読む』に参加される方全員に
このセクシャリティの章の導入部にあたる、過去1.5回分のテキストを無料でプレゼントします♪
導入部分のテキストは事前に読んでおいていただければと思います。
本格的に『セクシャリティ』の占星術理論を学び、チャート読みに入っていきます。
ぜひ、この機会に、ノエルティル心理占星術理論によるチャート読み練習会に参加してみてくださいね。
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
石塚隆一の『ノエル・ティル心理占星術理論で122のケース例を読む』
【次回は11月6日開催】【オンラインライブセミナー】
╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
『セクシャリティ』は文化的な背景が大きく影響します。
ティル先生は、西洋人なので、キリスト教がセクシャリティに与える影響について深く考察されています。
日本やアジアの文化的背景とは異なっていますので
欧米のセクシャリティ感覚との違いが生まれています。
そのあたりも、ご一緒に考えていきましょう。
ティル先生にとって、セクシャリティのテーマは重要テーマのひとつだったようで
一冊丸ごと、セクシャリティをテーマにした著書を出版されているほどです。
セクシャリティのテーマは、たとえ相談現場で話題に上がらなかったとしても
多くの人の悩みの根源に位置しているということです。
そこに適切に深く切り込んでいける占星家は多くありません。
ノエルティル先生から、どのように考え、どのように向き合うのかを学びとっていきましょう。
もちろん多数の実例読みを含みます。
☞ 研究会の様子
(以上、心理占星術研究会のニュースレターから抜粋・転載)
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質疑応答を受け付けていると、『ノーアスペクト』が何を意味するか、混乱してらっしゃる方は非常に多いようです。ノエル・ティル式心理占星術では『ノーアスペクト』の天体を『ペレグリン』と呼ぶので、なおさらですね。『ノーアスペクト』あるいは『ペレグリン』の意味の理解は、ノエル・ティル式分析を正確に行うために必須となります。そこで『職業プロファイリングの基礎』で行われた、石塚先生の質疑応答の答えをシェアさせていただきます。ご参考にしていただければ幸いです。
石塚先生:本当です。『ノーアスペクト(英語では unaspected planet )』を、ノエル・ティル氏は 『ペレグリン(英語ではperegrine)』 という特別な用語を使って注目しています。ただし ペレグリンという言葉は古典占星術ではディグニティのない状態の天体を指すため紛らわしいので私は勧めません。
石塚先生:ペレグリン=ノーアスペクトは、単にアスペクトがないということではなく『メジャーアスペクトがない』ということです。メジャーアスペクトがない状態を『ペレグリン』あるいは『ノーアスペクト』と呼ぶと覚えてください。このとき、太陽系の10天体間のアスペクトだけを考慮します。アセンダントやMC、ノードとのアスペクト、小惑星や感受点等とのアスペクトは含みません。
石塚先生:トレミー(『テトラビブロス』を著したクラウディオス・プトレマイオス)が定義したコンジャンクション(0度)、オポジション(180度)、スクエア(90度)、トライン(120度)、セクスタイル(60度)の5種類です。これら5種類のメジャーアスペクトがオーブ以内で成立していなければ、たとえマイナーアスペクトがあったとしてもノーアスペクトになります。
石塚先生:オーブというのは「程度」の話であり、ある値を超えたら即状態が変わるわけではなく、数字の変化に応じてなだらかに程度が変化します。このため大体の目安という感じで感覚を作っていただけるとよいと思いますが、ノーアスペクトを判断する場合は、まず、5度を超えたら天体同士の結びつきはだいぶルーズになっており、6度を超えたらほぼバラバラに動くと考えてください(セクスタイルの場合は4度)。
ノーアスペクトの天体に関するテーマは、そのホロスコープの持ち主の人生を理解する重要な鍵になるので、ぜひ、理解を深めてくださいね。
ノエル・ティル先生は、古典占星術で長年使われてきた『ペレグリン』という用語を、まったく違う意味『ノーアスペクト』を意味する用語として用い、ティル式用語にしてしまいました。そこに私はティル先生の茶目っ気を感じます。ノーアスペクトをペレグリンと呼ぶことは確かに紛らわしいのですが、一方では、ティル先生らしさを示すエピソードとして、門下生の間で記憶されているようです。「困ったもんだよね〜(笑)」と、笑いながら話題にしているのです。ティル式に特化した占星術ソフトの名称が『ペレグリン』となったのは、それゆえでしょう。そんなエピソードを込みとして、ペレグリンやノーアスペクトを覚えるとよいかもしれませんね。なお、ティル式特化占星術ソフト『ペレグリン』は、現在、ティル先生のお弟子さんが、鋭意開発中です。公開をお楽しみに。(kyoko)
参考記事 ► 占星術ソフト【astroPeregrine(アストロペレグリン)】は、ノエル・ティル占星術に特化した占星術ソフト
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。一昨日はホラリー研究会でしたのでレポート。
一般的なホラリー占星家は、チャートがラディカルか、ラディカルでないか(有効かどうか)を、チャートを読みはじめる前に検証し、ラディカルでないと判断したら読まない人が多いと聞きます。
けれども、石塚ホラリー研究会では、どのチャートも読みます。これは石塚隆一先生の方針というのもありますが、ホラリー『研究会』だから、というのも大きいと思っています。
「古来、ラディカルでない」とされてきた判断の根拠は、そのまま真に受けず確認していくべきではないだろうか。 そういう疑問をもって、あらゆるチャートを探求していくと「なるほど、そういうわけで、ラディカルじゃないと判断してきたのかもしれませんね」とか、「でも、全部が全部、ラディカルじゃないと判断するのは、どうなんでしょうね?」とか、色々、感じるところがあるわけですね。
例として、一昨日のサンプルチャートも、ASCが非常に若い度数で、従来の判断方式では「ラディカルでない」とされるかもしれないチャートでしたが、「若いASC」という状況を含め、チャートとクライアントの状況が符号していました。クライアント役のメンバーにとって、大きな気づきにあふれたセッションとなったようです。
こういうことがあるから、どのホラリーチャートも捨てられないんですよね。
このケースのように、ASCの度数が初期度数(3度以内)でも、逆に遅い度数(27度以降)でも、問題なく読めるケースは多いです。そういう場合、その度数であること自体が、現状を物語っています。
逆にどこも問題なさげなチャートなのに、なんだか焦点が見えてこないこともよくあります。
「私の場合は」ですが、、自問自答みたいなチャートは、イマイチなケースが多い。
「この問題、ホラリー研究会のみんなに聞いてみたい」と強く思って立てたチャートは、いい感じのことが多いですね。
彼らなら答えてくれるだろう。何かヒントをくれるだろう。この信頼ですね!
プロの占星家がラディカルかラディカルでないかを事前に判断する理由もそこにあるわけで。
当てれるものなら当ててみろ、みたいな、試すようなお客様とか、遊び半分とか、嘘ついたりするお客様に、本気で対応する必要ある?というあたりを判断する要素が強いのかなと思います。
ホラリーに限らずですが、占う人、占われる人の信頼関係、自分自身とホロスコープとの信頼関係、これが、そのセッションの質を決めていくように思います。
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]]>このブログでは、従来の西洋占星術と比較しながら、
ノエルティル心理占星術の『未来予測・時期読み手法』の特徴をお伝えしていきます。
ホロスコープの時期読み(未来予測)と言えば、トランジット、プログレス、リターン図だと思われている方が多いと思います。トランジットをメインにプログレスを併用し、1年のテーマをソーラーリターンで読む。あるいは、トランジットだけを読む。という方が多い印象です。一方で、ノエル・ティル式は、かなり違うスタンスを持っています。このブログでは、従来の西洋占星術とは大きく異なる、ノエル・ティル心理占星術の『時期読み(未来予測)』の特徴を、お伝えします。
ノエルティル心理占星術は、未来予測以前に出生図分析&クライアントさんとの対話を非常に大切にしています。なぜなら、同じ時期表示であっても、出生図の特徴や、今現在、クライアントさんがどのように出生図を表現しているかによって、ホロスコープに表示されている時期表示の表現、ひいて未来予測も変わってくるからです。そのため、時期読み技術を学ぶ前に、みっちりとティル式の出生図の分析技術を学んでいただいています。また、クライアントさんの現状を確認することなしに、未来予測をすることはありません。
昔ながらの西洋占星術は、過剰な期待や過剰な不安を与える『吉凶二元論』でした。一方、ノエルティル心理占星術では出生図表示を吉凶で捉えないし、もちろん、時期表示も吉凶で捉えません。トランジット天体とネイタル天体がハードアスペクトをとるから凶の時期とか、ソフトアスペクトだから吉の時期、だとか。天体を凶天体と吉天体を分けて、吉天体の影響が強い時期だからと夢物語を語ったり、凶天体の影響が強い時期だからと絶望的な物語も語りません。ハードアスペクトの影響が強いときは、むしろ、変化のチャンスと捉え、逆にソフトアスペクトには、あまり注目しません。
何より、時期表示だけを見ない。まずは、すっぴんの自分、等身大の自分に、まずは向き合う(=出生図を重視する)ことからスタートする、とてもリアルな占星術です。ときには、目をそむけていた自分に向き合う必要もあるかもしれませんが、それは、成長と変容が起こすためには、必要なステップ。リアルな自分からスタートするから、本当に変わることができますし、本来の自分を活かしていくことができるのです。
ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム、第一部では、出生図を通して『今のリアルな自分』に向き合いました。第二部では、そんな私に訪れる変化の時期と変化のテーマを見ていきます。未来だけでなく、過去の変化の時期、現在のテーマもチェックします。自分がとおってきた歴史を振り返ることも、リアルな自分に向き合うことの一部です。そして現在地を確認してから未来へと向かっていきます。いきなり未来を決めつけたりしません。
すべてが出生図ベースなので『時期読み・未来予測だけ』を教えないのです。『第一部:出生図の分析』から学びはじめていただくカリキュラムになっているのは、そういうわけです。出生図から時期読みまで、同じ哲学と世界観で、一貫して分析していくからこそ、その真価が発揮されるのです。
年運を見るためにソーラーリターン図を重視してきた方は多いと思います。一方、ノエル・ティル先生はソーラーリターンをチェックしません。正確に言えば、ノエル・ティル先生にもソーラーリターンをチェックしていた時代がありました。けれども、数多くのコンサルテーションを経た後に「必要ない」と判断されたのです。ソーラーリターン図を否定しているわけではありません。ミッドポイントを含めたソーラーアーク、プログレス、トランジットで事足りると判断されたのです。これにより時期読みのための分析手順がひとつ減りますね。
とは言え、第二部で学ぶ『ミッドポイント』や『ソーラーアーク進行法』。この分析技術を使っていない占星家は、まだまだ多いのではないでしょうか。そういう意味では、『分析ポイントが増えた』と感じる占星家は多いでしょう。逆にいえば『ミッドポイントとソーラーアーク進行法』をチェックするから『ソーラーリターンは必要なくなる』のです。それだけソーラーアーク進行法の精度が高いのです。
ノエル・ティル心理占星術を学んで変わるのは、分析ポイントの断捨離だけではありません。ホロスコープとの付き合い方が根本的に変わります。「今年はどうなるんだろうか」という「当てる」問いをもってチャ
コンサルテーションの場面では、「これからこんなことが起こりますよ」とクライアントに伝えるのではなく「これから何を計画されていますか?」と尋ねるのがノエル・ティル式です。
ノエル・ティル心理占星術を学ぶと、ホロスコープと向き合うスタンスが変わってしまう。技術以前の哲学の違いが、そうさせます。ホロスコープは運命を予言するものではない。「星は何もしない、人生を創るのは人間なんだ」。この哲学が真の意味で腑に落ちていくにつれ、ホロスコープを読む占星家としても、リアル人生を生きる人間としても、自由になっていく方が多いのです。
ホロスコープの解釈に振り回されて『不幸予期』をするのは、もう、やめよう! 人生を不自由にする、従来の運命予言型の西洋占星術から脱却し、よりよく生きるためにホロスコープを活用していくのがノエル・ティル心理占星術です。ノエル・ティル心理占星術を学んでから「ホロスコープを見るのが楽しくなった、占星術を学ぶのが辛くなくなった」という声をたくさんいただいています。
ノエル・ティル心理占星術的、時期読み(未来予測)技術を学ぶならコチラ
新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラム
『第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来』
『第一部:出生図の分析』のリニューアルは、2023年6月に完了! 引き続きまして、『第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来』も、2023年7月より5か月かけてリニューアルしていきます。
『第一部』と同様、『第二部』も既に10年前から完成度が高いものでしたが、さらにバージョンアップ! 日々進化を続ける新里先生の『いま』を反映させたリニューアル版。
ノエル・ティル先生の著書を読むと、ノエル・ティル心理占星術は難解に感じるのですが、新里ひろき先生から教えていただくと、非常にわかりやすい、明快な理論に思えてきます。そこがなんといっても、新里先生のスゴイところですし、日本の占星家は非常に恵まれていますね!
毎月、合流いただけるよう企画していますので、必要なタイミングで合流してくださいね。次回の合流タイミングは9月19日です。
初受講の方も、再受講の方も、ライブ参加も、録画での受講も歓迎です!
受講料は、過去に受講いただいた方が再受講する場合、今回、初めて受講する場合。いずれも総額としては同額になるように設定させていただきました 。旧版の第二部も無料で受講いただけるという点でも公平です!
第二部の学びは、第一部の基盤の上にカリキュラムされています。第一部を未受講の方は、まずは、第一部でノエル・ティル心理占星術独自の『出生図分析手法』を学んでください。
☞ ノエル・ティル心理占星術についてよくわかる記事【まとめ】
この記事はノエル・ティル心理占星術と従来の西洋占星術の違いを考えるシリーズ、第2弾です!
第1弾はコチラ↓
☞『アスペクト解釈の違い』ノエル・ティル心理占星術 vs 従来の西洋占星術
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2023/9/26 研究会を終えての感想を追記しました
9月9日~10日にインドで開催されていたG20サミットが終了しましたね。
メディアではインドのモディ首相の『ヨガ外交』が話題になっていました。
今や欧米におけるヨガ愛好家の数は物凄いことになっているようです。
ヨガの素晴らしさを実感することはインド文化への尊敬につながります。
インドが世界でリーダーシップをとる上で、『ヨガ外交』は、大きな力になるんだろうなと感じました。
偶然にも、職業プロファイリング研究会の9月のテーマは『ヨガインストラクター』。
ヨガインストラクターには、どんな人が向いているのでしょうか?
メンバーがとりあげる人物のほとんどがインド人ではなく欧米人です。
同じヨガインストラクターであっても、文化的な違いがどうチャートに出るか楽しみです。
ヨガ・インストラクターの仕事の内容は、スピリチュアル度によって、かなり違うと思いますし
ホロスコープにもその特徴があらわれているかと思います。
そのあたりも見分け、感じとっていければと思います。
ヨガに興味がある方。
ティル式ミッドヘブン拡張法を極めながら
職業や人間理解を深め、チャート分析技術をブラッシュアップしたい方。
ぜひ、お試し参加からでも、ご参加ください^^
昨日は、職業プロファイリング研究会、テーマは『ヨガ・インストラクター』。今回も、とても楽しい研究会でした。20世紀初頭生まれのインドのグルは世界にヨガ文化を伝えようとし(双子座♇世代)、伝統におさまらない欧米流のヨガブームの草分けの1950年代生まれ(獅子座♇世代)のメッセージは明確で芸術的。ヨガをオシャレでロックなものにした、そして、健康ブームとつながり、養成コースビジネスをつくったDVD世代の1960年代生まれ(乙女座♇世代)。1980年代後半生まれ(蠍座♇世代)はYouTubeでスターとなり、思想でつながってパワーを発揮しようとしています。
いつの時代も、伝統を大切に継承していこうとするヨギーもいれば、自分流にアップデートしていく人もいる。それぞれの個性が明確にチャートにあらわれつつ、共通性も見出せる。どのヨギーたちも個性豊かで魅力的でした。それは、彼らが自らの『哲学』を創造的に表現しようとしているからでしょう。
とは言え、聖なるものを追及すればするほど、その反対のものも浮き上がってくる、こともありますね。いつものことですが、職業プロファイリングの練習&職業について詳しくなるだけでなく、人間について、人生についても、学ぶところが多い研究会です。
次回のテーマはコチラ↓
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10月テーマは『スパイ・諜報員』
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ヨガつながりで、松田仁先生の『これで大体解る!ヨーガスートラの世界』の再放送をすることになりました。
健康増進のためのトレーニングのイメージが強いヨガですが、本質はそこじゃない。
おおもとに迫っていきましょう。
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視聴期間:お申込完了~12月10日まで
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
現在、新里ひろきの『ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』
[第二部:ミッドポイント&過去・現在・未来]のリニューアルを進めています。
新里先生のお言葉です。まさに、言い得て妙ですね。心理占星術は、心理学と占星術を掛け合わせたものですが、心理療法と心理占星術の大きな違いは、ホロスコープを使えば「変化のタイミング」を見積もることができるところでしょう。
そして「どのような変化が必要とされているのか」。そのヒントをホロスコープから得ることができるところも、ありがたいところですね。
この「変化の学問である占星術」の中でもノエル・ティル心理占星術は、様々な時期表示の中から「何が重要なのか」を判別することを重視しています。そしてそれは「第一部:出生図の分析」で「ホロスコープの統合的理解」「重要なパターン」を認識し、核心に迫る分析技術を学んだことを前提としています。
個別の技術だけを学んでいては見えてこないこと、伝わらないことは、あまりにも多い。ノエル・ティル心理占星術をプログラムとして体系的に学ぶ理由はここにあります。
→ 『新里ひろきのノエル・ティル心理占星術マスタープログラム』の全体像
テレビや雑誌で宣伝されている「今日一番ラッキーな星座」「今日一番アンラッキーな星座」という占いが、そのようなイメージを助長しています。そこには「幸運は待っていればやってくるもの」「不運をできるだけ避けたい、不運なときは動かないでおこう」という無意識的な受動性があります。
ホロスコープとの向き合い方が、従来の西洋占星術とノエル・ティル心理占星術では大きく異なる以上、時期分析、解釈、活用法が大きく異なります。第二部で学ぶ技術をつかって、まずは「時期表示が示す変化のエネルギー」を、自分の人生で能動的に生かせていけるとお客様にも同様の応援ができますね。
第二部の学びを、まずは、自分のために活用しましょう。
●自らの歴史を振り返り(過去)
●現状を確認し(現在)
●将来の計画を立てよう(未来)
もちろん出生図や時期分析にミッドポイントも活用します。
◎第一部を受講されていない方は、まず、こちらから。9月27日スタート!
以上、心理占星術研究会のニュースレターから抜粋編集。ニュースレターご登録はこちら↓
ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームから
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※楽しくなきゃ、無理なく、長く続けられない。
詳しくはこちら↓
心理占星術研究会が開催する講座やイベント情報を発信するニュースレター
国内外の講師の対面&オンラインセミナーの情報をいちはやくお届け
ニュースレターのみで告知する講座もあります
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]]>同じような質問が非常に多く、勘違いしたまま、コンサルテーションを行っている人もいらっしゃるため、こちらで、正しい情報をシェアさせていただきます。
太陽の直前に東の地平線に登る天体、
つまり、出生図では、太陽から時計回りに次の天体のことです。
もし、太陽から時計回りに次の天体が水星なら、水星オリエンタルです
もし、太陽から時計回りに次の天体が金星なら、金星オリエンタルです。
ときどき、
「オリエンタルが水星や金星の場合、オリエンタルと考えない。」
と、勘違いされてらっしゃる方がいますが
「水星か金星だからオリエンタルでなくなる」ということはありません。
ノエル・ティル式の適職判定の際の「オリエンタル天体の扱い方」と、
オリエンタル天体の本来の定義との間の境界線があいまいになっているのでしょうね。
ノエル・ティル式の適職判定の際、
水星オリエンタルならびに金星オリエンタルは
統計的に非常に発生率の高い配置なので、
特定の職業と結びつける要因にはならない、と考えます。
つまり、水星または金星がオリエンタル天体の場合は、
「適職判定の材料としては考慮しない」ということです。
質問:
太陽の時計回りに次の天体が、金星と木星の非常にタイトな合です。
けれども、金星のほうが太陽に近いです。
その場合、木星オリエンタルでしょうか?
答え:
その場合、金星がオリエンタルです。
ただし、ノエル・ティル式の適職判定(ミッドヘブン拡張法)の材料としては考慮しません。
質問:
太陽の時計回りに次の天体が、ノードの場合、ノードオリエンタルと考えていいですか?
答え:
ノードは天体ではないので、オリエンタル天体にはなりません。
スタート時期が合わない場合は、ご希望のスタート時で、再放送リクエストをお寄せください。
ノエル・ティル心理占星術マスタープログラム全体像はこちら↓
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こんにちは。 心理占星術研究会のKyokoです。
第四月曜研究会「職業プロファイリング研究会」では、ノエル・ティル先生の「ミッドヘブン拡張法」を主軸に、さまざまな占星術家の「職業関連」の理論を学んできました。その中でも大ヒット理論である「コンフィギュレーション」を皆様と共有したいと思います。
「コンフィギュレーション」は3つの緊密なコンタクトをとる天体の組み合わせから、その人の「強い関心の方向性」「得意」を抽出します。そして緊密なコンタクトをとっている3天体の見つけ出すときに伝統占星術のディグニティー理論「ドミサイル」と「エグザルテーション」を用います。「ドミサイル」と「エグザルテーション」が分かる方なら「コンフィギュレーション」手法を活用いただけます。(「ドミサイル」と「エグザルテーション」は、石塚隆一の『古典の基礎の基礎』で学べます)
ノエル・ティル先生の「職業プロファイリング」は、非常に強力なメソッドで、職業の方向性として「5つのチャンネル」を見出せるようになります。けれども、もっと、詳細に適性を見ていきたい方は、この「コンフィギュレーション」を併用されるとよいかもしれません。
ただ、この理論は、冥王星が発見される前、あるいは、発見されていても、まだ象徴的解釈に定説がなかった時代の手法なので冥王星は使われていません。そういう意味では、「コンフィギュレーション」を利用する私達が工夫して活用していく必要があるのですが、それでも充分にその研究成果は役立ちます。
サンプルがあるとわかりやすいので、私の例をシェアします。ノエル・ティルのミッドヘブン拡張法をご存じの方なら、特徴をつかんでいただけるでしょう。
MCが射手座。ルーラー木星は9ハウスも支配し、5ハウスにあり獅子座。アスペクトは1ハウスの土星?とトラインのみ。土星はオリエンタル天体。ディスポジターは、木星??→太陽?→月?。月がファイナルディスポジター(5ハウス)です。
それに加え…太陽と月のミッドポイントと海王星と冥王星のミッドポイントが重なることから、ノエル・ティル先生は私の適職を
「スピリチュアルな教育組織の管理運営」と導き出しました。非常にシンプルかつ端的な分析です。が、ディスポジター天体のアスペクトや配置もチェックしていることでしょう。
この手法で見ると…MCにかかわる、最も強力な3つの緊密な天体群は「太陽・月・木星」=8点です。
「太陽・月・木星」は「Social Service 社会サービス」を意味します。
2番手は5点で、「水星・月・木星」は「教育学」です。
3番手は4点で、「月・木星・海王星」=「Divination 占い」で中でも一番強いのは月なので「霊媒師」です。
ほかにも4点があり「太陽・木星・海王星」=「哲学的リーダーシップ」。
この組み合わせから、何らかの社会サービスを行うのだろうが、占い関係の教育だと、ぴったり来ることがわかります。
実は3番手の4点には、もうひとつあり、「木星・金星・太陽」で「建築」です。私は占星術の仕事をする前は造園関係の仕事をしていました。造園コンサルタントで働いていたときは「ガーデニングボランティア養成講座」をしたり政府や地方自治体の仕事をしていたので、これも「社会サービス」ですよね。
面白いのは、MCに関わらない天体同士の組み合わせです。
6点「月・太陽・火星」=ダイバー、海女
6点「太陽・月・金星」=支配人、経営者、管理者
6点「火星・太陽・金星」=資源
とあります。これを見て思い出したのですが…。以前、とあるアメリカ人から日本でダイビングスクールをしたいからマネージメントと広報をしてくれないか、と打診されたことがあるんですよ。ダイビングの経験がないのと既に仕事量が手一杯だったので、断りましたけど。生まれたところが変わっていれば、ダイビングの学校をしていたのかもしれません。
仕事には、つなげていませんが、自分には、地球のリソースを守っていかなければならない。特に海の資源を守っていかなければならない。若い頃から、そんな意識があったのは確かですから、不思議なものだと思います。
この意識が、とても強かったので若い頃は、ランドスケープ関係の仕事(造園コンサルタント)で働いていましたし、夢は大阪湾を白砂青松に戻すことだったんです。
ちなみに、コンフィギュレーションでは「ランドスケープ」の仕事は「太陽・金星・土星」です。私の場合、4点で、そこそこありますね。でも、トップの点数でもないし、MCにも関わっていない。ノエル・ティル先生の仰るように仕事にはしていたけれども「向いていなかった」のでしょう。
そんな感じで、才能の方向性、強みを詳細に見ていくことが可能ですので、よろしければ『コンフィギュレーション』を参考にしてみてくださいね。プロの方はセッションに生かしていただけますが、そうでなくても、自分自身の棚卸しに役立つことでしょう。
そして、色々な興味の方向性はあるが、限りある時間の中で、自分が社会的に求められやすいのは「こっちの方向性だな」と自覚できるはずです。私はノエル・ティル式職業プロファイリングを主軸に、この手法も参考にしています。
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
★あの著名な芸術家は、クインタイルが一つもない!
★クインタイルが5つもあるのに、あの人は芸術的な仕事についてない。
というような、理論に対する疑問や....
★私の子供は絵を描くのが好きなのですが、クインタイルが2つだけだから、たいした才能はないですね?
と、クインタイルの数だけで判断してしまったり、など。
クインタイルの数だけで才能を見限ってしまったりすると
貴重な才能の芽を摘んでしまいかねないので危うさを感じます。
実際には....
●●=△△、という単純さを嫌うのがノエル・ティル式なんです。
そう、クインタイルは『創造性』を見るひとつの要素でしかないんですね。
創造性を暗示する星の配置は、ほかにも沢山あります。
5ハウスや12ハウス、金星や海王星、獅子座や水のサインなど。
創造的な要素が繰り返し繰り返し見られたなら
その人の人生において、クリエイティブな活動へと向かうエネルギーは圧倒的に強くなり
創造的な職業に就いて活躍するかもしれません。
あるいは、仕事にはせずとも
プライベートな時間で創造的な活動を楽しむかもしれません。
また「創造的な活動」は「芸術」だけには限定しなくていいですよね。
手芸やお料理、研究、商品の企画開発、プランニング、対人関係、あらゆる活動に創造的な側面はあります。
そして、その人の中に強い創造性への衝動があっても
その衝動を大切にし、根気強く育んでいかなければ、なかなか開花にはいたりません。
生育環境や周囲からの援助も、どの分野で創造性を発揮するかを大きく左右します。
ここでも「星は何もしない、物事を行うのは人間なんだ」というティル先生の格言が思い出されます。
ホロスコープだけで判断せず、相手との対話を大切にするようになります。
部分的な要素で判断せず
「繰り返しあらわれる同様の示唆」をティル式ではとても重視します。
ティル式を学ぶ以前の占星学習術歴が長い方ほど
シフトまでに時間はかかるかもしれませんが
シフトがはじまってしまえば、とても楽しくなっていきます。
ホロスコープによって人間の可能性を限定しないスタンスは、とても自由で楽なんです。
ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームから
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
毎月、第4月曜日は、職業プロファイリング研究会です。
ノエル・ティル式の『ミッドヘブン拡張法』を極めようと、日々、研鑽しています。
研究会の直前の数日間は、とりあげるチャートの予習で非常に忙しくなりますが
その甲斐あって、研究会は非常に楽しい時間となります。
2022年10月のテーマは『ボディガード』でしたが
ノエル・ティル先生は『ボディガード』の特徴について分析されたことがないので
石塚先生とメンバーで特徴を見出していきました。
『まさに研究会』といえるクリエイティブな活動をしているのが
職業プロファイリング研究会なのです。
チャートの多くはAstro.comから探してくるので
外国人のチャートがほとんどとなり
人となりや人生を調べる際には、翻訳ソフトを使いながら
海外のサイトをあさります。
有名人の場合、日本語のWikipediaもありますし
書籍が出版されていたり、映画化されたりもしますのでより多くの情報が得られます。
そうすると、単なる『職業プロファイリング』に終わらず
人生や人柄とチャートを突き合わせ、ノエル・ティル心理占星術式で分析していくこともできます。
強められている職業チャンネルを見出すことは基本として
そのチャンネルを表現する職種は沢山あるけれど
「なぜ、その仕事を選んだのだろうか?」と考えるのが私流です。
その問いによって、機械的なミッドヘブン拡張法の練習以上の気づきが得られるからです。
実例から見て、最初から天職に就く人のほうが少ないのです。
最初のキャリアは、両親や生い立ち、育った環境が、大きな影響を与えます。
また、お国柄、時代背景、社会環境も、職業の選択肢を限定していきます。
ただし、そこで終わらず
生い立ちから自然につながった最初の仕事を足掛かりにして
より自分らしい職業のありようへとステップアップしていく様子を見ることが多くなります。
ステップアップには大きなエネルギーが必要となりますが
その原動力は、対象人物が持つ「潜在的な可能性をもっと開花させようとする」必要性と衝動なのです。
10月のテーマ『ボディガード』のチャートを研究して
見えてきたホロスコープ上の特徴は数あれど....
特に命を狙われているような要人を守る『ボディガード』には
身体能力や護衛の高度な技術が絶対必要とされますが
最終的には、要人への忠誠心やリスペクト、思想への共鳴が最重要ファクターとなります。
それらの有無が、紙一重をわけるのではないかと実感しました。
けれども、その反対ではダメなのです。
当たり前ですが、忠誠心やリスペクトはたっぷりあっても
身体能力や護衛の技術など、ボディガードに絶対必要とされる本質的な資質が不足していれば
守り切ることはできなかった事例も見ました。
このように、職業プロファイリング研究会でとりあげる対象を予習する中で
ノエル・ティル式ミッドヘブン拡張法への理解を深めながら
チャート自体を読むための、象徴理解、人間理解、職業理解、時代背景などへの理解も深まっていきます。
つまり、ホロスコープの分析力や読解力、言語化能力を総合的にブラッシュアップできるのが
職業プロファイリング研究会となってきています。
ご興味ある方、ぜひ、ご参加ください。お試し参加も可能です。
職業だけでなく、とりあげる対象の人生から多くを学びとれる研究会です。
でも「レポート」するのは難しそう、と感じる方も多いと思います。
ご安心ください!
研究会に慣れるまで「レポート」は必要ありません。
まずは、他者のレポートから学んでいただくことからスタートしてください。
とは言え、事前にチャートの予習があってこその学びです。
予習しなければ、何も受け取れないといっても過言ではありません。
毎回7つのホロスコープを予習していただきます。
7つをひとつひとつ事前に深めておくためには、結構な時間が必要です。
ぜひ、お早めにお申込みいただければ幸いです。
なお、まず『職業プロファイリング』の理論を学びたい方
復習して基礎固めをしたい方は、『職業プロファイリングの基礎』から学びはじめてください。
既に基礎的な知識をお持ちの方は研究会からスタートいただけます。
お試し参加も可能ですので、ご活用ください。
残念ながら、第4月曜の夜のご都合が悪い方や、過去のテーマに興味がある方は、研究会の再放送をご活用ください。
ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームから
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こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
ときどき尋ねられるのが『サビアングループ研究会』について。
「今も続いているのですか?」と。はい『サビ研Next!』として続いています♪
1か月に5度毎ずつ、徹底的に深めていった約7年を経て
現在は、それぞれのメンバーが、各自の探求を各サイン毎にまとめていっているところです。
サビアン占星術の創始者であるマーク・エドモンド・ジョーンズ
その後、独自の視点でサビアン研究を深め、
より多くの人にサビアン占星術を知らしめたディーン・ルディアの「元本」を紐解いてみるにつけ
サイン理解は一筋縄ではいかないことを思い知らされます。
ルディアは『魂の成長物語』という切り口でサビアンを解釈している点で
心理占星家にとって馴染みやすいし、最初はわかりやすく感じられるのですが、やはり、その切り口のサビアンなのです。
日本では、松村潔先生が、理論的な体系化を進められ
数の原理という切り口で、サビアンの世界に光を差し入れたおかげで
サビアンシンボルをかなり整理して考えられるようになったな、という実感があります。
サビアンシンボル、あるいは12サインは、光の当て方次第で、様々な姿を見せてくれるアカシックレコードのようなもの。
私達は、ジョーンズやルディア、松村潔等の天才たちの研究を参考にしつつ
私達自身の精魂こめた探求からも、多くの新たな気づきを得ています。
自身の研究だけでなく、他のメンバーの研究やディスカッションから多くの気づきを得られる。
これがグループ研究の面白さであり醍醐味です。
サビアングループ研究会は、サビアンを切り口に「12サイン」を徹底追及している会なのです。
一般的には、『12サイン』は、ホロスコープの基礎を学ぶときに真っ先に学びますので
占星術の初級の人が学ぶ内容と捉えられています。
雑誌の12星座占いでもおなじみで、占星家でなくても「誰もが知っている」というイメージ。
それゆえ、12サインは最も易しいテーマのように思われがちですが、実際には最も奥深いテーマかもしれません。
実際、サビアングループ研究会は、もう8年以上、12サイン研究にはまり続けているわけです。
サビアン研究は、底知れぬ井戸から水をくみあげる作業。
自分がもぐりこんだ深さに応じたものを、他者がもぐりこんだ井戸からも吸収できる。
生半可な潜り方だと、他のメンバーの含蓄深い言葉も、単に流れ落ちていってしまうだけ。
そんな自分自身の経験があるからこそ
ジョーンズやルディアの成果品が、あのような、わかりにくい表現にならざるをえないことが理解できるようになりました。
昔「もっとわかりやすく書いてよ」などと文句を言っていたのは、何も知らない「くれくれ星人」だったからです。
サビアン研究は、かなりの集中力を要する研究なので、毎回、脳みそが酷使されるのを感じつつ
この脳みそトレーニングによって、サビアン以外の分野にも活用できる
あらたな神経組織が形成されていっているのを感じています。
そんなディープなサビアン研究の日々がありつつ
新里ひろき先生や&ユキコ・ハーウッド先生の12サイン解説に触れると、また、あらたな発見があります。
いずれも、心理占星家のお2人ならではの切り口や解釈。
12サインの講義は、その講師の個性や哲学が、最もあらわれる分野かもしれません。
サビアン研究では、細部にはまっていきますので
ひとつのサインを概観して特徴づける講座を受講すると、さっと、視界が開けるような、爽快な感覚があり。
視界が開けるからこそ、細部への理解がさらに深まるのです。
★新里ひろきの「ホロスコープの基礎〜成長と変容の象徴学〜」
★ユキコ・ハーウッドの心理占星学シリーズ 第一部:12星座の光と影
ともに
占星術の初心者でも理解できるように構成されている講座ですので
非常に親切でわかりやすい説明になっています。
とはいえ、いずれもプロの占星家が多数受講しているプログラムなのですが。
サインを深める秘訣は、感受性の毛細血管を育てていくこと。
今までなかった感受性を創るのです。
では、どのように育てればよいのか…
上記2つの講座は、いずれも『右脳』を刺激することを重視する点が共通しています。
第一部:12星座の光と影 【夏の集中受講】
全6回かけて、じっくりと12サインを学びます。
第1回で12サインを学びます。全6回で70を超える元型イメージを吸収します。
サインをはじめとする象徴理解を実践的に育てている研究会です。
ホラリー研究会はサビアングループ研究会のように参加前の研究やレポートが必要ないので参加しやすいです。
とってもカジュアルなのに自然に学びが進む研究会なんですよ。
ホラリー研究会の参加資格は、コンサルテーションチャートを受講済の人。
コンサルテーションチャートはアセンダントのサインを重視しますので、これだけでもサイン理解が深まります。
World Astrology ... 占星術の世界 ...
心理占星術やトートタロットについての理解が深まります
心理占星術研究会が開催する講座やイベント情報を発信するニュースレター
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