サビアングループ研究会(山羊座26〜30度)の様子を
メンバーのFさんにレポートしていただきました。


すべては公開できませんので、おすそ分け的なものになりますが
充分、ご参考にしていただけるかと思います^^ (kyoko)

 

photolibraly

 

 

山羊座26度〜30度のサビアンを考える(ルディアやジョーンズの解釈も参考に) 

 

2017年最初のサビ研のテーマは山羊座26度から30度

山羊座は牡羊座から数えて10番目のサインで、松村潔先生は著書の中で

"人間としての総合性を手に入れようとする段階"

あるいは

"1から10までの発達の過程は【地球的な私】というものだったのかもしれません"

と書かれています。


今回は26度から30度までの、山羊座の最後の5度域。
「人間としての総合的な仕上げ」と言えるのかも。

 

今回も石塚さんとすずきさんの解説、
そしてメンバー間でのディスカッションの様子を、
私なりの感想を交えて各度数ごとに一部をご紹介しますね。


基礎編はリーダーの石塚さんの解説から始まります。


まずは山羊座の概念、山羊座全体に共通するテーマを、
基礎的な知識をおさらいしつつ解説してくださいます。


いつもその解説の中でイメージ作りのために、
スー・トンプキンスさんのサインの対比のキーワードが紹介されるのですが、
今回はそれに加え、
心理占星術家のグレン・ペリーさんのキーワードも紹介してくださって、
こちらもイメージを膨らませたり、整理する上でとても役に立ちそう。


今回のテーマとなっている山羊座の5度域は、
第三デーカン(21度から30度)の後半の度数で、
山羊座の中でも最後の最後、これで山羊座は終わり、という度数域です。

 

 目次

 

 

 山羊座26度:水の妖精


おおう…いきなりスピリチュアルな雰囲気のシンボルが登場です。
妖精と聞くとメルヘンな感じもしますね。


うーむ、私としてはこのシンボルからは


「豊かな緑の中を駆け巡る、美しい清らかな小川。
 そのほとりで水しぶきを上げながら、薄羽をパタパタさせつつ、
 キャッキャッウフフと数羽(数人?)の妖精が戯れている」


そんな情景が浮かんできます。
(毎回言いますが…)ほぼ占星術ビギナーの私が持つ山羊座のイメージは
「現実的」とか「辛抱強い」、「野心」とか。
現実世界で計画と策略でもってガッツリ自分の立ち位置を作り上げてゆくみたいな、
そんなイメージなんで、なんかちょっと、このシンボルとはかけ離れているのですけど…。


石塚さん曰く、

「26度では山羊座の集団の中で形にする力を引き出すような刺激と対面する。
 その刺激の役割を実感して理解するというテーマが考えられる」とのこと。


ここでも1度から5度までの5つのステップ
(コンジャンクション、オポジション、トライン、スクエア、クインタイル)
の過程が働きますので、26度はコンジャンクションに相当します。


ここでは水の妖精と出会うことで、山羊座の感情が揺り動かされるのでしょう。


ここで石塚さんは
同じ山羊座の6度のシンボル「暗いアーチのある小道とそこにひかれた10本の丸太」、
16度のシンボル「体操着の少年少女」と比較して考えてみると良い、
と各シンボルを説明してくださいました。なるほど、そうやって
デーカン毎に一桁が同じ度数のシンボルと比較してみるとわかりやすいかも。


すずきさんのルディアの解説では


「水の妖精が示しているものが、スピリチュアルな力、サイキックなものである」


「単に物理学的、生物学的、反応的なものを超えた、もっとスピリチュアルな部分、
精神的な部分での生命の意識。そういったものへのフォーカスがここにある」


これまで具体的な現実に即してきた山羊座が、
ここでその裏側にあるものに意識が向きはじめるということでしょうか。


私はよく寺院の行事に参加します。
そこにお参りに来られる方はたくさんいますが、老若男女、身分も立場も本当に様々な方ばかり。
その中には最先端の科学の分野で活躍している数学者や宇宙物理学者、
そして政治家の方(それこそ現実世界を扱う職業の方ですね。
政治家さんとその関係の人ってすぐにそれとわかります。
独特の雰囲気ありますし、オーラが圧倒的ですごい)もよく来られるのですね。


そして、それらの方々は本当にとても熱心にお参りされるんです。


山羊座26度の「スピリチュアルな部分、精神的な部分での生命の意識へのフォーカス」
をこういうふうにすぐに結びつけちゃうのは早計でしょうし、
あまり関係ないですけど、何だかそんなことを思い出しました。


すずきさんの解説は続き、このシンボルに示されている「水」をルディアはどう捉え、
どう説明しているのか、詳しく解説してくださいましたが、それはとても雄大で、感動的でした。


何だか大きく視界が開けるような、胸がスッと開くような、
聞いていてそんな気持ちになりましたよ。
皆さんにも機会があれば、ぜひ聞いて頂きたい。


山羊座は水の妖精を通して、目に見えない、そんな大きなところに繋がってゆくのか。
どのサインでも同じところに繋がってゆくのしょうが、
「山羊座=現実的」みたいな薄っぺらな認識しかない私にとって、
そのギャップはかなり大きく感じられました。


ここでこんなギャップを感じているということは、
他ならぬ私自身が物質と精神を切り離して考えてしまっているということなのかも。


メンバー間のディスカッションを一部紹介すると、kyokoさんは


「自然という物質界の中にスピリットを見出すところが山羊座らしい」
と感想を述べられました。
具体的な現実の中で精神性が深められてゆくと考えてもいいのかな。


占星術師のCさんは、
「土のサインの最後の方の度数では、感覚が現実を超えたところまで感じ取り始める」
と聞いたことがあるそうです。


Cさんは山羊座と同じ地のサインの乙女座26度以降に太陽を持っているとのこと
「感覚が現実を超えて感じ取る」その感じにはかなり納得されているようです。


石塚さんが

「(山羊座26度-30度は)山羊座の最後に位置するので、
(12分割すると)山羊座の中の、水瓶座、魚座の領域と考えることもできる。
地のエレメントだと、それを直接感じようとしたり、実感が必要なのでは」

と補足説明してくださったので、「なるほど!」となり、
私としては、そこで山羊座26度の理解がかなり深まったように感じました。

 

 

 

山羊座27度:山の巡礼


私はこのシンボルからは文字通り、聖地を巡るために、
一人で険しい山道を登ってゆく人をイメージしました。


私も巡礼とまでは行かなくても、けっこう山道は歩く方です。
行きつけのお寺は山の上にありますし、自分なりのパワースポットみたいな場所があって、
そこに行くためにはけっこうな山道を長々と歩かなくてはならないので、
このシンボルを見ると、自分のためとは言え、「そうそう、大変なのよねぇ」という気持ち。


静かな山道を一人歩くのは気分はいいのですけど、
傾斜がきつくなって息が上がってくるとせっかくの景色は目に入らず、
鳥の声も耳に入らず、何も頭に浮かばず、思わず、考えられず。


ただ足元に視線を落として、黙々と歩を進めるだけになります。
歩くことだけに集中せざるを得なくなる。この状態が続くと、
やがて精神的には冥想をしているのと同じような状態になるのですね。


仏教には回峰や歩行禅という修行がありますが、きっと同じ原理なのでしょう。
歩くことによって研ぎ澄まされるものがある。


石塚さんは2番目の度数を「因果関係の理解」
「原因と結果の比較」と説明されています。

2番目の度数なのでオポジションの働きですね。


26度では水の妖精という、目に見えない概念的なものに出会うことが、
山羊座の力を動かす刺激となりました。


ここでは「因果関係の理解を積極的にしてゆく」ので、
自分の方から「目に見えない、概念的なもの」に動かされにゆく、
という動きになるのでしょうかね?


石塚さんは

「ここでは積極的に色んな目的を持った時に、それをサポートしてくれる
 精霊のところに、自ら因果関係をわかった上で拝みに行く。」

と喩えられました。


四国遍路やパワースポット巡りは老若男女に関わらず人気で、
動機は人によって様々でしょうが、
それによって何らかの力を受け取ることができる、
サポートを得られることができる。力を受け取りたい。
そんな感じになるのかもしれません。


第三デーカンは公の領域なので、自分自身や周囲でなく、
より普遍的なところに向かっている、ことがわかりやすいシンボルだと思いました。


すずきさんの解説では

「ジョーンズ版は“pilgrimage.”行為の方を書いている。
 ルディアは“Pilgrims” 巡礼者たちにフォーカスをあてたようになっている。」

 どちらにしろ、このシンボルは「山を登ることがひとつのポイントとなっている」とのこと。


「26度は水が循環して降り注いで来る方向にフォーカスがあったが、
 今度は上がってゆくというのが27度のテーマになっている。」


「水は上から下へ、高いところから低いところへ流れてゆくが、そこを上がってゆくというのは、
 水は蒸気で上がるが、人間は山を登るように一生懸命上がらなければならない。」


うん、人間には生身の身体がありますものね。
霊性だけになれれば、けっこう簡単に上がれそうな感じがするのですけど、それもまた難しい。
肉体も洋服のように着脱できれば別なんでしょうけど…そうはいかないから、
重い身体を自分で持ち上げて、一歩一歩、上がってゆかねばなりませぬ。


メンバー間のディスカッションを一部紹介すると、イオさんは

「26度で下がって、27度で上がった、というのは、よくわかった。
 下がってくるのはオカルトエネルギーで、上がってくるのは人間の努力だったりする」

と述べられました。


Kyokoさんは

「27度は、自ら求めて上がってゆく感じ。
 26度にも、6という数霊が持つ双方向性を感じる。
 受け取るに値するものに降りてくる」と述べられ、


Cさんは

「26が“受け取る”で受け身のような。27は自分から努力する。」とのこと。

と言う風に、ディスカッションは進んでいきました。
私の結論としては、26度と27度は「呼べば応える」って感じかな。
仏教では「感応道交」という言葉があるのですけど、


これは簡単に言えば人間と仏がお互いに
「相感じ、相通ずる」状態になっていることなのですね。


もちろん、そうなるには人間の方に色々と条件があるのですが、
山羊座はここまで色々と頑張ってきた。
その結果、天から降りてくるオカルトエネルギーを受け取れる状態となった。
これが26度。オカルトエネルギーを受け取れるようになったのだけど、
今度はそれを積極活用できるようになるために、
自分をグレードアップさせてゆくのが27度、という風に理解しました。

 

 

 

28度「大きな鳥小屋」

 

石塚さんの解釈では
三番目の度数なので、因果関係を理解するだけではなく、
その働きを時間の中で長期的に継続させるための模索の度数です。
トラインに相当します。


「山羊は地のエレメントなので、ここでは火のエレメントを
 うまく扱えるようになることがポイントになると理解を深めても良い。」


山羊座の27.5度以降の度数のドデカテモリーは射手座となりますので、
火のエレメントの影響も受けるのですね。
それは前の度数の「山の巡礼」にも既に表れつつあるように思います。


出版されている多くのサビアン書では
山羊座28度:A large avaiaryのことを「大きな養鶏場」と訳されていますが
すずきふみよしさんは、これを「大きな鳥小屋」と訳されました。


ディスカッションでも、この度数で表現されている鳥小屋は
動物園にあるような、大きな放鳥ゲージのようなものではないか
と、皆がイメージしました。


すずきさんが原文にあるaviaryを画像検索してみたところ


「(動物園で鳥を見せているような)比較的大きな、
 生態系をそのまま中に模して囲い込んだようなケージ」がヒットしたそうですよ。

すずきさんは…

「養鶏場と言うよりは、色んな鳥が一緒に檻の中に居て、
 一つの生態系を成しているような様子」であり、


そこからこのシンボルの最大の特徴として

「多様性の表れが一つの囲い込まれた状態の中にあって、
 囲いの中で多様性が実現している、と捉えてみると良いのではないか」

と解説されました。


kyokoさんは

養鶏場は、肉や卵を生産するためにシステマティックに管理運営するビジネス。
 鶏が工場で働く人間にも見えてくるし、画一的で無機質なイメージ。
 大きな鳥小屋だとカラフルさや多様性、ある程度の自由、楽しさが感じられる」とのこと。


人間の究極の願いの一つに、戦争のない平和な世界の実現…というのがありますよね。
戦争が起こる理由はそれこそ色々あると思うのですけど、
自分の国や民族が一番なんだ、至上なんだと考えてしまって、
他国や他民族のことを認められない、というのも理由のひとつにあると思うのです。


同じ民族の中でも分断があったりしますし、お互いを認め合えないがゆえに、
土地を区切って境界を作り「こっち入ってくんな!」と
戦争に発展したりするんだと思うのですが、
区切って境界を作るって、いかにも山羊座っぽい。


でも、その区切りの中であれば多様性を認めるし、
みんなが幸せになれるように管理もしますということなのかな。


もちろん、民族、国家、地球というスケールの違いはあるのかもしれない。
でも私はこの「大きな鳥小屋」というシンボルに、
何となく「人間の限界」を見るような気がしました。


区切らない世界というのは、山羊座の後の、水瓶座、魚座の世界なのかもしれないけど、
人間はやっぱり区切らないとダメなのかな。


ジョーンズのキーワードは【COMMUNITY(共同体)コミュニティ】なのですけど、
すずきさんも、そのキーワードについて
「【オレの自己実現=世界の平和】みたいな、ジャイアンのような」
感じがあると言われていました。

 

メンバー間のディスカッションを一部紹介すると、Cさんは、

「檻の中に入っているというのが、せっかく鳥なのに窮屈だなと思うが、
 それが山羊座の社会から離れ切れていないところなのかな」と感想を述べられ、


イオさんは

「26度で見つけたスピリチュアルなものを地上に持ってきたんだろう。
 27度のお山の上にあったものを持ってきて、鳥小屋という形で皆で見れるようになった」

 

あ、なんかすごくわかりやすい。そうそう、持ってきちゃったんですね。
自分自身がお山の上にあったものに同化してゆくのではなくて。


イオさんは続けて

「こないだやった牡牛座の公園(25度)を思い出していた。
 ケージはないけど、スピリチュアルなものが眺められる公園。
 人間社会でみんなで見ようとか、飼ってみようとか、
 そうなったら形式というか、檻の中に入れるしかない」と述べられ、


私としては『そうかー、あくまでも人間のため、社会のためなのか。』
と感慨深いものがありました。


北野武さんの太陽は、おそらく山羊座28度だろうという話になって
「たけし軍団が養鶏場かしら?」などとひとしきり盛り上がったりして、
このあたりの話はすごく面白かった♪

 

一方…

「このシンボルを見て、松田仁先生が、グルジェフ入門講座で、
【自分自身が牢屋の中に捉われた状態】にあることに気づくこと
そこから脱出することが覚醒だと言っていたこと思い出した。」

と、Kyokoさん。

「この度数を持つ人で、スピリチュアルな世界の人ならば
 自分が牢獄にとらわれている状況に気づくことがテーマになるのかも。
 つまりは牢獄=眠りの状態から脱出しようとする人かもしれない。
 表現のレベルは様々なので、ほとんどの人には当てはまらない話だろうが。
 逆に牢獄にあることを喜ぶ人、檻をつくる側にまわる人もいるだろう。
 タロットカードの悪魔のカード(山羊座に対応)を思い浮かべる。
 法王のカードと対をなすカード。

 そういえば、松田先生もグルジェフも太陽サインが山羊座!」

 

 

 

山羊29度「紅茶占いをする女性」


紅茶占い…これまた優雅なシンボルですね。


これまで水辺だったり、山道だったり、鳥小屋だったり、
お外をウロウロしているような感じでしたが、今度はどこかに座って、
誰かと向き合ってしっとりと会話を楽しんでいるようなイメージです(私としては)。


石塚さんの解説では
29度は、5度域では4番目の度数なので、スクエアに対応し、
具体的な目標、焦点に向かって訓練をしてゆく度数です。
また4番目の度数は“環境づくり”の動きが出てくるのですね。


「社会でしっかり結果を出してゆく力をサポートするための環境になる訓練。
 ここでは占いをしながらも、占われる相手にしっかりと目標をもって
 結果を出してもらう。そういう力を引き出している。
 他人の社会的な力を実際的に引き出す力を付けるというのがテーマと考えても良い。」


なるほど、多様性が実現した理想の世界を維持してゆくために、
今度はそこにいる人々から、その世界に役立つための力や能力を引き出したい、
そのための力やテクニックを付けてゆく、ということかな。


すずきさんのルディアの解説の中では、ルディアが

「その練習は“万物の,ほかの万物との関係”への気づきに依拠している
 ――マーク・ジョーンズによる占星術の定義づけでは。」

と語っている一節がとても興味深かったし、また深くうなずいたところでもあります。
占いだけでなく、色んな宗教がこのことをとても大切にしているし、教えの土台ともなっています。
この気づきがなければ人々から「社会に役立つ」力を引き出すことは難しいのかもしれないし、
紅茶占いをする人も、占いながらもその気づきを深めているのかもしれない。


すずきさんの解説では、
26度の「自然現象の隠された創造的なスピリットを知覚する能力」
は29度になってくると


「それがもっと発展して、意図的に、意識を持って意味を読み取ろうとする方向になってくる。
 茶葉の散らかり具合という事象を見るだけでなく、その向うに何があるか、
 それを通じてその先に何が、どんな意味があるか。そこを読むという、そういう能力。」


になってゆくのですね。うーん、すごいですね…
ルディアはそういう能力を、真の“透視”の本質だと言っているのですね。
先を見通す能力ということでもあるのかな。
壁の向うにリンゴがあるとか、この人が何を考えているのか心を読む、とかでなく。


ディスカッションを一部紹介すると、イオさんは…

「透視… 土のサインの山羊座だけど、サインが押し迫ってきて
 全体をちゃんと把握しようとすると、どうしてもこういう見えない、
 つかめないものを、それなりに掴んだり見たりしようとするので、
 こういう占いみたいなものが入ってくるのは当然の帰結なのかなと思う。」

と感想を述べられました。


Cさんは
「山羊座なので直感的なことも自分で使う、役立たせるところに行くんだなという気がした。
 さっきの鳥小屋もやはりコントロールするために鳥を小屋に入れているんだな」
と感じられたとのこと。


Cさんは“成功している人はなんで神社に行くのか”
という本を以前に読まれたことがあるそうですが、すずきさんの解説を聞かれて
「神社が鳥小屋なのかもしれない」とピンと来られたようです。
むむむ…それ、すごく面白い!

 

 

山羊30度「秘密の経営会議」


秘密の経営会議… うん、なんだか山羊座と魚座が混ざった感がありますね。


石塚さんの解説に入ります。


30度は5度域では5番目の度数、クインタイルに対応します。
山羊の力を引き出す重要性を認識し、どう引き出すかを工夫する。
これまでつけてきた実力を、より大きな全体のために、
クリエイティブに活かすという次元に入ってゆきます。


「秘密のビジネス会議の“秘密”というのは隠れて奉仕的に動くという、
水瓶座、魚座あたりのニュアンスも入ってきているのではないか。
しかしビジネス会議では、山羊座の力を引っ張り出す相談をしている。
第三デーカンなので、ここではある意味、世の中全体に対して、
あるいは社会的な次元の抽象的、普遍的意義、意味の理解。」と石塚さん。


5番目の度数は、それまでとは次元が一つ変わる様子がシンボルの中に見られますが、
5度域を12サインで分割して考えた時、5番目の度数は水瓶座と魚座の領域であり、
それらのサインのエッセンスを取り出して、全体に還元してゆくというテーマ
…少し奉仕的なニュアンス…が入ってくる可能性がある、とのこと。


水瓶座、魚座の奉仕的ニュアンスか…。
私の場合、このシンボルには奉仕的ニュアンスってのはあまりピンと来ないな…。
どちらかと言うと、腹黒さみたいな、ロト6のCMみたいなの思い出すな
…派閥争いがテーマになってるっぽい、ギバちゃんが出てるやつ。
(この考えは、後のディスカッションタイムのやり取りで払拭されました)


すずきさんの解説では、ルディアの原典の方では
“オカルトのヒエラルキー”とか,“ホワイト・ロッヂ”とか、
何やら聞きなれない言葉が出てきて「??」な感じでしたが、
後で自分でも色々調べたりしましたが、
これはヒエラルキーででき上がっている組織のことだと思ってもいいのかな。


ヒエラルキーを上がってゆくごとに少しずつ真実が明かされていったり、
理解できるようになったり。そうして何か重要な決定に関わるようになったり。


ジョーンズの方では単なる「秘密の経営会議」で、
リアルな人間関係の背景の方にフォーカスがあたっている感じですね。
やはり「人を管理して使うこと」がポイントとなっているように感じました。


山羊座30度は行動の中心部分に立って集団をコントロールすること、
あくまでも自分たちの囲いの中で、その中に居る人々の力を活用してゆく。
そんな感じなのかなと思いました。


“シーン20に属しゾディアックサインの山羊に関係する最後のシンボルがこれである。
われわれはここに社会的責任および〈執行権〉の最高点(culmination)を見る。”
(ジョーンズ)


ルディアの解説に出てくるオカルト組織も、世間一般の組織も
それぞれの組織で共有されるビジョンの実現を目指すことには変わりがない。


山羊座30度は、その中心に立ち、人々やその能力をコントロールする。
しかもそれについての責任もちゃんと持つことができる、というのがこのシンボルなのですね。


ディスカッションのさわりを紹介すると、Kyokoさんは

「解説を聞いていると、さっきの28度の檻の中の鳥は私たち一般庶民に見えてくる。
 自分は自由だと思ってるけど、実際には檻の中なんだろうな」と感想を述べられ、


イオさんは

「確かに最後はそこに着地するのかという感じがすごくする。
 ちょっと残念な気がする」と述べられました。


しかし、イオさんは「だけど、誰のホロスコープの中にもこの度数はある」。


そうなんですよね、山羊座30度は誰もが持っているものなんですよね。
もちろん、私の中にもある。


私としては、26度からスピリチュアルな側面が強調されているような印象を受けて
29度でそれがかなり高まっていたので
「現実的な山羊座がここまでスピリチュアル全開になるとは…30度はどうなるのだ?!」
とちょっとドキドキしていたのですが、打って変わって現実感満載で、
「あれ、スピリチュアルどこ行った??」という感じ。

 

石塚さんは

「山羊座の最後でいきなりスピリチュアルがなくなってしまうというのは極端。
 ネガティヴに出るとそうなるかもしれない、ということ。
 スピリチュアルな理解を踏まえて、そういう力になってゆくと纏めます。」と述べられました。


その後のディスカッションでは政治と宗教の在り方など、
またかなり深いところまで意見が交わされましたが、これは人類にとって、とても大切なこと。
意見のやり取りは何気ない感じだったけど、私の胸には深く沁みましたね。
とても貴重な皆さんの意見を聞かせて頂きました。

 

(レポート=F)

 

 

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