第二月曜に開催している『マンデン占星術研究会』メンバーによるマンデンレポートvol.3 です。

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マンデン・レポート第三弾(最後)は、華やいだ話題【東京オリンピック】です。

といっても…
福島原発問題が解決に至っていない状態での
東京オリンピック開催に関しては、日本国民の間で賛否両論でした…


国立競技場を建替についても賛否両論
一旦、国際コンペで決まったデザイン案が白紙撤回され再コンペが行われました。


オリンピックのエンブレムのデザインについても
一旦、白紙展開され、再コンペが行われました。


小池都知事になってから、会場見直しを提起したものの
こちらも、知事の思惑どおり進まなかった模様で…


スッキリしない印象が強いのですが
チャートには、どうあらわれてるのでしょうか?


Rieko★さんが、たくさんのチャートを参照しながら検証してくださいました


Rieko★さんの結論的には、2020年のオリンピックには
「大きな変革が求められている」ということのようです。


けれども、現時点では、
一旦決まったことが、白紙撤回されては、やり直しというドタバタが繰り返されている
というような現れ方になっているようですね。


でも、白紙撤回が何度も実現されるということは
問題意識を持つ人たちが一生懸命改革しようと押し戻しているということです。


けれども、抵抗勢力も手ごわく拮抗しているのが現状なのかもしれません。

Kyoko

 

 

東京オリンピック(1964年と2020年)のマンデンレポート by Rieko★さん

 

動機

1964年の東京オリンピックの時、私は2歳でした。開会式で、たくさんの風船を飛ばしているのをテレビで見ていて、家の方にも飛んでこないかな?と物干し台に登って、空を見上げていたことを覚えています。

あれから56年後の2020年。再び東京でオリンピックが開かれます。人生で2度こんなに身近で行われるオリンピックを、せっかくのチャンスなのでマンデン占星術的に比較してみたいと思いました。

 

分析方法

まず、1964年の東京オリンピックでは、日本にとって、東京にとって、どうだったのか、振り返りました。その際、オリンピックは招致の時から始まっていると考え、最初に招致の時のホロスコープを作成。その時の星の配置と平和憲法図と東京星図それぞれに対してどうだったのかを見てみました。そして、1964年のオリンピックの開催期間ということで、開会式と閉会式の時の星の特徴、また平和憲法図と東京星図それぞれにとってどうだったのかを見てみました。

その後で、同じように2020年の東京オリンピックでは、日本にとって、東京にとって、どうなるのかを考えていきたいと思います。

 

分析の星図について

日本を考える時、「明治憲法図」「平和憲法図」「主権回復図」の3種類がありますが、前回の宿題関連で色々と調べてみた結果、私的には今の日本にとって、1番「平和憲法図」がしっくりきたと感じましたので、それを採用しました。

東京については、松村潔さんの「東京星図」の中に、“1869年午刻”とあること、またスターゲーザーのサンプルにもありましたので、それを採用しました。

 

 

招致の時の星の特徴

東京オリンピックの招致は、1959526日ドイツのミューヘンで決定しました。時間は不明だったので、お昼の12時で作成。その時の星の特徴としては、♇と♆と♄の小三角があることです。戦争で生まれ変わり、夢や希望を形にするといったイメージ。まさに復興を具体的に形に見せるチャンスを与えられたと思います。復興は、1956年までと言われ、1956年から高度成長期に突入。まさにそんな成長期、拡大期に入っていたのが1959年です。(チャートは省略)

 

 

同じ年の出来事について

ちなみに、同じ1959年の出来事で、東京オリンピック招致と同じように、華やいだニュースや復興から高度成長期へ突入したイメージの話題としては、410日には皇太子と美智子さまのご成婚があり、724日には、児島明子さんという方がミスユニバースに選ばれました。これはアジア人で初のミスユニバース。まさに“世界に追いつけ”を形にしたもので、大きな話題となりました。また、217日には、「少年マガジン」と「少年サンデー」が創刊。今も続くこの漫画雑誌は娯楽の象徴。まさに、復興の具体化、成長期入っていることを表していると思います。

 

 

1959年招致の時の日本を考える

星の特徴としては、tr♇□☿♀→考え方や美意識が生まれ変わる、tr♃♂→活動の拡大、tr♇♅→個性や自立のための必要な破壊と再生 この3つの特徴を考えても、1964年の東京オリンピックが決定したことによって、日本の大きな意識の変化、急激な変化を求められたと考えることができます。(チャートは省略)

 

 

まとめ

以上のことから、日本にとっても、東京にとっても、日本の復興きから高度成長期への転換。「もはや戦後ではない」ということを証明するチャンス。それは、現実的にも東京オリンピックへ向け、高速道路、モノレール、鉄道など、インフラ整備が急ピッチで行われました。また宿泊先の拡大などで、建築ラッシュが起きたり、外国の人たちを向かい入れるために、食事のメニューの研究や公共でのマナーの整備など、異文化を受け入れるための日本人の意識改革も行われることに繋がったと思います。

 

 

1964年東京オリンピックの時の星図について

 

東京オリンピックの開会式は、1964年10月10日。時間は、テレビ放送が13時からスタートしているので、13時に設定。閉会式は、10月24日。時間は、夕方からということしかわからなかったので、17時に設定し、開会と閉会のホロスコープを出し、考えてみました。

 

1964年東京オリンピック開会式の時の星の特徴

星の特徴としては、♄□♃→成功を形にするというイメージ。まさに世界に復興を証明することを表していると思います。この頃の国民の合言葉に、「世界に追いつけ追い越せ」というのがありますが、まさにそれを証明できる時期だと感じます。

 

同じ年の出来事について

ちなみに、東京オリンピックと同じように、「世界に追いつけ追い越せ」、世界を身近に感じる出来事を上げてみると、10月1日、新幹線が開通しています。4月1日には、海外旅行が自由化になりました。また、2月26日には、早川電気(現シャープ)とソニーが電子式卓上計算器を日本で初めて発表しています。世界初の電卓はイギリスで1961年に発表されていますが、アメリカでも日本と同様1964年に発表。アメリカと日本とどちらが早かったかまでは、わかりませんでしたが、どちらにしても、世界2番目か3番目ということで、世界にアピールできる出来事だったと思います。さらに、11月17日にはソニーが家庭用ビデオテープレコーダーを発表。これは世界初の出来事でした。

 

1964年東京オリンピックの時の日本を考える

開会時の星の特徴としては、tr♃180、♄□♂があることから、♂=戦い、勝負に良い時期であること。またtr♃△MCがあることで、成果が出ることを表していると思います。さらに、閉会時には、tr♀MCということで、まさに喜びに満ち溢れたイメージを感じます。

 

1964年東京オリンピックの時の東京を考える

開会時の星の特徴としては、tr♄ ASCtr♃MC、招致の時と同様に軸に♄と♃がかかっていること、さらにtr♆☉♀♇ということで、東京自身や美意識、復興の視覚化されるイメージを持ちます。

またソーラーアークでは、♃=☉/☽、♆=☽ということで、東京を表に表す時期だったと思います。

閉会時には、tr♂ということで、まさにスポーツのパワーを表す状況になっています

 

1964年東京オリンピック閉会時の星の特徴を考える

星の特徴としては、♆*♅、♇*♆、♄□♃、♄□♂ということで、日本らしさ、東京らしさをアピール、成果が出ることを表してると思います。

 

まとめ

1964年東京オリンピックの結果としては、金メダル16個、銀メダル5個、銅メダル8個、全部で29個のメダルを獲得することができ、「世界に追いつき、追い越せ」をまさに体現。世界を追い越すことも実現可能の手応えを得ることができ、日本にとっても、東京にとっても世界にインパクトを与えることができる結果となりました。

 

 

続いて、2020年東京オリンピックについて、同じように招致の時から見ていきたいと思います。

 

招致の時の星の特徴

2020年東京オリンピックの招致は、2013年9月7日午後5時、ブエノスアイレスで決定しました。日本時間に直すと、9月8日午前5時20分です。その時の星の特徴としては、♅□♃→拡大への反発、♇□♅→大きな変化、♇♃(→拡大の必要な破壊と再生)はオーブ6度なので、まだ捉えるべきではないかもしれませんが、どちらにしても変化を求められていると感じます。また、♇、♅、♃が☽にかかっていることから、感情、意識の大きな変化と求められていると思います。以上のことをまとめると、成熟期=もうこれ以上拡大できない時期に来ているということで、大きな方向転換を求められていると思います。

 

同じ年の出来事について

ちなみに実際、2013年7月1日には東京都制施行70周年を迎え、成熟期を向かえていることを感じます。その他、同じ2013年で、時代の終わりや大きな変化を感じる出来事を上げてみると、1月19日には元横綱大鵬死去。私の子どもの頃には「巨人、大鵬、玉子焼き」と言われ、昭和の人たちの好きなものの1つ。これで、本当に昭和が終わった感じがしました。また、3月16日には東急東横線渋谷駅が地下へ、6月30日には銀座の松坂屋建て替え開始。東京に暮らす人たちにとっては、とても大きな変化がありました。さらに、5月12日には東京タワーからスカイツリーに送信全面移行されました。スカイツリーの開業は2012年からですが、徐々に送信が移行され、この年の5月12日に完全移行となり、一時代の終わりを感じさせる出来事だと思います。

 

 

2020年東京オリンピック招致の時の日本を考える

星の特徴としては、tr♆□♀tr♆□☿があることから、夢見がちな状況の反面、tr♅☍♆、tr♇□♆、tr♅△♇、tr♄☌♃tr♄☌☉、があることから、理想や夢の方向転換や現実をみつめるべき時期だと捉えることができます。

 

2020年東京オリンピック招致の東京を考える

星の特徴としては、tr♃☍♅があり、因習に縛られない思考と行動を拡大することを求められていると思います。

余談ですが、松村先生の「東京星図」によると、♅のある♋のエリアは、築地・有楽町・銀座のエリアにあたるそうです。しかも、♋の15度のラインは、築地署から聖路加病院通過し、隅田川を越え、月島や晴海あたりに行き着くそうです。東京のホロスコープの♅は♋の14度。少しずれてはいますが、築地市場と豊洲市場それぞれに近い位置です。今話題となっている、築地市場の移転問題、豊洲の土壌汚染問題は、東京オリンピックにも大きく関わるもので、築地市場の跡地に選手村を作る計画、また都心部を結ぶ環状2号線を通す計画にも影響があります。それを考えると、tr♃は、見せかけ以上の問題が噴出するという風にも読め、とても興味深く感じます。

 

まとめ

以上のことをまとめると、2020年の東京オリンピックは、明らかに1964年の時の“拡大”“成長”ではなく、今までのやり方、考え方を大きく変更する必要があると思います。また、招致の決定の要因の1つでもある、当初の“コンパクト”“コストカット”は、とても大切なテーマだと思います。

 

2020年東京オリンピック開催時の日本を考える

星の特徴としては、tr♆☍MC、tr♇△MC、tr♅☍♃☉、tr♄*♂♀☿などがあることから、成功はできると思いますが、何か今までとは違った形になる可能性もあります。

 

2020年東京オリンピック開催時の東京を考える

星の特徴としては、開会の時には、tr♃が☽に90度。tr♇とtr♄がMC、☿に120度。それが閉会時には、tr♃は☽だけでなく♆にも90度となます。さらにtr♃□♆☽のところに、tr♂がコンジャンクションとなること。またtr♃が☉、♀にも120度となること。それらを考えると、多くのメダルの数や成果は期待できると思います。が、それだけではなく、ソーラーアークの☉=♅、♀=♅であることから、今までとは違う東京の在り方、意識の大きな変化となる可能性を感じます。

 

2020年東京オリンピックのまとめ

以上のことをまとめると、2020年東京オリンピックは、選手の活躍はもちろんですが、日本人にとって大きな意識改革となり、東京の再構築のきっかけにできるのではないかと思います。

 

1964年と2020年のそれぞれの違い

1964年は、♃=拡大、♇=再生が強調されていたように感じます。まさに、戦後復興から高度成長期を表していると思いました。それに比べ、2020年は♅=変革、♇=終わりが強調されていると思います。“コストカット”や“コンパクト”というのがまさにテーマ。日本全体の意識改革の必要性を感じます。と、いうことを考えると、80歳過ぎた方がオリンピック委員長をされていること事態がいかがなものかと、個人的には思います。 以上です。

 

Rieko★

 

 

オリンピック

 

「マンデン占星術研究会 − 問題の核心をとらえる−

 ⇒ 4月10日(月)スタート 毎月第二月曜19:30-22:30、全6回

 

 

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