第二月曜に開催している『マンデン占星術研究会』メンバーによるマンデンレポートvol.2 です。

⇒ マンデンレポートvol.1 は、こちら

今回のレポートのユニークな点は
単に事故が起こった時のチャートを見るだけでなく
事故が起こった東海村の「開村チャート」との関連性を見ているところです。


マンデンレポートvol.1 では
地震の後、建築基準法が改正されたように


JCO臨界事故の後も、原子力災害対策特別措置法が制定されました。
けれども、こちらは、2011年の3月11日の原発事故を防げる
あるいは、被害を最小限に抑えられるほどの有効性がなかったようで
非常に残念ですね。。。


2011年の3月11日の原発事故後の対策も、充分ではないと感じている人も多く
火星・土星のストッパー(にらみあい)は、
利権的思惑、政治的思惑等、様々な領域で働いているのだろうな
と、今回のレポートを拝見して感じました。


なお、レポートで使われたチャートは、一部のみ掲載しましたので
図の番号が飛び飛びになっていることをご了承ください。


なお、Mさんは、ハードアスペクトを凶アスペクト、ソフトアスペクトを吉角と表現されています。

Kyoko

 

 

 

東海村jco臨界事故のマンデンレポート by Mさん

 

東海村jco臨界事故は原子力事故としてはレベル4であり、
作業員2名の犠牲者、667名の被爆者を出した事故です。

実態はかなり悲惨なものだったようです。

この臨界事故では臨界が続いているのに気づくのが遅く、
有効な手がうたれないまま20時間継続してしまったそうです。

東海村の各所に設置された放射能のモニターは、
通常の20〜30倍を記録していたそうです。

原因は、人為的ミスや、管理体制のずさんさにあります。

事故当時、安全とは到底考えられない「裏マニュアル」があり、
作業員は危険な作業をしていたそうです。

 

東海村の開村チャート(1955年3月31日=図1)

時間不明のため12時で作成。ソーラーハウスチャート。

 

海王星(てんびん)と金星(魚座)が120度と吉角で、
ミューチュアル・レセプションになっています。

この中央(ミッドポイント)にはノードがあり、
「人々に期待された村」(金星と海王星)といったイメージがあります。

この人々の感情が乗った感じは
土星(さそりざ)、水星(魚座)、月・木星・天王星(かに座)の
グランドトラインの感じにもあらわれているように思います。

感情が乗った感じ。夢を乗せた感じです。

強い力が働いていると考えられるのは
火星(おうし)・土星(さそり)・冥王星(しし)のTスクエアです。

20度付近で、こなれた度数であり、不動宮であることからも、
かなり「がちがち」とした強い反発・圧力があるように思います。

また、その勢いの着地点がなく、逃げ道がないといった印象があります。

Tスクエアの先の水瓶20度付近に大きな圧力がかかっていると考えられます。

ノードは山羊座の1度であり、活動宮の一度ということで
大きな力が働いていると考えられます。

サビアンは「認識を求めるインデアンの酋長」

東海村は日本国内で原子力の火がともった最初の村です。
そのイメージと重なります。

この開村チャートの火星に、進行の太陽が乗るのは、1997〜1999年にあたります。

この時期には、火災事故、一号機運転終了日
(東海村の東海原子力事業所には二台原子炉があり、一号機は稼動終了しています)、
jco臨界事故が起きています。

 

火災事故(レベル3)発生時のチャート(図2)


3月11日という日付が目に留まりました。
凶アスペクトがないというところが、
大事には至らなかったことにつながるかもしれません。

また、太陽、水星、金星が、10室と目立つ位置にあることから、
発見が早く解決でき、月が損なわれていないことから
人的被害が少なかったといえるかもしれません。

 

1号機運転終了日のチャート(図3)

 


時間不明のため正午で作成したソーラーハウスチャート。

力のかかっていた(開村チャートのTスクエアの先)水瓶座20度付近に金星があります。

土星火星の軸に進行の太陽がのり、経過の月も乗っていました。
(時間は分からないので月は正確ではありませんが)

この金星と月は「終了」というイメージに重なります。

「美意識」「考え」(金星)と、
原子力のありかたの折り合いがついた感じがあります。
人々も納得して終了した感じがあります。

 

東海村jco臨界事故のチャート(図4)

 

大きな人的被害が示されていると考えます。

アセン軸にのった冥王星と月は、
{月(肉体)が冥王星(原子力)から刺された}というように見えます。

また、アセン近くの火星から、ただならぬ事態が想像できます。

ノードと天王星と土星はTスクエアになっており、
ここでも不動宮のせめぎあいがみてとれます。

ノードと天王星の組み合わせは、
今後の原子力のありかたを左右するような事故であることを
示しているように思います。

jco臨界事故と東海村開村チャートを重ねると
開村の冥王星に金星がかかっていること
(終了チャートで折り合いをつけてくれた金星です)と、
進行の月(CPS)が、力が溜まっている水瓶座座20度に近づいている
(けっこうオーブあり)くらいしか、見つけられませんでした。

注)進行の太陽も、開村チャートの火星付近にある

本当は、凶星がみずがめ座20度付近にあるのかと思っていたのですが・・・

そこで、事故前の皆既蝕をみてみました。

 

1997年3月9日の皆既食図 サロス番号120(図7)


モンゴル・シベリアアラスカで起きていて
ロシアの南東が中心でおきたようです。

☆サロス番号120☆
グループのプロジェクトや個人的な対人関係に関することでの突然の成功。
愛情における幸福や愛に関する考察、人間関係におけるよいニュース、
グループでのクリエイティブな表現がテーマになりやすい。

 

1999年8月11日の皆既蝕図 サロス番号145(図8)

ルーマニアを中心にヨーロッパ、西アジア、東アジアで見られたようです。

☆サロス番号145☆
友人やグループに関連する予期しない出来事が
個人的な関係にプレッシャーを与えやすい系統。
情報は歪曲され、虚偽の可能性があるので性急な判断は避けるほうが賢明。
疲れや健康問題に関連する可能性も。JFKの暗殺時に働いていた。
社会の主要な変化や古いものから強制的に離れ新しい状況へと進むテーマ。


二つの事故の前に起こった蝕に注目すると、対極的なニュアンスがありそうです。

145の蝕は「情報が歪曲」や「疲れや健康問題」という点で、事故の状況と一致しそうです。

1999年の夏は遠い天体がグランドクロスをつくった時期でした。
改めて、1999年の蝕のチャート(図8)をみてみると、
不動宮の半ばの度数でグランドクロスが形成されていて
「にらみ合い」「動けない」といった感じがあります。

天王星の向かいで蝕は起きており、天王星の動乱は避けられない状態にありそうです。

また、火星(さそり)と土星(おうし)の180度
「アクセル」と「ブレーキ」といったイメージで
この「にらみ合い」や力が溜まっている状況が読み取れます。


ここで気になったのは、東海村開村チャート(図1)でも
火星(おうし)と土星(さそり)が180度となっていることです。


サインは逆になっており、度数もずれているのですが、
この「土星」と「火星」のせめぎあいや不動宮の強調が、
ストレスとしてたまっていて、事故は起こってしまったのかもしれません。

東海村の1号機は2001年から撤去作業が始まっているそうです。
終了予定は2026年3月です。

原子力発電は一度始めてしまうと、加減することができません。
調整しようとした時に事故は起こっているようです。

今回、「アクセル」と「ブレーキ」がうまく働かない
「原子力発電」について考えました。

東海村joc臨界事故については、ショッキングな内容ではありますが、
多くの人に知ってほしいと思います。

 

 

「マンデン占星術研究会 − 問題の核心をとらえる−

 ⇒ 4月10日(月)スタート 毎月第二月曜19:30-22:30、全6回

 

 

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