こんにちは、心理占星術研究会のKyokoです。
今回のブログテーマは、こちらです↓
長年、西洋占星術を学んできた方が、ティル式心理占星家になるために、必要とされる意識チェンジ
一般的な西洋占星術の学び方と、ノエル・ティル心理占星術の学び方(あるいは教え方、あるいは哲学)は、かなり違います。もっと言えば、ティル式以外の心理占星術とティル式の心理占星術の学び方も、大きく異なります。ティル心理占星術を学びはじめた段階で『ホロスコープとの付き合い方』を根本から変えていくことになります。
具体例をあげますと...。 新里ひろきの『ノエル・ティル心理占星術』マスタープログラムを学びはじめた方からのご質問に多いのが…
「◎◎ハウスに入っている冥王星の意味を教えてください」
というようなタイプの質問です。新里先生の答えは以下のようなものです。
全てのチャートを見る「答え」となる
クックブック形式(各ハウスの天体の解釈の羅列)
の説明をお望みな気持ちはよくわかるのですが、
ティル先生はこういった教え方はされません。
ティル先生は、30冊を超える著書の中に、
一冊もクックブック形式の本を出していないのです。
当然、「書けなかった」のではなく、
クックブック形式の暗記は学びにはつながらない、
という考えから「書かなかった」のです。
「この天体がこのハウスならこういう意味」
という教科書を暗記するだけで占星術家になれれば
とても簡単なのですが、実際はそうはいきません。
クックブックに頼る占星術家は、
クライアントの現実とはかけ離れた解釈をしてしまうことが多く、
自分の力で出生図を理解する事ができないのです。
「ハウス」の意味を深く理解して、その中の「緊張」が何を意味するか、
多くの人の人生経験と照らし合わせて考えていく方が、
現実的な解釈のできる占星術家になる近道だと、私も考えています。
クックブック式の占星術と、クックブック式でない占星術
クックブック形式のマニュアルとは
「○○座に入っている金星の意味」
「▲▲ハウスに入っている火星の意味」
という、◎◎に入っている××は、こういう意味。
というような、説明の仕方です。
よくある占星術の教科書や、よくある占星術の講座では、
上記のような説明がされていますね。
ホロスコープではなく、実際に人生を生きている人間に対峙してみてください。
同じ6ハウスに入っている金星でも、ホロスコープ全体の絡み合いによって、年齢や経験、周囲の環境によって、場面によって、表現のされ方は人それぞれ。そして、象徴の表現のされ方は、年齢を経るにつれ成長していき、様々なレベルで表現されており、固定的ではないのです。
だから象徴の可能性を限定してしまう固定的な解釈をしないのです。
ちなみに、ノエル・ティル占星術においては
その天体がどのハウスに入っているかだけでなく
その天体がどのハウスを支配しているかを重視して見ています。
また、凶星や吉星、凶角や吉角、など、吉凶・運不運・良し悪し、という二元的な分類や解釈を行いません。
西洋占星術の基礎をひととおり学んだ
あるいは中級まで学んだけれども、ホロスコープを読めるようにならない
そんな、ご相談を受けることがよくあります。
それは、クックブック形式で学んでいるからだと思います。
ノエル・ティル心理占星術は
クックブック形式の学び方とは根本的に異なる占星術です。
第一部「出生図の分析」で
そのような発想の転換、気付きが起こることが
第二部、第三部の内容を真に理解するために必要です。
ノエル・ティル心理占星術で学べることは、ホロスコープの部分に意味を固定的に与えていくことではなく、ホロスコープ全体を統合的に分析することです。そして、ホロスコープ分析は人物像を固定的に決めつけるためではなく、コンサルティングにおけるクライアントとの対話の準備として行うのが、ノエル・ティル心理占星術です。
ノエル・ティル先生の最も有名な格言↓
「星は何もしない。物事を行うのは人間なんだ。」
常に、この哲学、というか真実に、戻って来たいところです。
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