こんにちは。心理占星術研究会のKyokoです。
本日はホラリー研究会のレポートです。
ホラリーチャートの読解には[右脳]が働く必要がある
ホラリー占星術に対して
理論に則って読んでいけば答えが出る[左脳的な占星術]
というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
でも、実際にホラリーを実践していくと
『過去の占星家が提唱したルールはガイドラインでしかない』
ということがわかってきます。
そして意外にも、ホラリーは『右脳的な感性』が要される占星術
であるということも実感されていくでしょう。
『象徴』と、ホロスコープ上のつながりを見て、何を思い浮かべるか?
そこから、どんな物語を紡いでいくか?
現場では『霊感』『イマジネーション』を働かせる必要があります。
人間の出生図と異なり
ホラリーチャートが示しているのは[質問]と、その前後の経緯です。
つまり、ホラリーチャートの守備範囲は人間の出生図よりも、ずっとずっと広い。
各象徴を何に対応させるのか、その可能性は、無限大であり、森羅万象です。
象徴読解力、象徴と現象との対応力は、出生図分析以上に必要となるのです。
鑑定の現場では[死期を読むこと]はタブーとされるが?
3月の研究会では[死期]についても読みました。
占い鑑定の現場では[死]を読むことはタブーとされていますが
[死]は私たちの人生の、非常に重要な一部です。
そこに真摯に向き合うことができる[研究会]はとても貴重な場だと思います。
実際、私たちはホラリーチャートやメンバーとの対話から
[死]自体についても学びを深めることができました。
その際、海王星や冥王星の象徴を無視するのなら、ここまで豊かな読みは、不可能だったことでしょう。
※伝統占星術ではトランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)は考慮しない。
ゾーンに入ってチャートの深層メッセージを掘り起こす
3月のホラリー研究会で参加歴が1年未満のメンバーが
「皆さん、チャートにしがみつくように読んでますね」
と発言されてましたが....
私だって個人的にホラリーを立てるときには、何かの合間にサラっと読んで終わりのことは多いのですよ。
すべてのチャートに、そこまで時間をかけられるわけではありません。
ただ、サラっと読むとは、別の言葉でいえば、深みには入れていないのです。
チャートの表層部分をなぞるだけでも
既存のルール(月や土星)に従うだけでも、見えてくるものはあります。
質問の内容によっては、それでもいいのでしょう。
一方で、深い質問であればあるほど
既存のルールが通用しないケースであればあるほど
太陽の創造性を発揮し、深い洞察や展望(冥王星)がうごめきはじめる必要があります。
[ゾーンに入る]ことで、それらが活性化しはじめます。
ひとりでは深みに入れなかったとしても
[研究会]においては自然に[チャートに深入り]していくことができます。
それが集団がもたらすパワーです。
新たな法則を見つけ出す、あるいは、そのチャートならではのメッセージを解読しようとする。
ひとりでは深みに分け入ることは難しかったのに
自分とは異なる多数の[深い視点]から刺激を受けると、どんどん深堀していける。
自分ひとりでは開けられなかった
[チャートの深層におりていける扉]を開くことができたとき
とても達成感があります。
ホラリーで現実を再解釈し、世界の見え方が変われば、現状を変えていくヒントも得ることができます。
皆様も[チャートの深層に降りていける環境]=[ホラリー研究会]に参加してみませんか?
研究はとても創造的な活動だと思います。
ホラリー研究会は、とても、リラックスした雰囲気ですよ。
かしこまっていては、ゾーンに入ることは、できないですから。
共有する題材も多岐に富んでいます。
石塚流ホラリーにご興味がある方は、専用サイトをチェックしてみてください。
石塚隆一流[ホラリー占星術]の学び方:太陽の創造力を重視する