サビアン研究会&講座

サビアングループ研究会 Sabian Assembly Japan 【11月:双子座16〜20度】 【オンラインセミナー】

サビアングループ研究会は、過去のサビアンシンボル研究者の研究成果を参照し
理解を深めつつ、その先へと向かう研究会です。



● 研究会の流れ ●

各サインのサビアンシンボルを5度区分で6グループに分け
毎回、任意の1グループ(5度)の研究を進めていきます。



▲ 基礎編:3時間 ▲

基礎編までに、メンバー各位は、先達の研究者の書籍を読み込み
これまでの研究成果を頭にいれておきます。

その上で、該当の度数域に重要な天体を持つ人物を選定し
人物研究、ホロスコープ研究を行い、サビアンがどう現れているのかを検証します。

1ヶ月という時間をかけて研究を進めるうちに
たいてい、先達の解釈におさまりきらない気付きが生まれます。
それを元に、自分なりの理論と解釈を組み立てレポートにまとめます。

基礎編当日は、まず、リーダーの石塚隆一氏が
各サインおよび、テーマとなる度数域の解説を行います。
また、独自理論による、各度数の解釈を提示します。

次に、すずきふみよし氏が
サビアンの創始者である、マーク・エドモンド・ジョーンズの原典の訳文を提示し
サビアン解釈の発展に多大な功績を残した、ディーン・ルディアの解釈の解説を行います。
それを元に、全員でディスカッションを行い、各度数への理解を深めていきます。

ジョーンズの解説は、それ自体が詩文のようでもあり
単に読み下しただけでは、わかりにくいことが多いのですが
1ヶ月間、自分なりに研究を深めてきたメンバーであれば
その意味を、ある程度、汲み取れるようになっています。
その気付きをシェアすることで、全員の理解が深まっていきます。

その後、メンバーがレポートをプレゼンします。
ジョーンズやルディアによるサビアン解説という先入観が入る前に
作成されたレポートには、新鮮な独自性が宿っていることがあります。

実在の人物の中で、生き生きと具現化しているサビアンの様子から
さらに、各度数への理解が深まり、新しい気付きがもたらされます。

ファシリテーターである北園イオとKyokoは、模範となるレポートを作成し
メンバーのディスカッションが有意義に進むようリードしていきます。


▼ 応用編:3時間 ▼

応用編は、すべての時間が、メンバーによるレポートのプレゼンにあてられます。

基礎編での新たな気付きの後、2週間の熟成がされているので
サビアンへの理解は、さらに深まってきています。

メンバーは事前に提出されたレポートを読み込み予習しています。
プレゼンの後、各メンバーが、感想や気付きをフィードバックし、ディスカッションを行います。

各レポートは、対象度数のサビアン研究に終わらず
サビアンを活用したホロスコープリーディングともなっているので
他者のリーディング手法の勉強にもなります。

サビアンシンボルは、単独で機能するのではなく
ホロスコープ配置によって、引き出される意味合いが異なることも理解されます。

応用編が終わった後も、メーリングリストで、気付きがあれば
随時、シェアリングが行われ、フィードバックを受けます。

サビアングループ研究会の研究は、365日、続いているのです。


◆ 今後の流れ ◆

サビアングループ研究会は2015年4月に発足しました。

全部で72グループありますので、1年に12グループずつ進めますと
360度すべて取り上げるまでに、6年かかることになります。

しかし、サビアン創始者のマーク・エドモンド・ジョーンズは
研究成果の発表までに30年という月日をかけました。
彼は月に1度ずつ研究を進めた計算になります。

それに比べれば、6年という月日は短いといえるでしょう。
もしかしたら、サビアン・アセンブリー・ジャパンも30年間続いていくかもしれません。

それほど、サビアンは、奥深いものであると
研究を進めれば進めるほど、実感されるようになっています。

グループで研究を進めることで
ひとりで研究を行うよりも、飛躍的に速いスピードで理解が深まり
さまざまな視点から検証できることが最大のメリットです。


■ メンバー(研究員)になりたい方へ ■

サビアングループ研究会においては、ひとりひとりのメンバーが研究員です。
各自が積み上げてきたことや気付きをシェアし、互いに刺激し合うことによって
ひとりでは、たどり着けなかったところ迄、到達することを目指しています。

このグループ研究会を引っ張っていくファシリテーターはそれぞれ、
個性もバックグラウンドも、異なっています。

また、このサビアングループ研究会で得たいものも、人それぞれです。

ですので、メンバーになりたい方も、ご自身の切り口やテーマをもって
ご自身のバックグラウンドを活かせるような、活動をしていただきたいと思います。
異なる視点とスキルが豊かさにつながります。
お互いに与え合うことで、研究会は発展していきます。

「課題提出なし、発言なし、聞くだけ参加」はできませんので
事前にご了承いただければと思います。

当研究会では、すべての参加者が自由に安心感をもって発言できるよう
メンバー間の信頼関係が築かれることを重視しています。

継続参加が可能な方のみ募集するのはそのためです。
お互いを知り合い、友人になっていける環境づくりに努めています。

他者の意見を否定しない、第三者に研究会でシェアされた情報をもらさない
というお約束をいただける方のみご参加ください。


♯ 参加資格 ♯

1)第一火曜か、第四金曜の夜、いずれか、両方とも、オンラインでリアル参加できること。
できるだけ両方とも参加されることを推奨します。

2)占星術の基礎的な知識がありトランシット、プログレス、ソーラーアークがわかること。

3)サビアンの本を2冊以上熟読していること。

4)参加の前々日までに課題を提出し、研究会時に口頭でプレゼンできること。

5)上記、【メンバーになりたい方へ】ほか、研究会の趣旨に賛同いただけること。


第一火曜か第四金曜、いずれか一方に参加されると、もう一方の録画も視聴いただけます。
どちらにもリアル参加されなかった月の録画や資料のシェアはありません。
※准会員のみ、受講料は次月まで持ち越しできます、翌々月には持ち越しできません

 

 オリエンテーション講習 

途中から参加される方がスムーズに研究会に溶け込んでいただけるよう、事前にオリエンテーション講習(約60分×2回)を開催しています。


オリエンテーション講習(1)

これまで、サビアングループ研究会で積み上げてきたこと
プレゼンレポートの作成方法についてレクチャーします。
過去のレポート(個人情報の含まれていないもの)をいくつかシェアし、
ご自身のレポートを作成していただく際の参考にしていただきます。


オリエンテーション講習(2)

2回目のオリエンテーション講習までにレポートを作成いただきます。
実際にプレゼンをしていただき、完成度を高めるためのアドバイスを受けます。
当研究会にご参加いただく準備が整いましたら、本会員か準会員として活動を開始いただきます。
プレゼンを作成いただくのに時間が必要ですので、オリエンテーション終了までに約1ヶ月かかります。
オリエンテーションにご参加いただいてから、会員になるかどうかを決めていただいて結構です。

 

 

サビアングループ研究会 Sabian Assembly Japan

 

日時

基礎編:第一火曜19:30〜22:30 
応用編:第四金曜19:30〜22:30

 

場所

オンライン(定員なし)※代々木・第三の眼とオンライン実況中継で開催します。

 

リーダー

石塚隆一

 

ファシリテーター

北園イオKyokoすずきふみよし (50音順)

 

お試し参加(1回のみ)

4,000円(1か月分:基礎編&応用編の合計額)
基礎編&応用編ともリアル参加できる方。お試し参加は1回(1ヶ月)のみです。

 

入会前のオリエンテーション講習

15000円(約60分×2回分の合計額)
kyokoが担当します。

 

入会後の参加費

入会金:5000円
本会員(半年分前納):3300円/月×6ヶ月=19800円
準会員(3か月分前納):4000円/月×3ヶ月=12000円
※本会員はサビアン研究会メーリングリストに参加できます。

 

11月のテーマ

双子座16〜20度

調べる・観察する・応用するの3ステップで各サビアンの理解を深めていきます。

双子座16〜20度のサビアンシンボルの意味を調べる

双子座16〜20度のサビアンシンボルを観察する

双子座16〜20度のテーマチャートを読む(応用する)

 

1)調べる

松村潔先生のサビアン解釈をベースに ジョーンズ、ルディア等 様々な研究家の成果を参照しながら サビアンの奥底にあるものを探っていきます。
また、すずきふみよし氏から、ジョーンズやルディアの解釈について、講義をいただきます。

 

2)観察する

各参加者が 双子座16〜20度の度数を持つホロスコープを持ち寄り サビアンがどのように現れているかを観察します。

 

3)応用する

1)2)のステップで深まったサビアン理解をもとにチャートを読んでみましょう。

 

 

宿題
(参加前々日までに提出。提出されない場合、参加できません。お試し参加の方は必要なし。)

双子座16〜20度の解釈(2冊以上)を熟読する

双子座16〜20度のうち、いずれかの度数を持つチャートをひとつ以上用意して、研究会でシェアする準備をする。(持ち時間20分)

※有名人の出生図、マンデン図、ホラリー図、国家のチャート等、どんなものでもOKですが、自分なりにどうサビアンが発揮されているか、説明できるように準備してきてください。チャートは必ず画像ファイルでご用意ください。また、書面でもシェアできるよう、要点をレポートにして、まとめてください。

 

 

注意事項

個人情報および著作権の保護のため、本講座で使用する資料、音源、画像 、出生データ、およびプライバシーはご自身の勉強のみにご利用ください。 第三者への開示、転送、公開は禁止しています。

●資料を添付ファイルで送付しますので、PCメールアドレスからお申込みいただくか、
PCメールアドレスを連絡欄に記載してください。

●最近、ホットメールやアウトルックメールの不着トラブルが多発しています。  
ホットメールやアウトルック以外のメールアドレスでお申込みください。

 

お申込みフォーム

上記、注意事項に同意して頂ける方は、以下のフォームからお申込ください。

http://form1.fc2.com/form/?id=868468

 

 

研究員のレポート

研究会発足1年半の感想
2016年11月:蟹座16度〜20度【基礎編】
2016年11月:蟹座16〜20度【応用編】
2016年12月:牡牛座21〜25度【基礎編】
伊丹十三の太陽【牡牛座24度】のサビアン分析
種田山頭火の土星【牡牛座22度】のサビアン分析
マーク・ザッカーバーグの太陽【牡牛座25度】のサビアン分析
バート・バカラックの太陽【牡牛座22度】のサビアン分析
美輪明宏の【牡牛座23度か24度】の太陽のサビアン
2017年1月:山羊座26〜30度【基礎編】

 

 

 

過去のサビアン・グループ研究会のテーマ


2015年4月:魚座26度〜30度
2015年5月:牡羊座11度〜15度
2015年6月:天秤座21度〜25度
2015年7月:蟹座1度〜5度
2015年8月:牡牛座6度〜10度
2015年9月:山羊座11度〜15度
2015年10月:乙女座16度〜20度
2015年11月:双子座21度〜25度
2015年12月:射手座26度〜30度
2016年1月:水瓶座1度〜5度
2016年2月:魚座6度〜10度
2016年3月:蠍座11度〜15度
2016年4月:獅子座16度〜20度
2016年5月:牡羊座21度〜25度
2016年6月:乙女座26度〜30度
2016年8月:天秤座1度〜5度
2016年9月:双子座6度〜10度
2016年10月:射手座11度〜15度
2016年11月:蟹座16度〜20度
2016年12月:牡牛座21〜25度
2017年1月:山羊座26〜30度
2017年2月:獅子座1〜5度
2017年3月:水瓶座6〜10度
2017年4月:魚座11〜15度
2017年5月:蠍座16〜20度
2017年6月:蟹座21〜25度
2017年7月:牡羊座26〜30度
2017年8月:射手座1〜5度

2017年9月:乙女座6〜10度
2017年10月:牡牛座11〜15度

 

今後のサビアン・グループ研究会のテーマ

2017年

12月:山羊座21-25度

2018年

1月:水瓶座26-30度
2月:蠍座1-5度
3月:獅子座6-10度
4月:天秤座11-15度

 

 

参考記事

http://salviavia.jugem.jp/?eid=1130

http://salviavia.jugem.jp/?eid=1139

http://salviavia.jugem.jp/?eid=1143

http://salviavia.jugem.jp/?eid=1144

http://salviavia.jugem.jp/?eid=1147

http://salviavia.jugem.jp/?eid=1176

 

参加者のご感想

http://salviavia.jugem.jp/?eid=1148

http://salviavia.jugem.jp/?eid=1151

http://salviavia.jugem.jp/?eid=1154

 

星

 

オンライン参加に必要なもの

インターネットに接続したパソコン

※光ファイバー、高速ADSLを推奨
※高速モバイル接続は、音声が不安定になりやすいようです。
※iPhone, iPad でリアル参加はできます 。(画面が小さく細部が見にくく機能が限られます。また、録画の視聴はできません)
※iPad, iPhoneでリアル参加をされる場合は、事前にAPPストアにてWebexMeetingアプリ(無料)をダウンロードしてください。

ヘッドセット(バッファロー社製以外)

※マイク付ヘッドフォンのことです。
※アマゾンや電気店で販売されています、料金は1000円程度からあります。

 

オンライン参加方法

WebExというオンライン・セミナー・システムを使用します。

インターネットに接続したPCとヘッドセット(マイク付ヘッドホン)があればどなたでも容易に参加できます。
資料や、ホロスコープソフトを画面上で閲覧でき、マイクやチャットをとおしてコミュニケーションがとれますので、対面参加と変わらない臨場感です。
はじめてこのシステムをご利用になられる方や、久しぶりの参加で接続に不安のある方は、事前の接続練習に必ずご参加ください。
ぶっつけ本番では、接続は難しく、操作方法がわからず、円滑に研究会を進められないからです。
日時はお申し込み後の調整になりますので、お早めにお申込みください。
所要時間は15分で、難しくありません。
ヘッドセットはバッファロー製は相性が悪いので、その他のメーカーのものをご用意ください。

 

お問い合わせフォーム

ご質問、不明点のお問い合わせは、以下のフォームからお願いいたします。
http://form1.fc2.com/form/?id=748277

 

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サビアン研究会&講座

A・A・ミルン(くまのプーさん作者) のサビアン 【山羊座28度か29度の太陽】

 

山羊座第6グループ(やぎ座26から30度)応用編の感想、Part1です!

2017年1月3日開催のサビアングループ研究会で
Kyokoが発表した内容を、Fさんが、一部、おすそ分けして感想を記します。

今回のレポートのテーマとなる度数は

山羊座28度のサビアンシンボル A large aviary.(ジョーンズ版)
『大きな鳥小屋』すずきふみよし の訳

あるいは…

牡牛座29度のサビアンシンボル A woman reading tea leaves.(ジョーンズ版)
『紅茶占いをする女性』 すずきふみよし の訳

出生時間がわからないチャートの太陽は
2つの度数の可能性があるので、比較しつつ考えなければならず
だからこそ理解が深まります

今回は、Fさん独自の解釈や気付きが、たくさん盛り込まれてますよ。(Kyoko

 

A・A・ミルンの太陽(山羊座28度か29度) のサビアンレポートの感想

 

ミルンはあの有名な「クマのプーさん」シリーズを書いた人なのですね。

ここだけの話ですけど、実は私は「クマのプーさん」は…
てっきりディズニーのオリジナルだとばかり思ってた…。
子供の頃、絵本を読んだ記憶はあるのですけど…。

今回もkyokoさんのレポートには
対象者のチャートとプロフィールが別資料として添えられており、
これを一読すればミルンさんの人柄と人生の流れが
だいたいわかるように纏められています。

この別添資料を読むだけでも楽しく、
レポートの中で今回のテーマである太陽のサビアンシンボルを、
kyokoさんはどのように考察されたのか、とても興味を掻き立てられます。

なるほど、別添資料というのはレポートの補足の役割もさることながら、
中身へ読み手をスムーズに誘導する役割も果たしてくれるのですね。
うーむ、纏めるのが苦手な私にはかなりハードルが高い…。

ミルンさんを少しご紹介しますと、1882年1月18日、
ロンドンで私立男子校のオーナー兼校長をしていた父親の下、
三人兄弟の末っ子として生まれました。

生まれ時間は不明なので、正午でソーラーハウスチャートを作成。

 


金髪の巻き毛と澄んだ青い瞳がまるで天使のように愛らしく、
しかもとても利発な性格だったので、ご両親だけでなく、
周囲の人々にも愛されて育ったようですね。


一つ年上のお兄さんも、とても優秀で、
ミルンさんは、このお兄さんと、とても仲良しだったようです。


長じてからは兄弟合作で詩を作って投稿したりしています。


ミルンさんは幼い頃から作家になることが夢だったようですが、
お父さんの学校で教えていた教師の中には、あの有名なH.G.ウェルズ
(SF作家の大御所。社会活動家や歴史家としても名を残している人です。
フリーメイソンのメンバーでもありました)がいて、
ミルンさんも数学や化学を教わっていたそうですから、
彼からの影響も無視できない要素ですね。


Kyokoさん作成の略歴によれば、8歳頃から既に校内誌に作文が掲載され、
その後入学したパブリックスクールでも、
11歳頃から学校の雑誌に詩やパロディを掲載していますので、
早くから物を書く人間としての頭角を表していたのですね。


大学卒業後はフリーランスで仕事をしたり、
編集者をしたりしながら執筆活動を行っていましたが、
続き物の連載が当たったり、エッセイで人気が出たりして、
作家としての名声も徐々に上がってゆきました。


第一次世界大戦に兵隊として参加したあとは独立して、
その後しばらく劇作家として創作活動を続けています。


劇作の方でもヒット作をいくつか生んでいますし、この間、
唯一の推理小説も書いて高評を博しているので、
作家としてのミルンさんにとっては、とても良い時代だったのかもしれません。


子供向けのものを書くようになったのは「夕べの祈り」という、
息子のクリストファー・ロビンのお祈りを題材とした
とても可愛らしい詩を書いたことがきっかけでした。


「夕べの祈り」は当時イギリス中で大ヒットしたそうですよ。
特に子供のいる家庭で多く愛読されたとか。


その後に出版された「クリストファー・ロビンのうた」は、
イギリスだけでなく、アメリカや英語圏の国でもとても人気が出ました。


その人気を受けてのことなのでしょう、その後、
クリストファー・ロビンのぬいぐるみを主人公にした
童話「クマのプーさん」を発表し、
毎年一冊ずつプーさんシリーズを発表してゆくのですが、
そのおかげでミルン親子はとても有名になります


(しかしそれは後に親子の断絶に繋がってゆくのですが
   …興味のある方は調べてみてね)。


ベストセラー児童作家として不動の地位を築いたある日、
ミルンさんの最愛のお兄さんが亡くなってしまいます。


その後は時折、戯曲の上演や短編小説、自叙伝の発表などはあるものの、
ミルンさんの創作活動は目に見えて失速し、
最後の戯曲を発表した5年後に74歳で亡くなりました。


別添資料にはミルンさんのレクティフィケーション図と
レクティフィケーションのためのソーラーアーク図
そしてそれらの解説も添えられています。


息子のクリストファー・ロビンの出生図と、
ミルンさんとの相性図、そして彼に強い影響を与えたと思われる、
H.G.ウェルズの出生図も参照資料として添えられていて、
思わず見入ってしまいました。


ミルンさんと、クリストファー・ロビンの相性図は、
お互いの冥王星がお互いの月とオポジションを取っていて、
抑えつけあいみたいな感じがしてなんだか苦しそう。


しかもミルンさんの冥王星は
クリストファー・ロビンの太陽にスクエアなんですね。


この相性図を見るだけで、クリストファー・ロビンは、
偉大なお父さんを持って色々大変だったんだろうなぁ…
となんだか同情的な気持ちになってしまいます。

 


今回のテーマとなるのはミルンさんの太陽で、
kyokoさんのレクティフィケーションでは山羊座の29度となり、
サビアンシンボルは「紅茶占いをする女性」となります。


ドデカテモリーは12番目で射手座、デーカンは乙女座です。


今回のkyokoさんのレポートは
「太陽は、その人自身の生き方であると同時に、
その人の父親のイメージも若干、含まれているだろう。」
の一文でスタートしています。


私立男子校の経営者兼校長だったミルンさんの父親の、
徹底的な潔癖さや勤勉さのエピソードが紹介されました。

 

太陽のサインである山羊座は厳格な父親のイメージですが
射手座の要素から学校の先生はイメージしやすく

乙女座の要素も特徴にあらわれていて納得します。


それは、ミルンさんがお父さんの人となりの
どの部分から最も強く影響を受けたのか、
そしてそれがどう人生に反映されたのか、を知る手掛かりにもなりそうです。


プーさんは、ミルンさんの息子の
クリストファー・ロビンのお気に入りのぬいぐるみでした。


ミルンさんはプーさんと遊ぶ息子の姿からインスピレーションを受けて
プーさんの物語を書いたわけですが、物語の中でプーさんはよく詩を作っているようです。


少しkyokoさんのレポートを抜粋してみます。


おそらくプーさんと同様にミルンは詩や物語をおろしてきたのだろう。
その秘訣は「あっちがこっちを見つけてくれる場所に行くこと」

山羊座29度のキーワード「占い(英文ではread)」は、
文字通りの意味というより、特定の世界への精通、豊富な実体験を背景にした
「直感的な判断力・全体像の俯瞰力」を意味しているのではないかと思う。

ただ、ミルンほどの「霊感」にまで高まるには、海王星等の関与が必要だと思う。


プーさんの物語そのものが、ミルンさんの太陽のサビアンシンボル
「紅茶占いをする女性」の表現の一端なのですね。

 

国境を越えて今なお、世界中の人々に愛読され続けているプーさんシリーズには
きっと一番よくミルンのサビアンシンボルが表現されているのではないかな、と私は思います。

 

それだけ長い間、多くの人々に愛されるということは、
その作品に人々の心の奥深いところ、無意識的な部分に
強く働きかけるものがあるということでしょう。


占いも同じように、時には人々のそういった奥深いところへ働きかけたりします。


それは何かこう、言葉ではうまく説明しづらいのですけど、
プーさんの物語が長く愛される理由に通じるものがあるような気がするのですよね。


レポートの最後のところでkyokoさんは、
ミルンさんのお父さんやお祖父さんが運営した「学校」や「教会」は、
子供たちや信者たちを集めて「養っている」という点で
28度の「大きな鳥小屋」の雰囲気がある、と述べられました。


基礎編ですずきさんから、28度は


「多様性の表れが一つの囲い込まれた状態の中にあって、
囲いの中で多様性が実現している、と捉えてみると良いのではないか」


との解説がありましたが、それを思い出して、


プーさんや他の動物たちが100エーカーの森に住んでいるという設定が
なんだか28度っぽいなぁと思いました。


森に守られ、他の世界とは区切られた空間の中で
イキイキと動き回るプーさんたち。


またプーさんたちの世界は、物語という、
私たちの住む世界とは区切られた空間でもあります。


石塚さんによると、29度は「他人の社会的な力を実際的に引き出す力を付ける」
ことがテーマでもあります。


その理論で考えてみると、ミルンさんは、物語の世界の住人が持つ力を引き出し、
それによって読む人々の心の深いところに働きかけた、ともとれます。


これってまさしく「紅茶占いをする女性」そのものだわ!と、
レポートを読み返しながら、かなり興奮してしまいました。


Kyokoさんは、ミルンさんに見られる28度「大きな鳥小屋」の雰囲気を、
29度に至るための重要なカルミック・ディグリーの表出である、
と捉えていました。


私もサビアンシンボルは、
単独で発揮されるのではないことに改めて気づかされ、


ミルンさんの29度が、それまでの度数を踏まえて、どのように輝いたのか、
kyokoさんのレポートで一部始終を見ることができました。


とても味わい深いレポートだなぁと思いました。


プーさんたちはある意味、100エーカーの森や、
物語という囲いから飛び出して活動している
と言えるのではないかしらん。


29度の「紅茶占いをする女性」はもしかすると、
囲いの中のものを外の世界に解放する力があるのかもしれないなぁ…。
などと妄想が爆走してしまうワタクシなのでした。

 

(感想=F)

 

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

 

「くまのプーさん」の背景には
ミルン自身が過ごした幸せな幼年時代があると思います。


そのため、ことさら強く、カルミック・ディグリー(前度数)
の要素が現れていると感じます。


けれども、物語の最後で、主人公のクリストファー・ロビンは、
プーさんたちを残して100エーカーの森から去っていきます(9の数霊)。


A.A.ミルン自身も跡を継ぐことを期待された
父親の学校を去り、作家としての道を自らの力で切り開きました。


だからこそ、本人としては、いつまでも「くまのプーさんの作家(児童文学者)」
と、目されることは本意ではなかったのです。


サビアンシンボルは
前の度数(カルミックディグリー)からの流れで考えるとわかりやすく
前の度数には、家庭環境などの、その人の前提条件が
あらわれているケースが多いです。


特に29度という度数は、次のサインとの狭間にあるので
サイン全体を振り返り、相対化すること自体もテーマとなります。
「くまのプーさん」に漂う懐かしさは
そこを去ろうとしているからこそ、感じられるものなのでしょう。(by Kyoko

 

⇒  Kyokoによるレポート補足記事

⇒ 山羊座26度から30度【基礎編】

 

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サビアン研究会&講座

サビアングループ研究会レポート:山羊座26から30度【基礎編】

サビアングループ研究会(山羊座26〜30度)の様子を
メンバーのFさんにレポートしていただきました。


すべては公開できませんので、おすそ分け的なものになりますが
充分、ご参考にしていただけるかと思います^^ (kyoko)

 

photolibraly

 

 

山羊座26度〜30度のサビアンを考える(ルディアやジョーンズの解釈も参考に) 

 

2017年最初のサビ研のテーマは山羊座26度から30度

山羊座は牡羊座から数えて10番目のサインで、松村潔先生は著書の中で

"人間としての総合性を手に入れようとする段階"

あるいは

"1から10までの発達の過程は【地球的な私】というものだったのかもしれません"

と書かれています。


今回は26度から30度までの、山羊座の最後の5度域。
「人間としての総合的な仕上げ」と言えるのかも。

 

今回も石塚さんとすずきさんの解説、
そしてメンバー間でのディスカッションの様子を、
私なりの感想を交えて各度数ごとに一部をご紹介しますね。


基礎編はリーダーの石塚さんの解説から始まります。


まずは山羊座の概念、山羊座全体に共通するテーマを、
基礎的な知識をおさらいしつつ解説してくださいます。


いつもその解説の中でイメージ作りのために、
スー・トンプキンスさんのサインの対比のキーワードが紹介されるのですが、
今回はそれに加え、
心理占星術家のグレン・ペリーさんのキーワードも紹介してくださって、
こちらもイメージを膨らませたり、整理する上でとても役に立ちそう。


今回のテーマとなっている山羊座の5度域は、
第三デーカン(21度から30度)の後半の度数で、
山羊座の中でも最後の最後、これで山羊座は終わり、という度数域です。

 

 目次

 

 

 山羊座26度:水の妖精


おおう…いきなりスピリチュアルな雰囲気のシンボルが登場です。
妖精と聞くとメルヘンな感じもしますね。


うーむ、私としてはこのシンボルからは


「豊かな緑の中を駆け巡る、美しい清らかな小川。
 そのほとりで水しぶきを上げながら、薄羽をパタパタさせつつ、
 キャッキャッウフフと数羽(数人?)の妖精が戯れている」


そんな情景が浮かんできます。
(毎回言いますが…)ほぼ占星術ビギナーの私が持つ山羊座のイメージは
「現実的」とか「辛抱強い」、「野心」とか。
現実世界で計画と策略でもってガッツリ自分の立ち位置を作り上げてゆくみたいな、
そんなイメージなんで、なんかちょっと、このシンボルとはかけ離れているのですけど…。


石塚さん曰く、

「26度では山羊座の集団の中で形にする力を引き出すような刺激と対面する。
 その刺激の役割を実感して理解するというテーマが考えられる」とのこと。


ここでも1度から5度までの5つのステップ
(コンジャンクション、オポジション、トライン、スクエア、クインタイル)
の過程が働きますので、26度はコンジャンクションに相当します。


ここでは水の妖精と出会うことで、山羊座の感情が揺り動かされるのでしょう。


ここで石塚さんは
同じ山羊座の6度のシンボル「暗いアーチのある小道とそこにひかれた10本の丸太」、
16度のシンボル「体操着の少年少女」と比較して考えてみると良い、
と各シンボルを説明してくださいました。なるほど、そうやって
デーカン毎に一桁が同じ度数のシンボルと比較してみるとわかりやすいかも。


すずきさんのルディアの解説では


「水の妖精が示しているものが、スピリチュアルな力、サイキックなものである」


「単に物理学的、生物学的、反応的なものを超えた、もっとスピリチュアルな部分、
精神的な部分での生命の意識。そういったものへのフォーカスがここにある」


これまで具体的な現実に即してきた山羊座が、
ここでその裏側にあるものに意識が向きはじめるということでしょうか。


私はよく寺院の行事に参加します。
そこにお参りに来られる方はたくさんいますが、老若男女、身分も立場も本当に様々な方ばかり。
その中には最先端の科学の分野で活躍している数学者や宇宙物理学者、
そして政治家の方(それこそ現実世界を扱う職業の方ですね。
政治家さんとその関係の人ってすぐにそれとわかります。
独特の雰囲気ありますし、オーラが圧倒的ですごい)もよく来られるのですね。


そして、それらの方々は本当にとても熱心にお参りされるんです。


山羊座26度の「スピリチュアルな部分、精神的な部分での生命の意識へのフォーカス」
をこういうふうにすぐに結びつけちゃうのは早計でしょうし、
あまり関係ないですけど、何だかそんなことを思い出しました。


すずきさんの解説は続き、このシンボルに示されている「水」をルディアはどう捉え、
どう説明しているのか、詳しく解説してくださいましたが、それはとても雄大で、感動的でした。


何だか大きく視界が開けるような、胸がスッと開くような、
聞いていてそんな気持ちになりましたよ。
皆さんにも機会があれば、ぜひ聞いて頂きたい。


山羊座は水の妖精を通して、目に見えない、そんな大きなところに繋がってゆくのか。
どのサインでも同じところに繋がってゆくのしょうが、
「山羊座=現実的」みたいな薄っぺらな認識しかない私にとって、
そのギャップはかなり大きく感じられました。


ここでこんなギャップを感じているということは、
他ならぬ私自身が物質と精神を切り離して考えてしまっているということなのかも。


メンバー間のディスカッションを一部紹介すると、kyokoさんは


「自然という物質界の中にスピリットを見出すところが山羊座らしい」
と感想を述べられました。
具体的な現実の中で精神性が深められてゆくと考えてもいいのかな。


占星術師のCさんは、
「土のサインの最後の方の度数では、感覚が現実を超えたところまで感じ取り始める」
と聞いたことがあるそうです。


Cさんは山羊座と同じ地のサインの乙女座26度以降に太陽を持っているとのこと
「感覚が現実を超えて感じ取る」その感じにはかなり納得されているようです。


石塚さんが

「(山羊座26度-30度は)山羊座の最後に位置するので、
(12分割すると)山羊座の中の、水瓶座、魚座の領域と考えることもできる。
地のエレメントだと、それを直接感じようとしたり、実感が必要なのでは」

と補足説明してくださったので、「なるほど!」となり、
私としては、そこで山羊座26度の理解がかなり深まったように感じました。

 

 

 

山羊座27度:山の巡礼


私はこのシンボルからは文字通り、聖地を巡るために、
一人で険しい山道を登ってゆく人をイメージしました。


私も巡礼とまでは行かなくても、けっこう山道は歩く方です。
行きつけのお寺は山の上にありますし、自分なりのパワースポットみたいな場所があって、
そこに行くためにはけっこうな山道を長々と歩かなくてはならないので、
このシンボルを見ると、自分のためとは言え、「そうそう、大変なのよねぇ」という気持ち。


静かな山道を一人歩くのは気分はいいのですけど、
傾斜がきつくなって息が上がってくるとせっかくの景色は目に入らず、
鳥の声も耳に入らず、何も頭に浮かばず、思わず、考えられず。


ただ足元に視線を落として、黙々と歩を進めるだけになります。
歩くことだけに集中せざるを得なくなる。この状態が続くと、
やがて精神的には冥想をしているのと同じような状態になるのですね。


仏教には回峰や歩行禅という修行がありますが、きっと同じ原理なのでしょう。
歩くことによって研ぎ澄まされるものがある。


石塚さんは2番目の度数を「因果関係の理解」
「原因と結果の比較」と説明されています。

2番目の度数なのでオポジションの働きですね。


26度では水の妖精という、目に見えない概念的なものに出会うことが、
山羊座の力を動かす刺激となりました。


ここでは「因果関係の理解を積極的にしてゆく」ので、
自分の方から「目に見えない、概念的なもの」に動かされにゆく、
という動きになるのでしょうかね?


石塚さんは

「ここでは積極的に色んな目的を持った時に、それをサポートしてくれる
 精霊のところに、自ら因果関係をわかった上で拝みに行く。」

と喩えられました。


四国遍路やパワースポット巡りは老若男女に関わらず人気で、
動機は人によって様々でしょうが、
それによって何らかの力を受け取ることができる、
サポートを得られることができる。力を受け取りたい。
そんな感じになるのかもしれません。


第三デーカンは公の領域なので、自分自身や周囲でなく、
より普遍的なところに向かっている、ことがわかりやすいシンボルだと思いました。


すずきさんの解説では

「ジョーンズ版は“pilgrimage.”行為の方を書いている。
 ルディアは“Pilgrims” 巡礼者たちにフォーカスをあてたようになっている。」

 どちらにしろ、このシンボルは「山を登ることがひとつのポイントとなっている」とのこと。


「26度は水が循環して降り注いで来る方向にフォーカスがあったが、
 今度は上がってゆくというのが27度のテーマになっている。」


「水は上から下へ、高いところから低いところへ流れてゆくが、そこを上がってゆくというのは、
 水は蒸気で上がるが、人間は山を登るように一生懸命上がらなければならない。」


うん、人間には生身の身体がありますものね。
霊性だけになれれば、けっこう簡単に上がれそうな感じがするのですけど、それもまた難しい。
肉体も洋服のように着脱できれば別なんでしょうけど…そうはいかないから、
重い身体を自分で持ち上げて、一歩一歩、上がってゆかねばなりませぬ。


メンバー間のディスカッションを一部紹介すると、イオさんは

「26度で下がって、27度で上がった、というのは、よくわかった。
 下がってくるのはオカルトエネルギーで、上がってくるのは人間の努力だったりする」

と述べられました。


Kyokoさんは

「27度は、自ら求めて上がってゆく感じ。
 26度にも、6という数霊が持つ双方向性を感じる。
 受け取るに値するものに降りてくる」と述べられ、


Cさんは

「26が“受け取る”で受け身のような。27は自分から努力する。」とのこと。

と言う風に、ディスカッションは進んでいきました。
私の結論としては、26度と27度は「呼べば応える」って感じかな。
仏教では「感応道交」という言葉があるのですけど、


これは簡単に言えば人間と仏がお互いに
「相感じ、相通ずる」状態になっていることなのですね。


もちろん、そうなるには人間の方に色々と条件があるのですが、
山羊座はここまで色々と頑張ってきた。
その結果、天から降りてくるオカルトエネルギーを受け取れる状態となった。
これが26度。オカルトエネルギーを受け取れるようになったのだけど、
今度はそれを積極活用できるようになるために、
自分をグレードアップさせてゆくのが27度、という風に理解しました。

 

 

 

28度「大きな鳥小屋」

 

石塚さんの解釈では
三番目の度数なので、因果関係を理解するだけではなく、
その働きを時間の中で長期的に継続させるための模索の度数です。
トラインに相当します。


「山羊は地のエレメントなので、ここでは火のエレメントを
 うまく扱えるようになることがポイントになると理解を深めても良い。」


山羊座の27.5度以降の度数のドデカテモリーは射手座となりますので、
火のエレメントの影響も受けるのですね。
それは前の度数の「山の巡礼」にも既に表れつつあるように思います。


出版されている多くのサビアン書では
山羊座28度:A large avaiaryのことを「大きな養鶏場」と訳されていますが
すずきふみよしさんは、これを「大きな鳥小屋」と訳されました。


ディスカッションでも、この度数で表現されている鳥小屋は
動物園にあるような、大きな放鳥ゲージのようなものではないか
と、皆がイメージしました。


すずきさんが原文にあるaviaryを画像検索してみたところ


「(動物園で鳥を見せているような)比較的大きな、
 生態系をそのまま中に模して囲い込んだようなケージ」がヒットしたそうですよ。

すずきさんは…

「養鶏場と言うよりは、色んな鳥が一緒に檻の中に居て、
 一つの生態系を成しているような様子」であり、


そこからこのシンボルの最大の特徴として

「多様性の表れが一つの囲い込まれた状態の中にあって、
 囲いの中で多様性が実現している、と捉えてみると良いのではないか」

と解説されました。


kyokoさんは

養鶏場は、肉や卵を生産するためにシステマティックに管理運営するビジネス。
 鶏が工場で働く人間にも見えてくるし、画一的で無機質なイメージ。
 大きな鳥小屋だとカラフルさや多様性、ある程度の自由、楽しさが感じられる」とのこと。


人間の究極の願いの一つに、戦争のない平和な世界の実現…というのがありますよね。
戦争が起こる理由はそれこそ色々あると思うのですけど、
自分の国や民族が一番なんだ、至上なんだと考えてしまって、
他国や他民族のことを認められない、というのも理由のひとつにあると思うのです。


同じ民族の中でも分断があったりしますし、お互いを認め合えないがゆえに、
土地を区切って境界を作り「こっち入ってくんな!」と
戦争に発展したりするんだと思うのですが、
区切って境界を作るって、いかにも山羊座っぽい。


でも、その区切りの中であれば多様性を認めるし、
みんなが幸せになれるように管理もしますということなのかな。


もちろん、民族、国家、地球というスケールの違いはあるのかもしれない。
でも私はこの「大きな鳥小屋」というシンボルに、
何となく「人間の限界」を見るような気がしました。


区切らない世界というのは、山羊座の後の、水瓶座、魚座の世界なのかもしれないけど、
人間はやっぱり区切らないとダメなのかな。


ジョーンズのキーワードは【COMMUNITY(共同体)コミュニティ】なのですけど、
すずきさんも、そのキーワードについて
「【オレの自己実現=世界の平和】みたいな、ジャイアンのような」
感じがあると言われていました。

 

メンバー間のディスカッションを一部紹介すると、Cさんは、

「檻の中に入っているというのが、せっかく鳥なのに窮屈だなと思うが、
 それが山羊座の社会から離れ切れていないところなのかな」と感想を述べられ、


イオさんは

「26度で見つけたスピリチュアルなものを地上に持ってきたんだろう。
 27度のお山の上にあったものを持ってきて、鳥小屋という形で皆で見れるようになった」

 

あ、なんかすごくわかりやすい。そうそう、持ってきちゃったんですね。
自分自身がお山の上にあったものに同化してゆくのではなくて。


イオさんは続けて

「こないだやった牡牛座の公園(25度)を思い出していた。
 ケージはないけど、スピリチュアルなものが眺められる公園。
 人間社会でみんなで見ようとか、飼ってみようとか、
 そうなったら形式というか、檻の中に入れるしかない」と述べられ、


私としては『そうかー、あくまでも人間のため、社会のためなのか。』
と感慨深いものがありました。


北野武さんの太陽は、おそらく山羊座28度だろうという話になって
「たけし軍団が養鶏場かしら?」などとひとしきり盛り上がったりして、
このあたりの話はすごく面白かった♪

 

一方…

「このシンボルを見て、松田仁先生が、グルジェフ入門講座で、
【自分自身が牢屋の中に捉われた状態】にあることに気づくこと
そこから脱出することが覚醒だと言っていたこと思い出した。」

と、Kyokoさん。

「この度数を持つ人で、スピリチュアルな世界の人ならば
 自分が牢獄にとらわれている状況に気づくことがテーマになるのかも。
 つまりは牢獄=眠りの状態から脱出しようとする人かもしれない。
 表現のレベルは様々なので、ほとんどの人には当てはまらない話だろうが。
 逆に牢獄にあることを喜ぶ人、檻をつくる側にまわる人もいるだろう。
 タロットカードの悪魔のカード(山羊座に対応)を思い浮かべる。
 法王のカードと対をなすカード。

 そういえば、松田先生もグルジェフも太陽サインが山羊座!」

 

 

 

山羊29度「紅茶占いをする女性」


紅茶占い…これまた優雅なシンボルですね。


これまで水辺だったり、山道だったり、鳥小屋だったり、
お外をウロウロしているような感じでしたが、今度はどこかに座って、
誰かと向き合ってしっとりと会話を楽しんでいるようなイメージです(私としては)。


石塚さんの解説では
29度は、5度域では4番目の度数なので、スクエアに対応し、
具体的な目標、焦点に向かって訓練をしてゆく度数です。
また4番目の度数は“環境づくり”の動きが出てくるのですね。


「社会でしっかり結果を出してゆく力をサポートするための環境になる訓練。
 ここでは占いをしながらも、占われる相手にしっかりと目標をもって
 結果を出してもらう。そういう力を引き出している。
 他人の社会的な力を実際的に引き出す力を付けるというのがテーマと考えても良い。」


なるほど、多様性が実現した理想の世界を維持してゆくために、
今度はそこにいる人々から、その世界に役立つための力や能力を引き出したい、
そのための力やテクニックを付けてゆく、ということかな。


すずきさんのルディアの解説の中では、ルディアが

「その練習は“万物の,ほかの万物との関係”への気づきに依拠している
 ――マーク・ジョーンズによる占星術の定義づけでは。」

と語っている一節がとても興味深かったし、また深くうなずいたところでもあります。
占いだけでなく、色んな宗教がこのことをとても大切にしているし、教えの土台ともなっています。
この気づきがなければ人々から「社会に役立つ」力を引き出すことは難しいのかもしれないし、
紅茶占いをする人も、占いながらもその気づきを深めているのかもしれない。


すずきさんの解説では、
26度の「自然現象の隠された創造的なスピリットを知覚する能力」
は29度になってくると


「それがもっと発展して、意図的に、意識を持って意味を読み取ろうとする方向になってくる。
 茶葉の散らかり具合という事象を見るだけでなく、その向うに何があるか、
 それを通じてその先に何が、どんな意味があるか。そこを読むという、そういう能力。」


になってゆくのですね。うーん、すごいですね…
ルディアはそういう能力を、真の“透視”の本質だと言っているのですね。
先を見通す能力ということでもあるのかな。
壁の向うにリンゴがあるとか、この人が何を考えているのか心を読む、とかでなく。


ディスカッションを一部紹介すると、イオさんは…

「透視… 土のサインの山羊座だけど、サインが押し迫ってきて
 全体をちゃんと把握しようとすると、どうしてもこういう見えない、
 つかめないものを、それなりに掴んだり見たりしようとするので、
 こういう占いみたいなものが入ってくるのは当然の帰結なのかなと思う。」

と感想を述べられました。


Cさんは
「山羊座なので直感的なことも自分で使う、役立たせるところに行くんだなという気がした。
 さっきの鳥小屋もやはりコントロールするために鳥を小屋に入れているんだな」
と感じられたとのこと。


Cさんは“成功している人はなんで神社に行くのか”
という本を以前に読まれたことがあるそうですが、すずきさんの解説を聞かれて
「神社が鳥小屋なのかもしれない」とピンと来られたようです。
むむむ…それ、すごく面白い!

 

 

山羊30度「秘密の経営会議」


秘密の経営会議… うん、なんだか山羊座と魚座が混ざった感がありますね。


石塚さんの解説に入ります。


30度は5度域では5番目の度数、クインタイルに対応します。
山羊の力を引き出す重要性を認識し、どう引き出すかを工夫する。
これまでつけてきた実力を、より大きな全体のために、
クリエイティブに活かすという次元に入ってゆきます。


「秘密のビジネス会議の“秘密”というのは隠れて奉仕的に動くという、
水瓶座、魚座あたりのニュアンスも入ってきているのではないか。
しかしビジネス会議では、山羊座の力を引っ張り出す相談をしている。
第三デーカンなので、ここではある意味、世の中全体に対して、
あるいは社会的な次元の抽象的、普遍的意義、意味の理解。」と石塚さん。


5番目の度数は、それまでとは次元が一つ変わる様子がシンボルの中に見られますが、
5度域を12サインで分割して考えた時、5番目の度数は水瓶座と魚座の領域であり、
それらのサインのエッセンスを取り出して、全体に還元してゆくというテーマ
…少し奉仕的なニュアンス…が入ってくる可能性がある、とのこと。


水瓶座、魚座の奉仕的ニュアンスか…。
私の場合、このシンボルには奉仕的ニュアンスってのはあまりピンと来ないな…。
どちらかと言うと、腹黒さみたいな、ロト6のCMみたいなの思い出すな
…派閥争いがテーマになってるっぽい、ギバちゃんが出てるやつ。
(この考えは、後のディスカッションタイムのやり取りで払拭されました)


すずきさんの解説では、ルディアの原典の方では
“オカルトのヒエラルキー”とか,“ホワイト・ロッヂ”とか、
何やら聞きなれない言葉が出てきて「??」な感じでしたが、
後で自分でも色々調べたりしましたが、
これはヒエラルキーででき上がっている組織のことだと思ってもいいのかな。


ヒエラルキーを上がってゆくごとに少しずつ真実が明かされていったり、
理解できるようになったり。そうして何か重要な決定に関わるようになったり。


ジョーンズの方では単なる「秘密の経営会議」で、
リアルな人間関係の背景の方にフォーカスがあたっている感じですね。
やはり「人を管理して使うこと」がポイントとなっているように感じました。


山羊座30度は行動の中心部分に立って集団をコントロールすること、
あくまでも自分たちの囲いの中で、その中に居る人々の力を活用してゆく。
そんな感じなのかなと思いました。


“シーン20に属しゾディアックサインの山羊に関係する最後のシンボルがこれである。
われわれはここに社会的責任および〈執行権〉の最高点(culmination)を見る。”
(ジョーンズ)


ルディアの解説に出てくるオカルト組織も、世間一般の組織も
それぞれの組織で共有されるビジョンの実現を目指すことには変わりがない。


山羊座30度は、その中心に立ち、人々やその能力をコントロールする。
しかもそれについての責任もちゃんと持つことができる、というのがこのシンボルなのですね。


ディスカッションのさわりを紹介すると、Kyokoさんは

「解説を聞いていると、さっきの28度の檻の中の鳥は私たち一般庶民に見えてくる。
 自分は自由だと思ってるけど、実際には檻の中なんだろうな」と感想を述べられ、


イオさんは

「確かに最後はそこに着地するのかという感じがすごくする。
 ちょっと残念な気がする」と述べられました。


しかし、イオさんは「だけど、誰のホロスコープの中にもこの度数はある」。


そうなんですよね、山羊座30度は誰もが持っているものなんですよね。
もちろん、私の中にもある。


私としては、26度からスピリチュアルな側面が強調されているような印象を受けて
29度でそれがかなり高まっていたので
「現実的な山羊座がここまでスピリチュアル全開になるとは…30度はどうなるのだ?!」
とちょっとドキドキしていたのですが、打って変わって現実感満載で、
「あれ、スピリチュアルどこ行った??」という感じ。

 

石塚さんは

「山羊座の最後でいきなりスピリチュアルがなくなってしまうというのは極端。
 ネガティヴに出るとそうなるかもしれない、ということ。
 スピリチュアルな理解を踏まえて、そういう力になってゆくと纏めます。」と述べられました。


その後のディスカッションでは政治と宗教の在り方など、
またかなり深いところまで意見が交わされましたが、これは人類にとって、とても大切なこと。
意見のやり取りは何気ない感じだったけど、私の胸には深く沁みましたね。
とても貴重な皆さんの意見を聞かせて頂きました。

 

(レポート=F)

 

 

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美輪明宏の【牡牛座23度か24度】の太陽のサビアン

 

牡牛座第5グループ(牡牛座21から25度)応用編のレポートPart5です!


2016年12月23日開催のサビアングループ研究会で
Iさんが発表された内容を、Fさんが、おすそ分けレポートします。
 

今回のレポートのテーマとなる度数は

牡牛座23度のサビアンシンボル A jewelry shop.(ジョーンズ版)
『宝石店』ディグリー占星術の訳

あるいは…

牡牛座24度のサビアンシンボル An mounted Indian with scalp locks.(ジョーンズ版)
『頭皮と髪の束をもって馬に乗ったインディアン』 すずきふみよし の訳

出生時間がわからない人のチャートの太陽は
2つの度数の可能性があるので、比較しつつ考えなければならず
だからこそ理解が深まることもあるので、それはそれで面白いのですよ

Kyoko

 

美輪明宏の太陽(牡牛座23度か24度) のサビアンレポート 

研究員Iさんは、美輪明宏さんを取り上げられました。
美輪さんは1935年5月15日、長崎県生まれです。

 

生まれ時間は不明なので、正午でソーラーハウスチャートを作成。

美輪明宏の出生図


Iさんはそれまで特に美輪さんに興味はなかったとのことですが、
ある日お友達から美輪さんの画像が送られてきて、
「この画像を待ち受けにすると金運が上がる」と言われたとか。
それをピンチの時に使ってみたところ(どうやって使うんだろう?)、
不思議と効果があったそうです。


レポートのファイルにはその画像も添付されており、
ゴールドを基調としたゴージャスなインテリアを背景に、
今やトレードマークとなっている黄金色のロングヘア、
同じく黄金色の優美なドレスを纏った美輪様(思わず様づけになってしまう)が、
観音様のような笑顔を浮かべているという画像で、
思わず「うぅっ!まぶしい!」と目がくらんでしまいそう(笑)
とても神々しい画像なんですよ。


うっすらと、あるか無きかの微笑みを浮かべた表情は、
これはアルカイックスマイルと言うのですかね?


京都は太秦広隆寺の、有名な弥勒菩薩像を彷彿とさせますね。
うーむ…いかにもご利益がありそう。
Iさん、どうか私にもこの美輪様の画像を送ってください!
そして使い方を教えてください!


Iさんのピンチを救った美輪様の、
今回のテーマに該当するのは牡牛座23度か24度の太陽です。


23度のサビアンシンボルは『宝石店』、
24度は『頭皮と髪の束をもって馬に乗ったインディアン』ですね。


Iさん作成の美輪様のプロフィールによれば、
幼くして実母を火事で亡くし、義理のお母さんに育てられたとのこと。


しかし義母からはとても大切に育てられて、
ファッションなどの美的感覚は強く影響を受けているようですね。


戦時下における社会の矛盾や横暴に憤りを感じつつ成長し、
そして10歳の時に原子爆弾で被爆。
落下直後の惨状を目の当たりにする、という極限的な体験を強いられます。


このことがどれだけ少年だった美輪様の心に影を落としたことか…。
原爆によって実家の家業は破綻していますし、
その影響は物心ともに計り知れないものがあります。


そして同性愛者であることは芸能界入りの後に自ら公表していますが、
中学生になると早くも男の先輩との恋愛を経験しており、
この頃から音楽に傾倒しはじめるのですね。


最初は映画で聴いたボーイソプラノの美声に興味を持って
声楽やピアノのレッスンを始めますが、
高校は、オペラ歌手を夢見て東京の音楽学校に入学しています。
しかし貧窮のために中退、


その後は持ち前の美貌を生かして水商売に就いて17歳で歌手デビュー。
国籍、性別、年齢不詳の歌手として売り出したようですが、大人気となり、
一般の人々だけでなく、戦後の文壇や知識人の間でもかなり話題になったようです。


スピリチュアル方面への目覚めは、その後のことで、
人に騙されて大変な損失を蒙った頃に出会った霊能者が
最初の導きとなったようです。


体調を崩して10年ほど休業状態だったこともありましたが、
その後も活動は多岐に亘り、80歳を超えたいまなお、
舞台・リサイタル・テレビ番組への出演など、
精力的に活動されているとのことです。


次にIさんは太陽の度数を考察されます。


美輪様が生まれた日は、太陽は正午で23.21度に位置しています。
午前2時54分までに生まれていれば、サビアンの度数は23度ですが、
それ以降は24度となります。


Iさんは
国籍不明な容姿や、平和主義、人類平等の考え方、
異端児的な言動、たまに見せる反抗的な態度、


そして
蠍座的な仕事を示し、他者に大きな変容をもたらしたり、
他者を心理的にコントロールして上位に立つという仕事に就いている


ことなどを考慮し、午前1時30分までの生まれではないかと推測されました。
そうするとアセンダントは水瓶座、MCには蠍座か射手座が来ますね。


それらを踏まえて出生図全体を分析され、
特徴的なアスペクト…太陽と蟹座冥王星のセクスタイル、
魚座土星、双子座水星、射手座海王星のTスクエア、
太陽と獅子座リリスのスクエアなどから、美輪様という人物の本質に迫ります。


Iさんの出生図の分析、特にアスペクトの解釈は流暢でとても鮮やかで、
いつも聞き惚れてしまいます。声色が穏やかで優しいということもあるのでしょう。


Iさんはご自分の占星術の技術に関して「あまり自信ない」と言われていましたが、
Iさんが自信がないのでしたら、私なぞはヘソを噛んで死ななければならないレベルです(涙)


軽やかで鮮やかな分析ですが、その根底には
Iさんの占星術師としての長年の積み重ねと、努力の重みが感じられます。


Iさんのレクティファイ図では、太陽は牡牛座の23度に位置しますので
サビアンシンボルは『宝石店』となります。


Iさんは、このサビアンシンボルについて次のようなイメージがあるとのこと。


牡牛座の遺伝的な要素、ギフトとして授かったそれぞれの輝き。
長い年月を経て土の中で出来上がる天然石のように、
経験を積み重ねて時間をかけて出来上がった美しさ。
宝石店には沢山の宝石が並ぶ。それぞれの価値を見極める審美眼。


前回のバカラックさんのレポート記事で、
kyokoさんが、牡牛座22度について、
21度の伝統を踏まえた上で、新しい物を作っている
と感想を述べられていたことを書きました。


22度に太陽を持つバカラックさんには、クラシック音楽のバックグラウンドが、
同じく22度に土星を持つ山頭火さんには、伝統や習慣を踏まえた五七五の定型句を、
自分のものにしているという下地があります。


クラシック音楽も俳句も、長い年月を経て、
その時々で在り様を変えながら、現代まで生き残っている文化です。


宝石も文化も、長い時間をかけて作られてゆくものという点では同じですね。


三番目の度数はトラインに対応し、発展させてゆく、理解を深めてゆくイメージで、


基礎編では、すずきさんから
自己価値なのか、他者からの価値、評価なのか。
そもそも両方の側面がまさに宝石にあらわれている
というのがルディアに出てくる。
と解説がありました。


Iさんのレポートに戻ります。


美輪さんの著書には、恋愛をしたい女性へのアドバイスとして
『中身のある女性になりなさい』とよくおっしゃています。
『見た目やセックスには、そのうち飽きる。
知性・教養を持った話題に欠かない人になりなさい』という内容の話です。
これは自身がそのように、生きているということなのだろうと思います。


恋愛は相手が自分のことを認めてくれないとスタートできませんが、
これは「他者からの価値、評価」を得て発展させてゆきたいのならば、
「自己価値」を上げろということでしょうか。


確かにどんな人間関係であっても、向き合う者同士、
バランスが取れていないことには
発展どころか関係の維持もだんだんと難しくなってきますよね…。


美輪様の向き合う相手が、ファンの方々や、舞台を見に来た観客や、
著書を購入した人、テレビの向うのお茶の間の皆さんだと考えると、
それこそ向き合う相手は、何万、何十万と存在するわけで、
たくさんの人々から様々な反応があるでしょう。


芸能界が「宝石店」だとすれば、価値観の移ろいやすい人々に、
自分という「宝石」を選んでもらうためには、
常に自分を磨いてゆくしかないのだろうなと思いました。


また太陽のドデカテモリー分析では、理想主義的だが、
現実的な結果に拘りそうなこと、支配的な感じはあるが自他に厳しく、
社会的に役立つことに意義を見出す傾向などを指摘されました。


そういえば美輪様は長らくラジオ番組で身の上相談をされていましたね。


Iさんは次のように述べられてレポートを締めくくられました。
著書を読んだ人の感想で、人生相談のアドバイスなどが厳しい、
上から目線だと言った人がいましたが、
これだけ自分の仕事で結果を出している人なのだから、
自信満々でもいいし、お説教してくれてもOKだと私は思います。
『宝石店』は、そのような、経験を積んだ人、
もしくは前世での経験の多い人という感じもあるのかと思いました。


なんせ、向き合っているのは数えきれないほどの人々ですから、
中には美輪様の皮肉っぽい物言いや、辛辣なところを
あまり快く思えない人がいるのも当然と言えば当然かもしれません。


私もIさんと同じで、どちらかというと、
お説教OK…てか、むしろお説教されたい(笑)


太陽の度数は違いますが、ドデカテモリーは
前出の伊丹十三さん、ザッカーバーグさんと同じですので、


美輪様の太陽も公の領域に属し、天王星と土星の影響を受けていると言えます。


それが公に向けての上から目線や、
厳しさとして表現されているのかもしれないなぁと思いました。


感想&ディスカッションタイムでは


kyokoさんは…
私はこの人は、あまり知らないけれど、
このキンキラキンな見かけは、宝石店っぽいね(笑)

と、Iさんが添付した写真を見て感想を。


(テレビを見ないから)よく知らないと言いながらも、
美輪様のヒット曲「ヨイトマケの歌」には
“土方”というキーワードが入っているため、
テレビで放送できなくなってしまったこと、
それに反発して長いことテレビで歌を歌わなくなったこと、
そしてかなり長い間「ヨイトマケの歌」を封印していたことを教えてくださいました。


そういう意味で、かなり頑固。
その頑固な固さが宝石的なのかもしれないし、
実は無言で戦っているというのもあるかもしれない。
24度は何かを獲得するための戦いだとすれば、
黙って戦うという戦い方が23度的なのかもしれない。
と述べられました。


イオさんは
美輪様に私が何を言うのもおこがましく(笑)と前置きされた上で、


確かに上から目線ではある。
宝石店もインディアンもどちらもありという感じ。
戦っているし、すごすぎて、色々ありすぎて、
一皮剥いたら“こんなものが!”というものが出てきそう。
得体のしれなさ加減がすごい。冥王星と太陽と木星かなと思う
とのこと。


ここでIさんが
冥王星とノードのオポジションはどんな感じでしょうね?と投げかけられ、


イオさんが
良くも悪くも人との関わり方などに関係してくる。
冥王星は世代的には三世代。
一代よりも深いところに関わってくる人のエネルギーの集合とか、
思いのようなところに触れてしまう。

と解説してくださいました(急いでメモをとるワタクシ)。


太陽がそこに関わってくるとどうなるか…説明は続きますが、
長くなるので割愛いたします。(知りたい方はどうぞサビ研へ!笑)


美輪様は若い頃から“美貌の人”として名高い方ですが、
その美しさには得体の知れない凄みと言いますか、
底のない井戸をのぞき込むような恐怖感を掻き立てるといいますか…
何かそういう、正体不明の怖さみたいなものを感じるのですが、
イオさんのお話しを聞いていて、なぜそう感じてしまうのか、
かなり納得することができました。


長らく私の出生のノード軸に、
トランシットの冥王星が行ったり来たりしているのですが、
サビ研への参加も「そういうことなのかなぁ」と。
なんだか感慨深いですね。


すずきさんは
長らく24度だと思っていたが、改めて発表を聞けてよかった。
月と火星の合というところで、
それで自分の権利のため戦うところが出てくるのかな、
生活感があるというところ。
月と金星のミーチュリアルリセプションと、
水星がドミサイルということで、そのヘンが上手く根を持っているところで
表現活動にもあらわれてゆくのかなという。簡潔で面白かった。

と高く評価されました。


長らく24度では、と考えられていたということは、
すずきさんも以前から美輪様に興味を持っておられたということですね。


確かに「この人の出生図、どんなだろう?」
とホロスコープ作ってみたくなる方ですね。


石塚さんは
とてもわかりやすい発表だったと思う。
生まれ時間の判断はじっくりレクティフィケーションしないと難しいので、
23度か24度か、どっちかというのは確認するのは難しい。
ウィキペディアなどで経歴を見ると、月の度数のヒントが得られると思う。
天王星が時々特徴的に働きやすく、大体どの辺かというのを目安にしておいて、
なかなか見つけてゆくのは大変だけど、
月・天王星の出来事を見つけてゆくと、確認するヒントになる。

と具体的なアドバイスを感想と共に述べられました。


確かに、レクティフィケーションが
一番時間が掛かって大変だというのは、全員が頷くところです。


私なんかはレクティフィケーションの段階で
既に気絶しそうになっていますから(笑)


レクティフィケーションは重要で、
その精度を出来得る限り追い求めるのは大切なのですが、
追い求めて導き出されたサビアンシンボルが
その人の人生にどう表現されたのか、
そこを更に追求することがサビ研で一番求められることです。


出生時間がわかれば、もう少し楽なのですけど、日本の文化では
出生時間はあまり重要視されてこなかったことが少し歯がゆいですね。


でもその分、レクティフィケーションの実践を
重ねることになりますので、とても勉強になります。


来月のテーマは、山羊座26度から30度です。

 

(レポート=F)

 

⇒ 牡牛座第5グループ【基礎編】レポート
⇒ 種田山頭火の土星【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ マーク・ザッカーバーグの太陽【牡牛座25度】のサビアン分析
⇒ バート・バカラックの太陽【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ 伊丹十三の太陽【牡牛座24度】のサビアン分析
⇒ サビアングループ研究会

 

サビアン研究会&講座

バート・バカラックの太陽【牡牛座22度】 サビアン分析

 

牡牛座第5グループ(牡牛座21から25度)応用編のレポートPart4です!


2016年12月23日開催のサビアングループ研究会で
石塚さんが発表された内容を、Fさんが、おすそ分けレポートします。
 

今回のレポートのテーマとなる度数は

牡牛座22度のサビアンシンボル White dove over troubled waters.(ジョーンズ版)
『荒れた水の上を飛ぶ白いハト』ディグリー占星術の訳

 

石塚さんは、元音楽スタジオのエンジニアであり、
ご自身もバンドでベースを弾いていただけあって、ミュージシャンを取り上げることが多いです。
バート・バカラックは、私も大好きな音楽家です。

レポートに出てくる北園イオさんが初めて購入したLPは
映画『明日に向かって撃て!』のサントラです。
バカラックって誰? という人も、この曲を知らない人はいないでしょう。
アカデミー主題歌賞も受賞した、この映画のテーマ曲『雨に濡れても』からどうぞ。

バカラックをもっと知るための補足記事(私のブログです)も読んでみてください

Kyoko

 

 

 

バート・バカラックの太陽【牡牛座22度】のサビアンレポート 

 

我らがサビ研のリーダー石塚さんは
バート・バカラックさんの太陽をテーマに取り上げられました。


1928年5月12日、アメリカはミズーリ州の生まれ。
テーマの太陽は牡牛座の21.18度に位置しています。


牡牛座22度のサビアンシンボルは「荒波を越えて飛ぶ白い鳩」すずきふみよし訳)
私がレポートした種田山頭火の土星と同じ度数ですね。


バート・バカラック…。むむむ…私はこの人のことは知らない…。
取り上げられた対象の人物が自分の知らない人だと、
出生図を追いかけるだけで、けっこう精一杯になってしまうことが多いのでちょっと不安…。


レポートから提供されるプロフィールでは
彼は音楽家で、作曲家、編曲家、ピアニスト、音楽プロデューサー、
歌手(シンガーソングライター)として活躍されている人だとか。


音楽に関してマルチな才能を持つ方なんですね。


ディオンヌ・ワーウィック、B・J・トーマス、カーペンターズなど、
有名歌手への楽曲を提供しており、映画音楽も数多く手掛けて、
アカデミー主題歌賞も受賞されているとか。


うむ、カーペンターズなら知っています。
父親がよく聴いていたし、私も好きです。懐かしい。


バカラックさん、全然知らない人なのですが、
カーペンターズに楽曲提供と聞いて「あら、そうなのね♪」という感じで、
急に親しみが湧いてきたりして。こういう感情ってすごく不思議ですね。


プロフィールの紹介の後は、出生図の要点を確認します。
いつもながらとても丁寧に解説してくださいます。

 

バート・バカラックのホロスコープ

 

大きな特徴としては、3ハウスの太陽と7ハウスの海王星が
オーブ5度でスクエアとなっており、
多くの人々に対しイメージを表現することや、
芸術的な表現力に繋がることがイメージされてくること。


ここに水星も関わっていますので、表現技術の洗練、工夫とか。
卓越したものを持っていそうですね。


そしてノーアスペクトの天体が多いこと
(冥、火、金、天、そしてオーブを絞ると太陽と水星も!)


「他の人のやり方を採用するのでなく、
一から自分で探して確認して身に着けて行く、
模索の行動パターンが強調されているのでは。
自分で探し出してゆく人というイメージが出てくるのかも。」


「太陽の支配星は金星、月の支配星は天王星、どちらもノーアスペクト。
天王星は水星とのアスペクトが4度ちょっと過ぎ
(ノーアスペクトとも考えられる)。
金星は自分のサインに入っていながらこれもノーアスペクト。
これが特に中心となって全体の模索の焦点となってゆく。
美意識の模索、その表現の模索に集約されてゆくようなイメージ。」


その他、北東半球への天体の偏りから推測される心理的傾向、
アスペクトから予測される行動パターン、月と土星を底辺とし、
冥王星を頂点としたヨッドの解釈などなど。
盛りだくさんですが、石塚さんの口調はわりとゆっくりめで、
重要なところは何度か繰り返してくださるので、
出生図とテキストと忙しく行ったり来たりしながらも、
私もなんとか流れについてゆくことができました。


それらを踏まえて、
ソーラーアークでバカラックさんの人生の重要な時期を確認してゆくと、


「太陽が人生の中で主に活躍のメインのジャンル、
音楽表現のところで動いている」ことが理解できます。


金星が焦点となっているので、彼の太陽のサビアンシンボルのあらわれは、
人生の中でも音楽活動でより顕著に見受けられそうです。


最後にテーマのサビアンシンボルの分析をでレポートを締めくくられました。


「牡牛22度【荒れた水の上を飛ぶ白い鳩】のイメージは、
社会の中で自然の個人的な資質をうまく発揮すること。
それをうまく進めるための因果関係の理解。
バートバカラックは音楽家なので、
美意識の社会的な表現や発信という次元で考えることができる。」


「その際(5度域の)2番目の度数なので、
協力関係や因果関係の理解を通して深めていく側面を考えるとよいだろう。
楽曲提供やプロデュースする対象、作詞家との協力などが
重要なポイントになったことも度数の特徴に関連するかもしれない。」


感想&ディスカッションタイムでは、


「牡牛座22度のシンボルの“荒れた水”というのが、
音楽によって【人の心を波立たせる】ということにもつながる。
あるいは【感動させる】といってもいいかな。

 彼の音楽は、バックグラウンドにクラシックの素養があるのが大きいと思う
(バカラックさんはクラシック音楽の作曲家に師事していたことも)。
それが強み、深みになっている。

 その辺が21度の伝統を踏まえた上で、
新しい物を作っている、牡牛座22度らしさを感じる」とkyokoさん。


私がレポートした種田山頭火さんも、牡牛座22度に土星がありましたが、
彼は自由律俳句という、当時としては新しい形式の俳句を作っていました。


しかし自由律俳句に行きつくまでは、
それまでの俳句の伝統や習慣を踏まえた、
五七五の定型句をずっと詠んでいたのですね。


定型句を洗練に洗練を重ね、研ぎ澄ませたのが山頭火さんの自由律俳句です。
聴く者、読む者…受け取り手の心を掴んで揺さぶるという点が、
やはり共通して見えている、と「うむむ」と一人で深く頷いていました。


イオさんは14歳の時に初めて買ったLPが
バカラックさんのアルバムだったそうです。


うーん、私はちょっと世代が違うのですが、
「バカラックさん、そんなにヒットした人だったのか…。」と、
何だか知らない自分の方が不安になってくる(笑)
おそらく、自分では知らないと思っていても、
映画やテレビで何度も聴いているのかもしれない。
ちょっと聴いてみたら「あー!これかぁ!これなら知ってるぅ」
のパターンかもしれないな…。


イオさん曰く
「映画のバック音楽本当に素晴らしい。
底知れぬ才能を持った人だと思っていたが、
チャートを見てノーアスペクトがこんなにあることを知った。
これだけ多いととっちらかるし、ひとつのものをコレと決めるのも難しい。
色んなことをやっているので時間が掛かったり決めかねたり。
その分多くのものと接触して分けて、自分ができることと、
できないこと、好きなことと、そうでないことを分けて行ける。
それがアレンジャーとして武器になったのかな。」とのこと。


また、22度が2番目の度数であることについて
「この人の時代だと、映画のフィルムを観た後でつけていると思うから、
22度の“向う側に合わす”というのがすごく活きてきたんだなと思う。」
と述べられました。


バカラックさん、ソーラーアークの太陽が出生図の火星に接触する辺りで、
ソロアルバムを出しているのですけど、こちらはあまりヒットしなかったみたいですね。


音楽家としての最盛期は
ハル・ディヴィッドという作詞家さんとコンビを組んでいる時。


一人で活動するよりも、誰かとの協力関係の中で個性を深めてゆくさまは、
まさしくオポジションに対応する22度の性質があらわれていると言えるかも、
と思いました。

 

 

 

⇒ 牡牛座第5グループ【基礎編】レポート
⇒ 種田山頭火の土星【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ マーク・ザッカーバーグの太陽【牡牛座25度】のサビアン分析
 美輪明宏の【牡牛座23度か24度】の太陽のサビアン
⇒ 伊丹十三の太陽【牡牛座24度】のサビアン分析
⇒ サビアングループ研究会

 

 

 

サビアン研究会&講座

マーク・ザッカーバーグの太陽【牡牛座25度】 サビアン分析

 

牡牛座第5グループ(牡牛座21から25度)応用編のレポートPart3です!


2016年12月23日開催のサビアングループ研究会で
北園イオさんが発表された内容を、Fさんが、おすそ分けレポートします。
 

今回のレポートのテーマとなる度数は

牡牛座25度のサビアンシンボル A large well-kept public park.(ジョーンズ版)
『大きく手入れの行き届いた公共の公園』ディグリー占星術の訳

若くして世界的な影響力を持つに至った人物のチャートから
この度数域が含有する光と闇が浮かび上がってきました。
恒星アルゴル(牡牛座26度)の影響もあるんじゃないでしょうか。

Kyoko

 

セントラルパーク

 

マーク・ザッカーバーグの太陽【牡牛座25度】 のサビアンレポート

 

北園イオさんは、マーク・ザッカーバーグさんの太陽を取り上げられました。


ザッカーバーグさんはFacebookの開設者。
世界富豪ランキングで毎年上位にランクインしてますし、
『The Social Network』映画にもなりましたし、とても有名な方ですね。


お誕生日は1984年5月14日です。まだ若干32歳なんですね!
それで世界富豪ランキングに何年も前から入るとか、すごいなぁ…。


そんな超大物青年実業家の太陽のサビアンシンボルが、
彼の人生にどうあらわれているのか、興味深々です。


全然関係ないですが、ザッカーバーグさんって
お笑いタレントのサバンナ・高橋に似てますね。かなり似てる(笑)


今回イオさんは、ローレン・デルサックさんがレクティファイした
レクティフィケーション図を用いてレポートを作成されています。


ザッカーバーグさん、出生時間は不明なのですね。

こちらがレクティファイされたホロスコープ。

 

ザッカーバーグ出生図

 


デルサックさんのサイトには
レクティフィケーションの根拠が解説されているそうで、
レポートにリンクも掲載してくださっています。


喜んで見に行ってみましたが、全文英語で書かれているので(当然だ)、
英語が読めない私には殆どわからず…orz


デルサックさんレクティファイによるザッカーバーグの出生図の太陽は
牡牛座25度『手入れの行き届いた大きな公園』 すずきふみよし訳) です。


生い立ちや学生時代などのプロフィールに続き、出生図を分析され、
アスペクトはじめ、半球強調、逆行の天体、天体のコンディション、
エレメントの偏り(意外なことに風のエレメントが無いのですね)などの基本項目の他、
ミッドポイントも考慮して、彼の人となりを描き出してゆかれます。


太陽が天王星と土星の影響を受けるのは、
kyokoさんがレポートされた伊丹十三さんの太陽と同じですね。


拝聴しているうちに、私の中のザッカーバーグさんのイメージも
肉感を伴って立体的に立ち上がってきて、イキイキと動きまわりはじめました。
丹念かつ簡潔。これぞプロのリーディングです。うーん、素晴らしい…。


サビアンシンボルの考察では、
牡牛座25度と、その前の24度のシンボルである
『頭皮と髪の束をもって馬に乗ったインディアン』すずきふみよし訳)
の落差について考えを述べられています。


「24度は前回(蟹座16-20度)取り上げた電気技師、
ニコラ・テスラの天王星や、革命家チェ・ゲバラの太陽のように、
【やるかやられるか】的なサバイバルな雰囲気がプンプンしているのに、
25度になると一転して穏やかなリラクゼーション、
下手すれば(手入れ過剰な)管理社会になってしまいそうなサビアンに。」


と、戸惑いを隠せないご様子。
(それは私も同感! 何だかガラッと雰囲気が変わりますもんね。)


しかし、それでも25度『手入れの行き届いた大きな公園』は、
5度グループの一つの完成形であることから(サインの完成の度数でもありますね)


「インディアンが命がけで戦ったからこそ、
広大な公園を作る土地と資材を得られたと考えることができるし、
牡牛座にとってはこの【牛が草食む平和な牧場(あるいはその文化的発展形態)】
のようなイメージこそが、フルにクリエイティビティを発揮して追い求める姿で、
不動宮の牡牛座らしい自己実現なのかもしれない」


自分の理想とする世界を構築するためには、
時には「やるかやられるか」の命のやり取りをも辞さない
頑固さと言いますか、熱さと言いますか。


ザッカーバーグさん、穏やかでフレンドリーな青年紳士といった感じで、
血なまぐさいこととは無縁のように感じられますけども、
そういった激しい闘争心も、きっと持ち合わせているのだろう、と思いました。


そういえば、長らく著作権の侵害などで裁判をしていたようですが、
もしかしたらそこでインディアンのファイトを発揮したかもしれない。


そして更に『広大な公共の公園』の表現として『慈善活動』を挙げられ、
非営利団体への資金提供をはじめ、テクノロジーを利用した新しい教育システムや
アフリカ諸国に学校を持つ団体への投資、
そして科学者やエンジニアを支援する疾病撲滅プロジェクトの立ち上げなど、


「ネット上に巨大な公園を作り上げたザッカーバーグの次のプロジェクトは
巨大な公立病院になるのかもしれない」とレポートを締めくくられました。


彼がやろうとしていることが公共性を帯びてくるのは、
彼の太陽が、伊丹十三さんの24度のインディアンの太陽と同じく、
天王星の影響が大きいからだと思います。


しかし、伊丹さんの時よりも、天王星の『公共性』の色合いが
ハッキリと出てきているような気がして、そこが面白いと思いました。


太陽の度数が牡牛座25度以降になると、
ドデカテモリーが魚座、牡羊座と変化してゆきますので、
影響を与える天体も、海王星、火星と変わってゆくことになると思いますが、
どんな風に変わるんだろう?
どんな風にそれを持つ人の人生に反映されるのか。


牡牛座のそれらの度数域の学習はまだ先になると思いますが、
今から楽しみで仕方ないですね(^^♪


レポート発表後の感想とディスカッションでは、色々と面白い話が出てきましたよ。


ザッカーバーグさん、実は米国の超VIPの孫である説や(これは本当みたいですね)、
出生時間不明なのは、占星術師をつけているからとか(そうとしか思えない根拠あり)、
Facebookは、実は…おおっと、みなまで言いますまい。
スペースがいくらあっても足りません(笑)


サビ研のメンバーの皆さんはものすごい勉強家で、世間の見聞もとても広く、
色んなことを知っておられるので、裏社会や陰謀説大好きな私にとって
思わずワクワクドキドキしてしまうような話も時々飛び出すのですよね。
いや本当、とても面白いです。


kyokoさんは、ローレン・デルサックさんによるレクティフィケーションが
素晴らしいと、しきりに感心されて…


「ティル式の職業プロファイリング手法で見てゆくとピッタリという感じ。
ハウスなしで、サインだけで見たら
コミュニケーションチャンネルが、それほど強くなく
IT産業のトップクラスの人の図には見えない。
風サインが皆無ということで、逆に強調されているのかもしれないけれど。
蠍座がこれほど強調されている人だったとは。」


と感想を述べられ、続けて、


「私はフェイスブックの、こってりした繋がりが、かなり苦手。
蠍座の繋がり方って、ああいう感じなのかなと思った。」


KyokoさんはFacebookは使われていないのですね。


リーダーの石塚さんによれば、ローレン・デルサックさんは
ノエル・ティル先生のマスターコースで学んだ人なのだそうですよ。
へぇ!って感じです。


石塚さんは、


「とても面白い。
ノーアスで強調された天王星が6ハウスを支配していて、
社会サービス的な意識が強調されていく様子も面白いと思った。
インターネット上における公園を作っている意識が
象徴的に出ているのがよく見えてきた。
牡牛のサインは、自互公で言えば個人の領域で、
それぞれが自分自身の感性や特徴を掘り下げて行く。
牡牛のサインの中では公の領域で、
それをみんなで共有するというイメージも背後にある。」


と感想を述べられました。

 

すずきさんは


「公園を造ったとしてもクローズになったり、
管理が行き過ぎて窮屈になったり…蠍が強いということなのか。
意外と公園ってオープンじゃないんじゃないの? という話しを(基礎編で)したが、
そもそも、それを利用する人、利用できる人は限られているんじゃないか、
やっぱり、そこも出てくるんじゃないかと、見ていて思った。
25度のネガティブな表れ方として
【大衆の判断と一過性の皮相性に人格を譲り渡してしまう(ルディア)】。
人格とまでゆくとすごいなと思う。
kyokoさん的に言うと×××に魂を売り渡したような、そういうことなのかと。」


と述べられました。×××は自主規制とさせて頂きます(笑)


Kyokoさんも、イオさんも、Facebookには苦手意識を持っておられて利用されていません。
私もアカウントはあるけど閲覧くらいで、何かを発信するとか、積極利用はしていません。
オープンだけど窮屈な感じがするのですね。


積極利用されている方は、皆さん、同じペルソナをつけて、
同じ方向を向いているような気がして、
見えない部分のペルソナってどうなんだろう?と考えると、
なんかちょっと怖いような気がせんでもない。


ペルソナの裏には何があるのか。
その得体の知れなさの源泉は
ザッカーバーグさんの水星と冥王星のオポジションかなぁ…
と個人的に思いました。

 

(レポート=F)

 

⇒ 牡牛座第5グループ【基礎編】レポート
⇒ 種田山頭火の土星【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ 伊丹十三の太陽【牡牛座24度】のサビアン分析
⇒ バート・バカラックの太陽【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ 美輪明宏の【牡牛座23度か24度】の太陽のサビアン
⇒ サビアングループ研究会

 

 

 

サビアン研究会&講座

種田山頭火の土星【牡牛座22度】 サビアン分析

 

 

牡牛座第5グループ(牡牛座21から25度)応用編のレポートPart2です!


2016年12月23日開催のサビアングループ研究会で
Fさんが発表された内容を、Fさん自身がレポートします。
全容はお伝えできませんが、多少なりともご参考にしていただければ幸いです。

 

今回のレポートのテーマとなる度数は

牡牛座22度のサビアンシンボル White dove over troubled waters.(ジョーンズ版)
『荒れた水の上を飛ぶ白いハト』ディグリー占星術の訳

 

逆行土星とドラゴンテールの合のあらわれと
その課題を克服していく過程をつぶさに辿ることのできた
印象深いレポートでした。(Kyoko

 

白いハト.jpg

 

種田山頭火の土星(牡牛座22度) のサビアンレポート 

 

次は、サビアンレポートの筆者である研究員Fこと、ワタクシのレポート発表です。


今回はなかなか取り上げる人物を決められず苦慮しましたが、
仏教繋がりということで(いつもだけど)、
俳人の種田山頭火さんを取り上げることに。


1882年12月3日、山口県の生まれです。 ソーラーハウスチャート(正午生まれで作成)

 

山頭火のホロスコープ


自由律俳句を詠んでいましたが、紆余曲折を経て出家し、
お坊さんになってお坊さんになりました。


今回のテーマに該当するのは、
牡牛座22度の土星「荒波を越えて飛ぶ白い鳩」すずきふみよし訳)です。


山頭火さんは有名な人なので、
私も彼の詠んだ句をいくつか知っていました。


ただ、松尾芭蕉よろしく全国を行脚して
句作を行った人だということくらいは知っていましたが、
その人生や、人となりまでは実はあまりよく知りませんでした。


なので今回(今回も、というべき?)かなり資料を読み込んだり、調べたりしましたが、
それまで自分の中にあった山頭火さんのイメージが大きく変化し、
自分なりにけっこう彼の本質に触れることができたのではないかと自惚れています。


今回、レポート作成中に色んな面白いことがあったのですよ。


出生時間不明のため、信頼のおける各種資料と首っ引きでレクティファイをし、
何通りか候補を出してみたのですけど、
その中のひとつの月のサビアンシンボルが「火山の爆発」だったとか、
また彼の最後の句集で一番ラストの句が
「鴉とんで水をわたらう」で、鳩と鴉の違いはあれど、
「この句は土星のサビアンシンボルとリンクしてる!」と驚いたこととか、
レポート作成たけなわで、寝ても醒めても山頭火さんのことを考えていた時は、
山頭火さんが私の夢にお出ましになり、
「ウザイ」みたいなことを言われてしまったとか
(単なる夢なんでしょうけど、なんかヒドイ)。


出生図の土星は、その人の人生において乗り越えるべきもの、
心理占星術では人格の成熟過程において必要な経験や方向性を示す天体です。


牡牛座に入っていると堅実さや長期安定を確保するのに必要な努力、
過度の頑固さや過去への執着を抑える必要性のあることを示す
と、私は考えます。


山頭火の頑固さや過去への執着とは何なのか、それを探り出すことから始めました。


そして出生図の土星がソーラーアークやトランシットの刺激を受ける頃になると
旅に出ることが多いと気がつき、そこを中心にレポートを纏めました。


山頭火さんの人生や、そこから垣間見える心の在り方が本当に複雑だったので、
レポートを纏めるのに四苦八苦し、かなり長いレポートとなってしまいましたが、
さすがサビ研メンバーの方々は、そんな稚拙なレポートからも
私の伝えたいことを汲み取って理解してくださり、ホッとしましたよ。


リーダーの石塚さんからは
「土星の働きに注目しながらサビアンの意味を深めていっているのが良い。
土星の意味を、心理占星術的視点から定義し、
そのテーマを人生の中で追いかけていっているところも見えて来て
わかりやすかったと思う。」と嬉しいご評価を頂き、


ファシリテーターのすずきさんからは
「山頭火の太陽は先々月やったランプ(射手座11度)。
身体回帰がひとつテーマとなる度数。
放浪というのは、そういうことでもあるのかもしれない。
お酒は海王星なのかな、酒はテーマになるんだろうか。
そうすればハウスの位置も、もっと考えなくてはいけない。
イベントと併せてもう一度検証の余地はある。」
と基本の部分でのアドバイスが。


レクティファイもさることながら、テーマに該当する天体のシンボルだけでなく、
他の天体のシンボルも併せて考えてゆくことも必要ですね。


今回はホロスコープの中の土星にばかり着目して(必死だった)
他の天体のサビアンシンボルがちゃんと考えられていませんでした。


山頭火さんと同じく、出生図の土星とサウスノードが合のイオさんからは、
それがご自身の人生において、どう表現され、どう実感されているのか、
かなり深く突っ込んだところまで、
その大切な心情をお話しくださり、とても有難かったです。


Kyokoさんからは
「仏教に出会ったということが大きかったと思う。
伝統的な宗教や教義に帰依してゆくというのが、前度数の21度っぽいし
それを22度で実践していっている感じがすごくある。
自分が進むべき道や啓示や導き、救いを求める心で行脚した人。
射手座には、もともと宗教という意味もあるが
牡牛座22度とブレンドされたら、こうなるのかなと。」
と感想を頂きました。


なんだか今回は自分で思ったよりも「面白かった」と言って頂けて、
ちょっと今後の自信に繋がったような気がします(笑)


皆さんから頂いた貴重な感想やアドバイスは、
しっかり心に留めて今後に生かしたいと思います。
(F)

 

 

⇒ 牡牛座第5グループ【基礎編】レポート
⇒ 伊丹十三の太陽【牡牛座24度】のサビアン分析
⇒ マーク・ザッカーバーグの太陽【牡牛座25度】のサビアン分析
⇒ バート・バカラックの太陽【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ 美輪明宏の【牡牛座23度か24度】の太陽のサビアン
⇒ サビアングループ研究会

 

 

 

 

 

サビアン研究会&講座

伊丹十三の太陽 【牡牛座24度】 のサビアン分析

牡牛座第5グループ(牡牛座21から25度)応用編のレポートです!


Fさんのレポート、どんどん、力作になってきましたので
何記事かに分けて記載させていただきますね!


これでも、おすそ分け的な内容といえるボリューム感です。
ご参考にしていただければ幸いです^^


ちなみに牡牛座24度のサビアンシンボル(ジョーンズ版)
An mounted Indian with scalp locks.
『馬にまたがり骸骨の締め具をつけたインディアン』
と、これまで訳出されてきましたが


scalp locks は、『骸骨』ではない、とわかりましたので
本来の意味をとりいれ、すずきふみよしさんが
『頭皮と髪の束をもって馬に乗ったインディアン』
訳し変えられました。 (kyoko)

 

 

ネイティブアメリカン

 

伊丹十三の太陽(牡牛座24度) のサビアンレポート 


牡牛座21-25度の応用編です。


応用編では基礎編で学んだことを踏まえ、
各自がレポートを作成し、発表します。


レポート発表のトップバッターKyokoさんは
映画監督の伊丹十三さんを取り上げられました。


伊丹十三さん、10代20代の人は
もしかすると知らない人もいるかもしれませんね。


「あげまん」「マルサの女」などの作品で有名な映画監督です。


いえ、映画監督というだけでは、正確な紹介ではないですね。
伊丹十三さんは、映画監督の他に商業デザイナー、俳優、エッセイスト、
イラストレーター、CM作家、テレビマンとしても活躍されていて、
非常に多彩な才能を持っておられる方でした。


今回もkyokoさんのレポートには資料が別添されており、
伊丹十三さんのプロフィールや経歴、
レクティファイを兼ねた三重円チャートの検証が何通りも示されています
(これが詳細でボリュームある!)。


多彩な肩書のそれぞれでどんな活躍をしたのか、
その内容の紹介と伊丹十三館の見取り図などもあり、
これを一読すれば彼がどんな人だったのか大体がわかる!
という立派な資料で、ただ単に読んでいるだけでもとても楽しいです。


読んでいると、あぁ彼のエッセイを読んでみたいなぁ、
映画ももう一度観たい…という気持ちにさせられます。


私はレポートを作成するときは、対象に取り上げた人物を徹底的に、
できうる限り調べ上げるのですが(もちろん、自分なりに…ではありますが)、
その人のプロフィールであれ、エピソードの一つであれ、
どれをとってもサビアンシンボルがキラめいていて、どれも重要なのですね。


なのでレポートには「あれも、これも」と色々と盛り込んでしまって(盛り込みたくなる)、
「サビ研レポート牡牛座特大号」的に長大なレポートになってしまい、
いつも泣く泣く書いたところを削っているのですよ。


なので私もkyokoさんやイオさんみたいに
別添資料を作成しようと思うのですけど、
資料をあたって、そこからシンボルを読みに行くだけで
かなり精一杯で、なかなか手が回りません。


基礎編での学習からからレポート提出までの時間をどう割り振り、
組み立ててゆくのか。 私の今後の大きな課題の一つでもあります。


こないだまで月の満ち欠けに合わせるように作成していたのですが、
ズレちゃったしなぁ〜。


さて話しを元に戻しまして、kyokoさんのレポートです。


伊丹さんは1933年5月15日生まれです。
太陽は牡牛座24度から25度に位置していました。

出生時間は不明なので、正午でソーラーハウスチャートを作成。
伊丹十三のホロスコープ

 


Kyokoさんは、いつものように、牡牛座1度から30度までをハウス分けし、
ドデカテモリー、自互公、デーカン、Faceなどの項目で詳細に分析。


そうするとハウスは10、ドデカテモリーは水瓶座になるのですね
太陽の度数域で強調されている天体は、土星と天王星であることを確認します。


出生図の土星は水瓶座17度、サビアンシンボルは「ガードをしている番犬」。


土星はノーアスペクト、かつ、水瓶座なので
太陽の度数域のテーマをリフレインかつ強調する形となり
伊丹さんは太陽のもつ潜在的可能性を発揮できやすいと言えそうです。


そしてまた、牡羊座26度の天王星「持ち切れないほどの贈り物を所有する男」が、
「彼のあふれんばかりの才能を示している」と指摘されています。


う〜ん、なるほど!
イメージの側だけでなく、こうして
理論的にサビアンシンボルの説明ができるってスゴイですよね。
ここまでやろうとすると、全てのサビアンシンボルに精通していないと
なかなかできないだろうなぁ…。


出生時間は不明なので、月のサイン(山羊座か水瓶座)と、
牡牛座と双子座の境目に乗っている金星(12時では0.01度)のサインを探りながら、
彼の人となりや、関わりの深かった人物たちの証言から、丹念に推測していきます。


更に彼の独特な美意識や、仕事中の様子、コミュニケーションの在り方、
好きだったもの、そして奥さんである宮本信子さんとの関わり、
人生のイベントにおけるソーラーアークなど、
様々な角度からの検証を踏まえて出されたレクティファイで、
伊丹さんの太陽は牡牛座24度ではないかと結論づけられました。


続けて牡牛座24度のサビアンシンボル
「頭皮と髪の束をもって馬に乗ったインディアン」の考察では


伊丹さんが日本の文化や、そこに根差す素朴なDNAを守ろうと闘い続けてきたことと、
長いものに決して巻かれることのない、強い反骨精神が、
アメリカ先住民であるインディアンと同質のものであることを指摘され、
更に24度は、第3デーカンの4番目の数字であることから、
数霊や言霊など、4の数字の持つ性質も交えて、
太陽のシンボルである「頭皮と髪の束をもって馬に乗ったインディアン」が
どう表現されていたのかを纏められました。


んー、相変わらず鮮やかで、お見事!
それこそ映画を見た後のような高揚感と満足感のある渾身のレポートでした
(でもkyokoさんまだまだ余裕ありそう)。


その後にかわされるレポートの感想&ディスカッションでは、
「24度はちょっと腑に落ちない」という意見も出て、
それについてまた熱く深い議論が交わされましたが、
牡牛座24度のインディアンでも、25度のキレイな公園でも、
魂の成熟(熟成?)が進めば、
どちらもその人の人生に表出しておかしくないような気がしますし、
そして人間の魂にはホロスコープの全てが備わっていることを考えれば、
一人の人間に全てのサビアンシンボルが入っていて、
その時々の因縁によってそれが引き出されるのだとすれば、
やはり人によってその見え方は様々かもしれません
(すみません、あくまでも私見です)。


でも私はkyokoさんのレポートを拝聴して、
伊丹さんの、家族と一緒に過ごす時間であったり、
何かを自分の手から生み出す喜びを味わい、
そしてお気に入りのものを大切にしたり身近に置いたり、
また美味しいものを作ったり食べたり
…そんな「普通の人間の幸せ」を守ろうとしていたのかな、と感じましたし、
その幸せを脅かしかねない、裏社会的なものを暴き、闘って、
それによって亡くなっていったのだろうと思いますし。


何よりもあの容貌ですよね〜
まさしくインディアンの戦士を彷彿とさせると思いません?


…土星の「ガードする番犬」も。


番犬が出てきたせいか。
伊丹さんってなんだかドーベルマンに似てるような気がする…
(良い子は容姿や見た目でサビアンシンボルを断定してはいけません^^)


やはり私も伊丹さんの太陽は24度のインディアンに一票かな。

(レポート=F)

 

 

 

⇒ 牡牛座第5グループ【基礎編】レポート
⇒ 種田山頭火の土星【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ マーク・ザッカーバーグの太陽【牡牛座25度】のサビアン分析
⇒ バート・バカラックの太陽【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ 美輪明宏の【牡牛座23度か24度】の太陽のサビアン
⇒ サビアングループ研究会

 

 

 

 

 

 

サビアン研究会&講座

サビアングループ研究会レポート:牡牛座21から25度【基礎編】

 

サビアングループ研究会(牡牛座21〜25度)の様子を
メンバーのFさんにレポートしていただきました。


すべては公開できませんので、おすそ分け的なものになりますが
充分、ご参考にしていただけるかと思います^^ (kyoko)

 

牡牛座
www.pakutaso.com

 

 

牡牛座21度〜25度のサビアンを考える(ルディアやジョーンズの解釈も参考に) 

 

毎月第1火曜日はサビアングループ研究会、略してサビ研の日!(第4金曜日もだけど)。

 

サビ研ではサビアンシンボルを毎月5度ずつ研究を進めますが、サインや領域は毎月変わります。

11月は蟹座11度から15度でしたが、12月は牡牛座の21度から25度です。

 

第一火曜日は基礎編で、テーマとなる5度ずつの領域を1度ずつ丁寧に考えてゆきます。

 

まずはリーダーの石塚さんが、

不動宮で地のサインである牡牛座のテーマと、その働き方を解説してくださいます。

 

そして10度ごとの自互公のデーカンの、それぞれの領域について軽くおさらいします。

 

今回は21度から25度なので、第三デーカンの前半となります。

その後、21度から1度ずつ、そのサビアンシンボルの働き方やあらわれ方などの

イメージの作り方を詳しく説明してくださいます。

 

今回の度数域である牡牛座の21度から25度は、不動宮の地のサインですね。

 

牡牛座は五感、感性、価値観。

個人的な物の感じ方、受け止め方などがテーマとなり、

不動サインは、ずっとある状態を長続きさせる、維持するというテーマがあります。

 

 目次

 

 

 牡牛座21度 : 開かれた本を指す指

 

牡牛座は個人的才能を発揮する、自分の才能を自覚する、

体感する、認識してゆくことがテーマですが、

 

今回は第三デーカンの前半の領域なので、

自分の才能を社会的に活かしてゆくことに一から取り組むのだと石塚さんから解説がありました。

 

今、この感想を書き始めて思い出したのですが、

私は子供の頃、習字を習っていて、

進級すると流派の機関誌の「今月の進級者」のところに名前が載るのですよ。

 

5級とか4級の時は、本当に小さく、

それこそ必死で指でたどって探さないと見つからないくらいの小さな文字で掲載されるのですが、

 

初段を取ったら少し大きめの文字で名前を載せてくれるんですね。

文字が大きめなので、すごくみつけやすい。

 

自分で「ほら!ここ!私の名前、ここに載ってるよ!」って、パッとすぐに指させるのですね。

 

子供の頃のことですが、自分が初段に相応しい能力のあること、

そして努力したことを、周りから認められたような気がして、すごく嬉しかったなぁ。

 

21度って、そんな感じなのかもしれませんね。

卑近な例えで恐縮です(;'∀')(書道は結局初段で挫折しましたが)

 

私は書物占い(ビブリオマンシー)のことは知らなかったのですけど、

kyokoさんや、イオさん、知っている人は、

このシンボルを見てすぐに書物占いを連想するのですね。

 

すずきさんによるルディアのキーノートの解説を受けて、

石塚さんが「シンクロを利用しようとしている。

自分の位置がどこなのか、聖書の中のある一部、

全体の中の一部を指さしてみて、自分の状況をシンクロで確認する」

 

と話してくださったのですが、

牡牛座の対向サインは蠍座なので、牡牛座が動けば蠍座も動くのですね。

 

サインが単独で働いているわけでなく、

それぞれ関連しあうサインが相互作用的に働いて、

そこに天体同士のアスペクトの働きなんかも考慮に入れると、

相当複雑になるのですが、同時に素晴らしい立体感も生まれることになりますね。

 

私はサビ研に参加するようになって、ホロスコープがとても豊かな膨らみをもって

立ち上がってくるような感覚を得ることができたのですが、

初めてその感覚を持った時は、自分でも「おぉ!」とても感動してしまいました。

 

きっとそれまで、ホロスコープを、平面上でしか捉えられていなかったのですね。

 

ビギナーに毛が三本の私は、

その生命感を持って立ち上がってきたものを、まだまだ扱いきれていないのですけど、

この感覚はとても大切なものだと思いますし、これからも大切にして深めてゆきたいです。

 

 

 牡牛座22度 : 荒波の上の白い鳩

 

石塚さんの解説によると、二番目の度数なので、オポジションのイメージですね。

原因と結果、因果関係の理解。

刺激に反応しながらうまく度数が動いてゆく、客観化されてゆく様子を示します。

 

21度では文化や宗教などの社会の価値観が

「本」という象徴で示されていましたが、

22度ではそれを超えたもっと大きな体系との関わりになるのですね。

 

サビ研には「(シンボルに)水を見たら無意識だと思え」

という合言葉?があるのですが、

22度の荒波は、自分の中の潜在意識が激しく揺さぶられるとか、

うねるとか、そういうことかもしれないと思いました。

 

鳥は魂の象徴でもあります。 白は無垢の象徴で、とらわれのない心。

鳩は何処かに向かって飛んでいるのだと思うのですが、何処に向かって飛んでいるのかな?

 

そこは潜在意識を超えた向う側、さとりの境地のひとつなのではないかなと思いました。

 

Kyokoさんはこのシンボルを味わって、

スピリチュアル・ワークの有効性が

鳥が一斉にワーッと飛んでくるとか、雲が急に奇妙な形に変化するとか、

そういったリアルな自然の現象で確認できる、という体験を思い出されたのですね。

 

仏教の世界に身を置く私も、

行者さんが命がけの厳しい行を満行(修行を終了すること)したり、

重要な祈願を終えたりした瞬間、晴れているのに柔らかく優しい驟雨が降り注いでくる

(狐の嫁入りのような)という現象を何度か体験したことがあって、そのことを思い出しましたよ。

 

イオさんは

非常に美しいサビアン。

 21度で求めたものが22度で答えとなって来るというのが、繋がり的にもキレイ。

 確認を取ったら、ちゃんと案内や手引きや指導がある。」

と感想を述べられ、私も深く同感しました。

21度と22度で「求めよ、さらば与えられん」と教えられているような。

 

 

 牡牛座23度 : 宝石店

 

石塚さんの解説によると、三番目の度数なのでトラインの働きですね。

発展させてゆく、理解を深めてゆくイメージで、ひとつだけでなく、色々な反応を作って、

時間の中で継続をさせて行く模索の様子です。

 

ルディア版では「高価な宝石でいっぱいの」という文言が付け加えられていますね。

 

すずきさんのキーノートの解説では

「自己価値なのか、他者からの価値、評価なのか。

 そもそも両方の側面が、まさに宝石にあらわれている

 というのがルディアに出てくる。」とのこと。

 

21度と22度が融合したようなシンボルです。

すずきさんはここに火星があるとのことで、

このシンボルと意味には、とてもリアリティを感じておられるようです。

 

参加メンバーから、ここぞとばかりに、すずきさんに質問をいくつか。

内容は内緒ですが、それは私もぜひ知りたい!

 

すずきさんは皆さんの質問に丁寧に答えて

「この度数に天体を持つリアリティ」を話してくださいました。

 

イオさんは

実例があるとわかりやすい。宝石店は好き。羨ましい。

 キレイできらびやか。商品として並べるまでは磨かれるし、

 色々加工されたり、元の性質を消されたりすることもある。

 そこに並べられるまでたくさん苦労があるんだろうな、

 才能のある方が多いんだろうな。」と感想を述べられました。

 

すずきさんは、

サビ研では基礎編でジョーンズの原典の訳文の提供と、

ルディアの解釈の解説をしてくださるのですが、

それがとても素晴らしいのです。とてもとても深いのですね。

 

どれだけ時間を費やし、どれだけ集中して、どれだけ突き詰めてこられたのか。

 

その過程は今なお途中なのかもしれませんが、

私はすずきさんの解釈にある種、独特な透明感といいますか

(透明感なのに独特とか、ちょっと変だけど、

 語彙の少ない私にはそう表現するしかなく…)

そういったものを感じるのですよ。

とても純度が高いのですね。 それはまさに「宝石」と呼ぶにふさわしい。

サビ研ではその素晴らしい宝を、惜し気もなく見せてもらえるので、とても幸せです。

すずきさんの努力に心から感謝します。

 

 

 牡牛座24度 : 頭皮と髪の束をもって馬に乗ったインディアン

 

石塚さんの解説では、4番目の度数なので、スクエアの働きです。

4つのエレメントが揃って具体的目標、焦点を意識しながら、社会的役割を担って行く様子です。

「個人の特徴を社会的な価値観として定着させたり、

 社会的価値観に合わせて個人の才能を表現する努力を考えると良い。」

とのことですが、なんだかちょっと怖い感じのシンボルですね。

 

ジョーンズ版ではこのシンボルは

A mounted Indian with scalp locks.」となっていて、

scalp locks ってなんやろね? ということで

石塚さんとkyokoさん、イオさんの三者の間で

それぞれ交わされた意見がとても面白くて参考になりました。

 

それにしても、皆さん本当によく色んなことを知っておられますね。

聞き耳を立てながら、気になった言葉はメモっておいて、

後でネットで調べたりすると思わぬもの(自分にとってですが)を掘り当ててしまったりするので、

非常にお得感があります(キャッホー!)

 

しかも聞いてるだけでもすごく面白いんです。

 

すずきさんの解説では

「戦利品の証。日本でも戦国武将が首を切ったりしていたが、それと同じ。

 取った相手の部族に示すことで【制圧のシンボル】となる。」

 

「自然というものも結構重要。

 ここまでの3度ではそうでない側面が強かったが、

 文化や体系の範疇にいるというよりは、そこから自然の方に回帰するような感じ」とのこと。

 

ここにスクエアの働きを見ようとすると

何となくワクとか、固定的なものをイメージしてしまいがちな私は、

テリトリー意識が強まるということなのかな?と考えました。

 

牡牛座の生命力といいますか、生命欲といいますか、

その強さが、それまで収まっていた土地からワーッとあふれ出して、近隣を浸食してゆく。

そうやってワク(テリトリー)を押し広げて行く。 そんな風にイメージしてしまいました。

 

Iさんは

「前の度数が宝石で、価値がありみんなが欲しがるもの。

 でも今度は戦い。戦争や奪い合いは美しい女性、

 相手国の資源や資産を巡っておこる。

 価値があるものやキレイなものというのが出てくると、

 戦いや奪いというのが出てくるのだなと思いながら聞いていた。」

 とのこと。

 

なんかちょっと私の考えていたことと似てる?

 

石塚さんが

「蠍だけでなく、4つのエレメントが働いて全体で動こうとする度数」

であると言われましたが、

イオさんがとてもとてもわかりやすく纏めてくださったのが

「なるほど!」でとても参考になりましたよ。

 

 

牡牛座25度 : 手入れの行き届いた大きな公園

 

石塚さんの解説では、5番目の度数なのでクインタイルの働きです。
その前の度数で努力してやってきたものを
全体の中での意義をしっかり認めて利用してゆく様子が見られます。

 
「領域の最後の度数なので要点をピックアップしながら、
エッセンスを活かしながら全体に還元してゆく過程を考えると良い」
とのことですが、24度のシンボルと比べると、ずいぶん雰囲気に差がありますね。

 
すずきさんの解説では
「みんなが一緒に分かち合うような共同体にいるが、
個人の価値や個人の業績は際立って見えてくるようになっている。」
とのこと。

 
公園は文字通り公共の場で、誰でもが使用できる場ですが、
大きな催しなどが行われていたら別でしょうけど、
公園にいる人々って、それぞれ個々に好きなことをやっていますね。
散歩をしていたり、ベンチや芝生に座って語らっていたり、本を読んでいたり…。


ウォーキングやランニングしていたり、最近ではポケモンGO!をやっている人も
けっこう公園の中をゾロゾロ歩いていたりします。


同じ場にいるんだけど、それぞれ違うことをやって、
自分の時間を楽しんでいるわけですが、そこがとても牡牛座っぽいなと思いました。

 
ディスカッションではkyokoさんは
「公共福祉のために公園を造ろうというのが牡牛っぽい発想だと思う。」
と述べられ、以前、ランドスケープデザインのお仕事をされていたこともあり、
都市の中に公園を造ることの重要さを説いておられましたが、
その一方、世間ではあまり公園が好きではなく、
利用しない人もいるし、反対に利用したくてもできない人もいるという意見も。

 
そこからかなり深い意見のやり取りとなり、
石塚さんが「まだ客観化の余地がある」と締めくくられました。
私も自分なりに考えてみましたが、
牡牛座は牡羊座から数えて、2番目のサインである
ということも関係あるのかもしれないと思いました。

 
基礎編でじっくりシンボルの意味や解釈の方向性を学んだあとは、
応用編でそれぞれが作成したレポートを発表です。
皆さん、基礎編で学んだことだけでなく、
それまでの知識や経験、自分なりの解釈やイメージなど、
ありとあらゆるものを駆使して
本当に自由で素晴らしいレポートを毎回発表されていて、
私は応用編、いつもすごく楽しみにしているんですよ。

 
その自由な創造性を引き締めて、
サビアン占星術としての骨子…重要な芯を与えてくれるのが
基礎編での学びだと私は思っています。(F)

 

 

⇒ 牡牛座第5グループ【基礎編】レポート
⇒ 伊丹十三の太陽【牡牛座24度】のサビアン分析
⇒ 種田山頭火の土星【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ マーク・ザッカーバーグの太陽【牡牛座25度】のサビアン分析
⇒ バート・バカラックの太陽【牡牛座22度】のサビアン分析
⇒ サビアングループ研究会

 

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サビアン研究会&講座

蟹座16・17・18・19・20度【応用編】の感想@サビアングループ研究会


基礎編に引き続き、メンバーのFさんに、応用編の感想を書いていただきました。


メンバーそれぞれが自由に研究している様子が、伝わればと思います。
蟹座16・17・18・19・20度の研究内容までは公開していませんが
テーマとして取り上げられた人物の生き方や、ちょっとしたエピソードから
この度数域の特徴が、多少なりとも、浮かび上がるのではないかと思います(Kyoko


海辺の蟹


基礎編でじっくりそれぞれのサビアンシンボルの学習をしたあと、
応用編では、それぞれが作成してきたレポートを発表します。
11月のテーマは蟹座16度から20度です。
 

 Kyokoさんの太陽(蟹座16度)と水星(蟹座18度)
 細野晴臣さんの太陽(蟹座16度か17度)

 

ァシリテーターのkyokoさんは、ご自分の蟹座16度の太陽と、蟹座18度の水星、
そして細野晴臣さんの太陽(蟹座16度か17度)を併せてのレポートです。

まずはご自身の太陽、水星、そして細野晴臣さんの太陽は
課題となっている領域の中でも、どういうハウス区分、
ドデカテモリー、デーカンに属しているのか、Faceはどうなのか、
数種の分析軸を使って一覧表を使って細かく分析されています。


これらの分析から導き出された情報は、
その人にサビアンシンボルがどう表現されているか、
なぜそのような表れ方をしているのかを考えるためにとても役に立ちますね。


蟹座16度のサビアンシンボルは
「男がとても古い書物を頼りに、自分の前にあるマンダラを研究している(ルディア版)」
「広場の前で、手書きの巻物を広げている男(ジョーンズ版)」


Kyokoさんは、どちらのシンボルにも「懐かしい」感触を持たれているのですね。


マンダラを見ている私たちは「今、ここ」を生きているのですが、
マンダラに描かれているのは時間も空間もない、広大無辺の大宇宙の真理。


私は普く全てのいのちはこのマンダラに描かれている世界からやってきて、
また同じマンダラの世界に還ってゆくのだと信じているのですが、
kyokoさんは、このサビアンシンボルにアクセスすることで、
自分自身の、そして人類のルーツと繋がっているとのこと。


太陽ですので、それらが仕事
(現在は占星術家としてクライアントに向き合う、それ以前はガーデナー)
にどのように活用され、表現されているのかを、
ご自身の経験や前出の分析情報を使って説明されていて、とても興味深かったです。


また、16度は
「自分と他者との【相互作用性】にことさら着目する特性があるのではないか」
と独自の見解を発表され、私も16度に天体があるので、
自分の体験による実感と照らし合わせて、深く頷くところです。


細野晴臣さんの太陽(蟹座16度or17度)についての考察は、
ご自身のレポートの補足的参照として作成されたとのことですが、
これもとても素晴らしい内容でした。


細野晴臣さんを「名前を聞いたことがある」程度の知識しかない私でも、
その人物像が肉感を伴ってイメージできましたし、
魂のベクトルのようなものも、出生ホロスコープを確認するだけよりも
かなりわかりやすく理解できたように思います。
 

 

 笑い飯哲夫さんの土星(蟹座17度)と水星(蟹座18度)


は、占星術、タロット、数霊など、
複数の占術を用いて鑑定をされている占い師のIさん。
鑑定歴は長く、懐が深くて性格も明るいので、
多くのファンに愛されている方です。


Iさんの研究テーマは、お笑いタレントの笑い飯哲夫さん。
蟹座17度に土星をお持ちです。


Iさん曰く
「土星なので、深いところでの影響だと思うのですが、
太陽山羊座で、クリエイティブな仕事をされている人なので、
使いこなしているのではないか?」とのこと。


蟹座17度のサビアンシンボルは
「1つの原種から生じる多層の可能性の開花(ルディア版)」
「胚芽が知識と生命に成長する(ジョーンズ版)」
です。


17度のサビアンシンボルはどう動き、表現されていったのか。
数霊の理論や、蟹座17度が受ける他天体の影響、
ホロスコープにおける17度の特性、様々な角度から考察し、
わかりやすい言葉でスッキリと簡潔に纏め上げられました。


中でも私は、基礎編でのすずきさんのシンボルの解説から得た
イメージの膨らませ方に心を惹かれ、とてもIさんらしいと思いました。


笑い飯哲夫さん、私はたまにテレビでお見かけするくらいで
興味もそんなになかったのですが、彼もまた、
自分の置かれた場所で可能性の限りを尽くして成長を遂げる、
素晴らしい蟹座の生命力の持ち主であることを知ることができました。
今度YouTubeでじっくり笑い飯を観てみよう(^^)

 

 

 市田ひろみさんの太陽(蟹座18度)

 

こと、Fは、蟹座18度に太陽をお持ちの服飾評論家、
市田ひろみさんを対象として取り上げてみました。


サビアンシンボルは
「雛の餌を探して土をほじっている雌鶏(ルディア版)」
「ひよこのためにほじくり返している雌鶏(ジョーンズ版)」

蟹座のテーマを体験できるような環境を作ってゆく度数ですね。


実は私は市田ひろみさんのことをあまり知らなくて、
「缶入り緑茶のCMに出ていた、いつも着物を着ている京都弁のおばさんタレント」
くらいの認識しかなかったので、
この人の人生のどこに「雌鶏」が表現されているのだろうと
軽い気持ちで選ばせてもらったのですが、認識が甘かった(笑)。


おばさんタレントどころか、世界中で大活躍しているスーパーウーマンだったとは…。


多岐に亘る活動ぶりを追うだけでも本当に大変でしたが、
しかし資料を読み込む、足で調べる、など丹念に追うことで、
蟹座18度のサビアンシンボルだけでなく、
今回の課題領域である蟹座の16度から20度のシンボルの流れのようなものを、
彼女の人生から見出すことができました。


今回、私はなかなか取り上げる人物が決まらなくて、
他に適当な人が思いつかないので、なんとなく市田ひろみさんに決めたのですが、
彼女の壮大な人生や深い思考を追うことは、とても素晴らしい作業でした。


彼女を知るごとに私自身も励まされ、慰められましたし、
彼女の知に触れて、私の知識も少し増えたように思います。


おそらくサビ研に参加していなければ、
このまま市田ひろみさんには関心を持たず、
よく知ないままだったでしょう。


彼女のことを多少なりとも知った今となっては、
それはとても勿体ないことだと思います。
そういった出会いや再発見も、サビアンシンボル研究の楽しさの一つですね。

 

 

 ニコラ・テスラの太陽(蟹座18度)


ァシリテーターの北園イオさんは、
天才発明家のニコラ・テスラさんをテーマに選ばれました。


回転磁場を発見し、電気事業の発展に大きく貢献した人物です。
なんと、あの発明王エジソンのライバルだったのですね。
テスラさんも蟹座18度に太陽があって、
これは私が取り上げた市田ひろみさんと一緒です。


同じ蟹座18度の太陽でも、表れ方は様々だと思いますが、
テスラさんの場合はどう出ていたのか? 何か共通するものは見出されるのか?
とワクワクしながら拝聴しました。


今回、イオさんのレポートには、
彼の人となりや人生、業績などを簡略に纏めた「テスラ小伝」がついていて、
これがまたとても面白くて、ついつい引き込まれてしまい、
夢中になって読んでしまいました。
すごく得した気分になってしまいましたよ(^^)


テスラさんの最大の関心事は「自然界のエネルギーを最大限に引出す事」にあり、
それが成功すれば、人類は多大な恩恵を受けることができる。


それはまさしく、「ひよこのためにほじくり返している雌鶏」のイメージに重なりますね。


あまりにも時代を先取りした天才だったため、
なかなか理解されずにマッドサイエンティスト扱いをされたこともあったとのこと
(確かにテレビでもマッドサイエンティスト扱いしている番組を観たことがあります)。


しかし現代に生きる私たちも、
彼の頭脳から生まれた多くの発明によって
多大な恩恵を受けていることを考えると、
私たちもまた、彼の「ひよこ」なのかもしれないなと思いました。


病気やケガで常宿のホテルに戻れなくなった時、
飼っていたハトにエサをあげるよう、人に頼んでいたというエピソードも、
蟹座18度のシンボルがそのままストレートに出ているみたいで新鮮でした。


そのことにもとても興味が惹かれたので、
私も周りの人の太陽のサビアンシンボルをちょっと調べて、
その人の言動を観察してみようと思います。

 

 

 フリッツ・パールズの太陽(蟹座17度)

 

らがリーダー石塚さんは、
ゲシュタルト療法で有名なフリッツ・パールズさんを取り上げられました。
以前から心理学にかなり興味を持っている私には、とても勉強になりました。


メンバーの中でフリッツ・パールズさんを知っている人はいませんでしたが、
私を含め、皆さんゲシュタルト療法を何等かの形で受けていたり、
実際に目にしたりしたことがあって、名前はそんなに知られていないけれど、
心理療法の進歩に大きな貢献を果たした人なのですね。


今回のテーマに該当するのは蟹座17度の太陽。
出生図を見ながらチャートの要点を解説、
ソーラーアークで人生の重要な時期を追いかけながら、
ゲシュタルト療法へのアプローチとなる重要なテーマが
形成されているタイミングを確認してゆきます。


石塚さんの解説を追いかけるのは、
ビギナーに毛が三本生えたくらいの私はいつもけっこう必死なのですが、
後でレポートを見ながら録音を聴き直してみると、
ものすごくわかりやすくて、なるほど!と一人で何度も頷いています(笑)


ゲシュタルト療法そのものが
フリッツ・パールズさんの太陽のサビアンシンボル
「知識と生命に成長する胚芽」に通じているのですね。


なぜそう考えられるのか、太陽の関連する時期を追いながら、
テーマの深まりを考察されている部分がとても参考になりました。


私もレポートを作成するときにはソーラーアークはチェックするのですが、
テーマとなる天体が動くと、そのシーンでのシンボルの働き方がどうなるのか、
イメージしてゆくことがまだまだ下手でレポートに活用できていません。
次のレポートを作成するときは、そこをもっと意識してみようと思います。蟹


 サビアングループ研究会